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わくわくブログ 2012年7月2日~2014年3月31日

【担当】 月曜…池田光、火曜…坂本欣也、水曜…沢井淳弘、木曜…西端努斗夢、金曜…小笹正洋、土曜…浜本美佐子 日曜…ゲスト


  

2014年3月31日(月)
YB君の形見分け                                         月曜担当…池田光

ドイツの哲学者フードリッヒ・シェリング(1775-1854)の対話編「ブルーノ」の翻訳原稿が送られてきました。
分厚い手書き原稿です。
200字詰め原稿で、約800枚弱。
一冊の単行本ができる量です。
訳者は、大阪大学名誉教授の茅野良男氏です。
この翻訳原稿は、『世界の名著 フィヒテ・シェリング』(中央公論社)に収められています。

僕は、自筆原稿が大好きで、著者がたんねんに綴った自筆の原稿を読むと、なんだか著者と直接的な交信をしているように思えるのです。
書き綴って、削除して、書き加えて……。
こうして出来た原稿には、頭が下がります。

この原稿の束を持っていたのは、一昨年前に亡くなった、僕の親友のYB君です。
彼は、この原稿を自室に置いていたそうです。
古本屋のYB君のことは、先週のブログにも触れましたし、何度か書かせていただきました。
この原稿は、「YB君を偲ぶ会」でお会いした古本屋さんから、「形見分け」として送られてきたのでした。
届いた原稿を手にしたとき、古本屋さんの温かさと、亡くなった友の意思のようなものが感じられ、しばし言葉を失いました。

月曜担当…池田光




2014年3月28日(金)
二度とない人生 二度とない「いま」                              金曜担当…小笹正洋

以前にご紹介しました、大阪市内の古本屋さん「青空書房」の店主
坂本健一さんからの学びです。




①助平は大切。色気は必要。

(卑猥な意味ではなく、魅力的な人でありたいですね。
そのためのエネルギーは必要ですよね。)



②プロのストリップの女性を見ていても、一生懸命にお客さんを喜ばせようとして
裸になっている踊子もいれば、お客さんを小馬鹿にしたような目をしている踊子もいる。
どんな稼業でもお客さんを喜ばす事を忘れたらあかん。

(仰るとおりで、生きていく上で人を喜ばせることが最上の使命ですよね。)



③嘘をつかない人はいない。ただ、自分に嘘をついてはいけない。

(自分の本心、心の声に素直になれる生き方をしたいですよね。)



④「過去論」という考え方があって、今この瞬間がすべて。
すべてが過去。今この瞬間も実はもう過去。
過去を悔やむより、いまを大事にする。
未来のためにいまをいきる。

(いま、ここ、自分に意識を集中させることを改めて自覚させて頂きました。
瞑想により、雑念妄念を取り除き、無念無想、三昧境への覚醒をしていきます。)



⑤偉い人や有名な人の書いた本より、波乱万丈の人生を経験している人の
小説を読んだ方が良い。
例えば、山本一力さん(山本さんと坂本さんは心友)のような。
自己啓発書なんて読まなくて良い。ビジネス書の内容も嘘が多い。

(確かに、ビジネス書やノウハウ本を読んでも、その場ではなるほどと思っても
心がワクワクしないんです。これは、著者が悪いわけじゃないんですけどね。)


そんなやりとりの中で、最初にご推薦頂いた書物は。。。




それは、次回にご紹介してみたいと思います。

金曜担当…小笹正洋




2014年3月27日(木)
幸せを実感する方法                                     木曜担当…西端努斗夢

「今、あなたは幸せですか?」という問いかけられた時、皆さんは何と答えますか?
私は、即座に「はい、幸せです」ときっぱり言い切ります。
なぜなら、いつでも幸せを実感することが可能だからです。
では、どうやって幸せを実感するのか?
私の方法をご紹介します。

1.まず息を止める
2.苦しくなるまで我慢する
3.これ以上我慢できないところまで来たら息をする

普段、無意識に呼吸していますが、空気を吸えることがどれだけ楽で幸せか実感できます。しかも、空気はタダなのです。こんなありがたいことはありません。
生きていることがラッキーであり幸せだと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2014年3月25日(火)
「育てることで、育てられる」                                  火曜担当…坂本欣也

先日、入社前の新入社員研修を実施してきました。

19歳の高卒者から29歳の途中入社の人まで、幅の広い約20名が集まっていました。

大きなテーマは、「理想の人財になる」
学生と社会人の意識の違い、社会人としての言葉づかい、社会人としての振舞い方・マナー。
畳の部屋で立ったり座ったり、立ち姿勢やお辞儀の練習、車座になってのディスカッション。
一日楽しく過ごすことができました。

学生と社会人の意識の違いのディスカッションの中で、
「社会人とは社会に影響力と責任を持つ人である。自分たちが立派で尊敬される人になること、立派な尊敬される人を育てることが社会に対する責任である。立派で尊敬される人ばかりになると、幸福で平和な社会が実現できる。それが社会人として生きる目的使命である」
と皆で話し合い、定義付けました。

若い人達を教えるとき、私自身にとっての学びがより大きいと感じます。
言葉を噛み砕いて、具体的な事例を以て話をする必要が増すので、より考えながら話をするから。
スポンジのように真剣に学び取ろうとする好奇心を持った眼差しに対し、より応えようとするから。
自分自身も基本に立ち戻れ、初志を思い出すことができるから。

初めは学生っぽい表情や振る舞いが多かった受講生でしたが、夕刻の終了時にはシャキッと背筋を伸ばした、精悍な大人っぽい顔つきに変わっていました。

そして、私自身もいつも以上にエネルギーをもらい、背筋を伸ばして帰宅することができました。

人は、育てることで、育てられる。

4月5月と若い人達への研修が続きます。
初志に戻れる、この時期が毎年楽しみです。

火曜担当…坂本欣也




2014年3月24日(月)
是ヨリ先ハ夢ノ中                                          月曜担当…池田光





先週の水曜日に、

親友のYB君を偲ぶ会がありました。

YB君は古本屋さんをやっていて、
一昨年の末に、仕事場でひっそりと亡くなったのでした。
まだ50代半ばでした。
彼の親友は僕しかいなかったし、
僕にとっても高校時代からの親友は彼だけでした。
この世に彼がいなくなったことが淋しく、
本ブログでも、昨年7月22日、8月5日のブログにそのことを書きました。

冒頭の「YB君を偲ぶ会」を主催したのは、
ある古本屋さんで、その夜は7名が集いました。
5名が古本屋さんの店主たち。
1名が神戸古書店組合でアルバイトをしていたうら若き女性。
そして、僕。

YB君の最後のまとまった本が大学に売れて、
多少の資金ができたらしく、
これをもとにして開催された会なのでした。

嬉しかったのは、
三時間余りの間、ずっとみなさんがYB君のことを話し、
彼を偲んでいたことでした。
僕の知らなかった側面が見えてきました。

彼は古本屋さん仲間のソサエティーで楽しくやっていたようだし、
未来に希望を持っていたことも知りました。
慰められました。
また、古本屋さんのみなさまの温かさみたいなものが伝わってきました。

ですが、まだ半分、彼が亡くなったという実感がありません。
いつでも会えるような気がして、
あの世とこの世の境界が曖昧なものに感じられるのです。

生と死の間に厳然たる境界線が引かれているように感じたのは、
青年期の頃でした。
今では、そんなにはっきりと線引きすることではなかろうと思えるし、
どうも、あの世とは地続きのような気がして、
この世の道を歩いていくうちに薄暗くなってきて、
淋しいところに出たら、
「是より先は黄泉の国」
という標識が立っているように感じられるのです。

……石彫家の川井信一さんの『風のであい』という本に、
「是ヨリ先ハ夢ノ中」
という作品がありました。
そのページと重なってきました。
川井さんの本では、前半部分はこの世の日常が描かれています。
そして、「是ヨリ先ハ夢ノ中」というページを堺にして、
後半部分に夢の世の世界が描かれているようで……

生と死の境界もそのようなものではなかろうか。
そんなふうに思えるのです。

月曜担当…池田光




2014年3月21日(金)
読書・・・                                              金曜担当…小笹正洋

湧くわく本心塾の潜学講座が、来期4月より大阪倶楽部で開催できる事となりました。
参加者の皆さんのセルフイメージが大いに高まるような予感がしています。


大正浪漫を彷彿させる華やかさと、威風堂々とした面持ちの建物は、
その存在だけで淀屋橋の景色とマッチしつつ、一帯の雰囲気を
引き締めています。 


大阪倶楽部は、日本銀行大阪支店の跡地に、大正3年(1914)9月に竣工。
大正11年(1922)に出火焼失した後、焼失から僅か22カ月後の大正13年(1924)5月に
現在の姿の建物が竣工。

竣工から90年を迎える歴史ある建物です。



さて、大正時代といえば、自分にとって強烈なインパクトを与えてくれた小説があります。

「天切り松 闇がたり」浅田次郎(著)


天切り松と呼ばれる粋なお爺さんが、大正ピカレスクの香りを昭和の時代の刑務所内に
持ち込んで、その侠気と人情の語り部が、囚人や看守たちの心を揺さぶっていくという
お話しですが、何ともいえない人間模様がたまりません。


なぜ、「天切り松」なのかって?


それは、読んでのお楽しみ♪


浅田次郎ファンならずとも、ご一読の価値あり。


大阪倶楽部にご参加の前に、大正カラーに染まってお越し頂きたい次第です。

金曜担当…小笹正洋




2014年3月20日(木)
選抜大会                                            木曜担当…西端努斗夢

第86回選抜高等学校野球大会がいよいよ明日から甲子園球場で開幕します。
選抜大会といえば、野球だけがメディアに大きく取り上げられていますが、野球だけでなく様々な競技の選抜大会が各地で開催されています。

このうち、私が注目しているのは三重県熊野市で開催される第32回全国高等学校ソフトボール選抜大会です。
岐阜の多治見西、兵庫の須磨ノ浦女子、山形の上山明新館、岡山の創志学園など、これまでに取材させていただき、お世話になった高校が出場しているからです。

ソフトボールに限らず、どの競技も全国大会に出場するチームは、それなりの実力を備えています。まして、勝ち進んでいくチームに実力差はほとんどありません。そこで勝敗を分けるのは、どれだけ勝利の女神様に好かれているかだと思います。
挨拶や感謝の心、整理整頓など、女神様に好かれることを技術以上に厳しく指導しているのが好成績を収めるチームを率いる監督の共通点だと取材を通して感じました。

木曜担当…西端努斗夢




2014年3月18日(火)
「言葉の力」                                            火曜担当…坂本欣也

この日曜日、10キロマラソンを走りました。
奈良県東部の宇陀という山あいの街です。
お天気も良く、美しい風景を見ながらの川沿いのランは、とっても気持ちよかったです。

途中までは・・・。

5キロを過ぎたあたりから、丘陵地帯の道を走ることになりました。
アップダウンが延々とつづく道です。

筋力不足の足が、段々重くなってきて、上がらなくなってきました。
そんな時、心も弱くなってきます。頭もモウロウとしてきました。
少し歩こうか。。。 ここで一回休もうか。。。

そこで、「がんばれ!がんばれ!」「いけるぞ!いけるぞ!」
自分で自分を励ましました。
すると、身体に力がぐんぐん入ったような感じがして、足が上がるようになりました。

なんとかアップダウンを抜け切った時はあと2キロ少し。
町の人たちが道沿いに立ち、大きな声援を送ってくれました。
「あともう少し。がんばって!」「ゴールは近いよ!」
これで最後のラストスパートへの力が、また湧いてきました。

最後の1キロは、一番観客が多いメインストリートです。
見知らぬランナーにも、手をたたいて、温かい声援を送ってくれます。

私は、「ありがとう!ありがとう!」と言い続けました。
すると、疲れは吹っ飛び、最後のラストスパート。
気持ちよくゴールインできました。

記録は48分50秒。
自己ベストは更新できませんでしたが、あのアップダウンを考えると満足の数字です。

それ以上に、改めて言葉の力、自己暗示の力、応援の力を、身体を以て実感できたことが良かったです。
「一隅を照らす」周囲への言葉がけ、日常の中でもっと意識してやっていきたいと思いました。

火曜担当…坂本欣也




2014年3月17日(月)
百年生きるとはどういうことか                                  月曜担当…池田光

先日、若宮幾馬先生とお会いしました。
南海電鉄・難波駅付近の喫茶店でお話し、
お昼ご飯をご一緒しました。

近く若宮先生の御著書『「詩経」と中国古典』を
湧くわく本心塾から発行するので、
その編集にまつわるお話をさせていただいたのでした。

この本には、序文に、若宮先生の師である、
伊與田覺先生のお言葉をいただくことになっています。
お昼ご飯をとる前に、携帯でお電話していただきました。
私も途中で代わり、
伊與田覺先生に、序文のお願いを再確認させていただきました。
かくしゃくとしたお声で、端的に要点を話される先生。
先生は背筋がピンとされているのですが、
そのお声にも真っ直ぐな「背骨」のようなものを感じました。
とても百歳(数え)とは思えないほどです。

その日の夜、
私は伊與田覺先生宛への手紙をしたためました。
そして、若宮先生の本のゲラとともにお送りしました。

それからしばし、百年生きることとはどういうことかを
考えておりました。
百年生きると、導いてくれる先輩はもうこの世にはいません。
「自分以外はすべて師」という言葉がありますが、
やはり自分より年上の尊敬できる先輩の存在というのは格別です。
もはや、そういう存在がいないとは、どういうことか。
なんとも言えない淋しさのようなものを想像してしまうのですが、
そうなのでしょうか。

伊與田覺先生の危機は、昭和58年の暮れ、
師の安岡正篤先生が亡くなったときに訪れたと思います。
先生は山に隠れ、『論語』を墨筆でお書きになりました。
これが『現代訳 仮名論語』です。

奥様にも一昨年前に先立たれました。
その哀しみは、自分とともに歩んできた親しい同世代がいなくなるということです。
先輩もなく、同世代もなく……。
ただ、後輩たちが慕うという世界とは、どういうものなのでしょうか。

「託す」
このお気持ちは大きいと思います。
現在も講演などで東京にも出かけられ、お忙しいとお聞きしています。
想像するに、一回一回のご講演に
「託す」という祈りがこもっているのではないでしょうか。
しかし、このような状況の中で生きる、
実存的な心境とはどのようなものなのか。

その日の翌朝、私は早く目覚めました。
午前3時過ぎ……。
亡くなった親友や、
今は会わなくなった親しい人のことが夢のような感じで思い出され、
真っ暗な部屋で息苦しくなったのです。
新しい出会いよりも、古い付き合いに親しみを覚える老いのようなものを感じました。
そして、伊與田先生の百年生きるということに、
私はまた、思いを馳せたのでした。

月曜担当…池田光




2014年3月15日(土)
調べれば調べるほど……                                  土曜担当…浜本美佐子

 今月、日本語表現のセミナーを行うので、あらためて敬語について調べてみた。
 いわゆる、「バイト敬語」が間違いだらけなので、その辺りも使って面白いネタづくりをしようと、敬語に関する本を読み漁り、インターネットも探った。

 インターネットを検索すれば楽な反面、どこまでが正しいものか信憑性に欠けるため、10種類以上は調べるのだが、調べれば調べるほど、わからなくなることもある。

 たとえば「おられる」。
 1. 謙譲語「おる」に尊敬語の「られる」がつき、二重敬語で誤りとする説
 2. 1で誤りとされていたが、使う人が増えて「市民権」を得たという説
 3. 「おる」は尊敬語ではないので大丈夫とする説
 インターネットだけでなく書籍も含め、資料によって書いてあることがバラバラで判断がつかない。

 調べるにつれ、深みにはまっていく。「こんな説も、あんな説もある」と羅列した上で、個人的見解を述べるしかない。
 私は、1と思って、使わないよう心掛けてきたのだか、どうも決め手に欠ける。個人的な意見を述べると、「いらっしゃる」を使うのが、尊敬度も高く無難なのだろう。うーん、敬語は難しい。

土曜担当…浜本美佐子




2014年3月14日(金)
3月11日                                             金曜担当…小笹正洋

先日、3月11日を迎えました。

あの時から3年が経過しました。


早いもので、

という感覚にはなれない。

関西に住んでいる私達にとっては、

「あの時から3年」

ですが、

当事者の方たちにとっては、まだ心の傷が癒えない中で、
毎日が復興に向けての現在進行形の生活をされています。



そして、何よりも

明日も生きていたいと思いながら、
その日を迎えることが出来ずに命を落とされた
多くの犠牲者がおられること。

一人ひとりが被災地の方々に出来ることは僅かかもしれません。



「最も大切なボランティアは、自分自身が一生懸命生きること」

とは、アジア各国の貧困地域の撮影・調査・支援をされている
NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事の池間哲郎氏の
活動の原点の言葉です。


たとえ大きなことが出来なくても、
一生懸命に生きることなら誰でも出来る。

そう心に誓いたい。



改めて、犠牲者の方々に哀悼の念を込めて

黙祷


http://www.youtube.com/watch?v=L75hoO-v9hc

金曜担当…小笹正洋




2014年3月13日(木)
お金の使い方                                         木曜担当…西端努斗夢

お金には入るのと出るのと2通りがあります。
私は、どうしたらお金が儲かるかについては一所懸命に考えるのですが、お金の使い方については、あまり考えずに無駄遣いをして反省することがあります。

貧乏人は、お金を稼ぐことばかり考えて使うことをあまり考えない。それに対して、本当のお金持ちは稼ぐこと以上にお金の効果的な使い方を考えるそうです。

以前、その例え話を聞いて私はとても感動しました。

かつて、新潟で飢饉が3年続いたことがあったそうです。その時、大地主であり豪商の当主は何を思ったのか、「庭に築山をつくりたい」と言い出し、「ただし、道具は一切使わず、手で土を運んでつくって欲しい」と周辺の農家の人に頼んだのです。
道具を使ったら早く築山ができるのになぜ手で運ぶことにこだわったのか不思議に思ったのですが、手で土を運ぶことはお年寄りも小さな子供も誰でもできます。当主は、土を運んでくれた一人ひとりに同じ賃金を払ったのでした。
3年半かけて築山が完成した時、農家の人たちは、「ご当主のお陰で私たちは飢え死にせずにすみました」と言って感謝し、この家ははさらに発展したそうです。

この話を聞いた時から、私はこんなお金の使い方ができる人間を目指してはいるのですが……

木曜担当…西端努斗夢




2014年3月11日(火)
「3.11、初志」                                         火曜担当…坂本欣也

池田塾長は、「湧くわく本心塾」の発足を考えた背景には、東日本大震災の時のリーダー達の姿にふがいなさを感じ、また危機感を持ち、それ故に、志高く、泰然自若とした未来のリーダーを育てたいという思いがあったと、お話しされます。

リーダーになるには、他人を治める前にまず己を修める、「修己治人」が必要とし、
そのために、儒教と天風哲学を軸に、私たちは学んできました。

正直、私自身、常に3.11を意識して行動してきたというと、嘘になります。
関西から見ると、関東は比較的東北に近く、被災地に実家がある人達、ボランティアで通っている人達と出会う機会が多くあり、その度に胸が詰まる思いがあります。
自分自身、何もできていない。

今日改めて3.11、「私に何ができるのだろうか?」を問い直したいと思います。

昨日の池田塾長のブログは、「継続」について書かれていました。
私は、改めて、「湧くわく本心塾」の目的と意義を思い返しました。

湧くわく本心塾は、互師互弟で、志を高め合おうとする集まりです。
儒教や天風哲学などの教えをベースに、さまざまな先哲の叡智に共通する真理を学び、また実生活で実践することで、塾生一人ひとりが自らの人間力を向上させていきます。
そして、各自がそれぞれの持ち場で「一隅を照らす人」となっていただき、また「一隅を照らす人づくり」を行うことを目的としています。

この2年間、私自身も多くのことを学ばせて頂き、高い志を持つ仲間との出逢いから、日常の活動へのエネルギーを戴いています。 それ以外にも、日常の生活や仕事を通して出会う人々、その存在と活動を支えてくれている森羅万象からのエネルギーもいただいています。

これらに恩返しするため、「報徳」(先日、二宮尊徳の第7代目子孫の中桐万里子さんの講演で学ばせて頂きました)の思いを以て、私自身大きなことはできませんが、私の持ち場で「一隅を照らす」活動を継続していきたいと思います。

それが巡り巡って間接的にも東北被災地の復興、また大きな意味での、未来の人と社会づくりの一助になればと思います。

その志の原点となる「3.11」。
今日一日、様々な事柄を問い直し、更なる一歩を踏み出す、次への原点となる日としたいと思います。

火曜担当…坂本欣也




2014年3月10日(月)
続けるということ                                          月曜担当…池田光

この3月15日の「潜学講座」で、第2期潜学講座が終了します。
これまでは第3土曜に開催していましたが、
新しく始まる第3期潜学講座から、第1土曜に変更します。
つまり、4月5日からスタート。
新期になりますので、この機会にご参加ください。

第3期は、
【第1講座】人物に学ぶ
【第2講座】古典に学ぶ
という構成で、1回当たり2講座から成っています。
その後は、希望者による懇親会。

「何事も続けていると人生は変わる」と、私は思うようになってきました。
講座なら、1回だけ参加するだけではなく、ずっと続けて参加するのです。
すると、きっと、何層にも積み重なってくるものがあり、
それが人生を変えさせます。

ここ何年間かの私の事例を掲げて見ましょう。
・『論語講座』(講師:京大教授)を50回強。
~論語を通読したので、この講座は終了しました。

・『論語の扉を開く』(講師:某大准教授)を17回。

・『漢文読解入門』(講師:某国立大教授)を34回。
~これは現在も受講しています。
4月からは講師が変わり、韓愈の版本で漢文読解の勉強をします。

・『長岡禅塾の坐禅会』を25回。
~これは現在も参加しています。
第1日曜の朝、8時頃から坐禅堂で坐り、10時半まで坐禅しております。
その後、老師の提唱などがあります。

こんなふうにずっと続けて参加していると、
たとえば漢文なら、
少しは漢文が読めるようになったというスキル以上に、
漢字文化の新しい世界観が開けてきました。

坐禅では、坐る感じが変わってきたようです。
座布団にしっくりとするのです。
坐禅をすることで意識が変わり、
平常心の世界が広がってくるような、
そんな実感があります。

「モノになる」「モノにする」ということの一つのやり方は、
続けることです。
何かを少しずつツツキ歩くのではなく、
じっと、ひとつに絞って続けるのです。
すると、4年経てば変わります。
人生は変わります。

肚を決めるのです。
忙しいのはわかっているし、
お金もかかります。
けれども、参加するのです。
続けるのです。
すると、スキルが身につくとか、
新しい知識が入るとかではなく、
精神がどこかで変わってきます。
それが、人生を変えさせてくれます。

なぜか……。
続けることは、違う世界に住むパスポートだからです。
違う世界の住人になるのです。
だから、新しい世界観が開けます。
新しい世界観の中で、
人生はおのずから変わってきます。
昨今は、知識やスキルに重点を置きすぎです。
そんなものを得るよりも、続けること。
そして、新しい世界への扉を開く。
続けるとは、そういうものだと思うのです。

月曜担当…池田光




2014年3月7日(金)
小さな幸せ・・・                                         金曜担当…小笹正洋

最近、始業前のコーヒーと一緒に
お饅頭一つを食べることが
至福のひと時となっています。

「吹雪饅頭」とも呼ばれているのでしょうか、
大量のあんこを白い薄皮で包み、中身のあんこが
透けて見えるものが特にお気に入りです。

場合によっては、
仕事後の一杯(これはお酒)よりも
活力になってくれます。

半年程日課のようになっていますが、
今のところ気になる体重増加もなく、
甘~いひと時を過ごさせて貰っています。

こうした小さな幸せのためにも、
日々の健康管理に努めていきたいと
振り返って思う次第です。

金曜担当…小笹正洋




2014年3月6日(木)
サタンの手口                                          木曜担当…西端努斗夢

サタンは、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教では悪魔として恐れられていますが、私たちに危害を加えたり、恐怖心を与えたりはしないそうです。
むしろ、世の中を良くしようという高い志を持ち、人々に強い影響力を持つ人に対して、最初は応援してくれることさえあります。
そして、その人が世に認められ、志を遂げるために影響力を発揮し始めるとこうささやいてくるのです。
「あなたはもう十分に偉くなったのだから・・・」
こう言われ続けると、その人はだんだんその気になって謙虚さを失っていきます。そして、最後は誰から相手にされなくなり、サタンはニンマリとほくそえむのです。

まだまだ、私はサタンにささやかれるまでに至っていませんが、仮に甘い言葉をかけられても、それに惑わされずいつまでも謙虚な気持ちを失わないでいたいと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2014年3月4日(火)
「シルクロードの東と西」                                    火曜担当…坂本欣也

今日は、名古屋大学で1日セミナーをしました。

参加者は、メキシコ、エクアドル、中国、ベナン、シリアからの留学生です。

 

その中の一人、シリアからの留学生。2年前から続く内戦。ご両親は混乱が続く首都で、今は無事に生存しているとのこと。しかし、先週木曜日から電話がつながらず、心配。この2年間、ずっとその状態が続いてきたとのこと。

 

彼の専門は航空工学で、自国に平和と人々の安寧、産業の発展、雇用の創出をもたらしたいと頑張っている若者です。とてもまじめで、日本語を学ぼうと懸命に頑張っていました。

 

化学兵器により、ある街では3000人以上の死者。

使用したのが、政府側か反政府側かも定かでないとのことでした。

 

こうした事象を生の当事者から聞いた私。

仮相世界の現象に対して、実相世界の実我でありたい私。

 

どのように知覚し、どのようにリアクションを取るべきか。

この場合、天風先生ならどのように考え行動されるでしょうか。

特にこの最近の世界情勢の中、考え続け、心が重たい私です。

 

授業が終わってから、彼に私の名刺を手渡しました。

奈良の飛鳥に来てほしいと。

 

彼は授業の中で言いました。シリアと日本は、古代シルクロードでつながっていたと。

その一番東の端が、私の住む飛鳥であったと彼が知り。

是非訪れたいと、彼が言ったので。

 

彼を我が家に招きたいと思います。

 

火曜担当…坂本欣也




2014年3月3日(月)
只今、校正中。                                           月曜担当…池田光

このところ、ずっと書籍の校訂・校正をしています。
校訂や校正をしていると、ほかのことが見えなくなることがあります。

意識は錐(きり)のようになっていて、そうなると視野は狭く、しかも研ぎ澄まされたようになっています。
実際、校正というのは、錐で原稿に「穴」をあけるような、そんな作業です。

あるいは、目標物をサーチライトで照らしだすような感じです。
ずうっと原稿を順番に照らし出していくのです。

こんな作業を続け、僕の場合は眠くなって意識がもうろうとするまで作業し、こういうことをして寝ると、たまに金縛りにあうことがあります。
そして、朝起きると、またノロノロと作業を開始するわけです。

……で、何が言いたいのかというと、校正に夢中でブログを書くのを忘れていました。
まだ、3月3日の22時。
なんとか、本日中には間に合いましたが……。
すみません。

月曜担当…池田光




2014年3月1日(土)
憂鬱な「猫の日」                                       土曜担当…浜本美佐子

 先週は「猫の日」について、ご紹介した。実は毎年、この辺りになると憂鬱である。ワクチンのため、兄猫・海澄(かいと)を病院に連れて行くからだ。

 何度もお伝えしている通り、海澄は、病院が大、大、大嫌い。たかが、ワクチンを打つだけで「上を下への大騒ぎ」である。10秒程度で終わるワクチンが、下手をすると、10分以上かかったりもする。
 キャリーケースに直接海澄を入れるのは危険なので、「寝込みを襲って」いったん洗濯ネットに入れ、保定しやすくしなければならない。入れたら入れたで、ウーッシャーッと唸り「戦闘モード」に入る。
 動物病院にも「危険物持ち込み」の電話を入れ、院長の他に、最低1人は「保定係」を確保してもらう必要がある。洗濯ネットに入れていなければ、院長以下3人がかりでも困難なのだ。病院への道中は、ずっと低い唸り声を立てている。

 診察室に入ると、低い唸り声が一転、甲高い声に変わる。野良猫が喧嘩する時のような声をあげ、洗濯ネットの中でもがくのだ。待合室からどよめきが聞こえてきた。
 通常、ワクチンをはじめ注射の類は、首の後ろ辺りに打つのだが、海澄は噛みつく恐れがあり、上半身を押さえつけた上で、お尻に打つ。日頃のカワイイ海澄を知るだけに、保定するのがかわいそうで、私では甘くなってしまう。今回も動物看護師に登場いただいた。おかげで、海澄の病院中に響き渡る「ギャーーーーーッ」の叫び声と共に、流血事件もなく無事終了した。

 帰宅し、洗濯ネットから出た瞬間、海澄は「シャーッ」の一声をあげ、私を睨み付けた。近づこうものなら、アウアウアウと威嚇する。弟猫も犠牲になりそうだった。
 翌朝には何事もなかったかのようにケロッとしていた。何もなければ、1年間は安心に過ごせる。来年の猫の日が、また憂鬱である。

土曜担当…浜本美佐子




2014年2月28日(金)
学びと気づき                                           金曜担当…小笹正洋

湧くわく本心塾で一緒に学ばせて頂いています、加藤健治さんの著書「温かく人と経営を見つめる82の視点」を拝読させて頂きました。

今までのライフワークを通じて得られた人生観、仕事観が詰まっていて、加藤さんの事をよりよく知る機会となりました。

著書の内容で、私の心を揺さぶられたのは、「『第二の敗戦』から復興しよう」というテーマです。
これは、今の世の中で一番必要とされる声ではないかと思ったからです。

このテーマの中での深い問いかけに、私自身も自問自答させて頂き、行き着いた答えは、立場はどうであれ、一人でも多くの人が「一隅を照らす人」になっていくことだと改めて思いました。

ありがとうございました。

金曜担当…小笹正洋




2014年2月27日(木)
毎日良い天気                                         木曜担当…西端努斗夢

近畿地方は朝から雨です。
私の好きな言葉に「降っても晴れても、毎日良い天気」というのがあります。
良い天気か悪い天気かは、自分が勝手に決めていること。
雨や雪が降ろうと、厳しい日差しが照りつけようと、天はいつでも私たちに元気の源となる気を降り注いでくれているのです。

木曜担当…西端努斗夢




2014年2月25日(火)
「暗示の世界」                                          火曜担当…坂本欣也

「人間とは暗示の中で生活する生物なり」(『安定打坐考抄』中村天風著より)

私はこの一文で、私が存在する世界の本質を認識でき、目の前がスッキリと晴れ、解放された自由な心持ちになりました。

私たちは、暗示という世界に生きているんだなあと。

どのような暗示をし、その結果どのような世界で生活するのは、自分次第。

どのような人と出会い、どのような現象に遭遇するかも、自分次第。

そのための方法を手取り足取り教えてくれているのが、天風哲学であると再認識し、改めて感謝の念を強くしました。

火曜担当…坂本欣也




2014年2月24日(月)
好運気マネジメント                                         月曜担当…池田光

僕のテンションがいちばん高まる月は、
一年のうちで「4月」です。

その前後の月も力がみなぎっているのですが、問題は、
1 力がみなぎる感じがいつ始まり、
2 いつ終わるか、
ということです。

できれば、早く始まってほしいし、遅く終わってほしいのです。
そうすると、長い期間、良いテンションを享受できます。

今年は、どうも先週くらいから好運気が始まった感じがします。
やる気が高まってきた感じです。
良いことが起こりそうな気がして、幸福感がやってきます。

こんなときに、何か「良い仕事」があったり、
「良い出来事」が発生すると、
うまく善循環して、高い生産性を発揮できる時期となります。

昨年は、『中村天風 打たれ強く生きる100の言葉』の原稿を書いていました。
同時に、カードワークの認定制度をバージョンアップするというエネルギーのいる仕事をしていました。
こういうテンションが高まる時期でないと、なかなかできない仕事です。

今年は、「好運気マネジメント」がうまく運ぶでしょうか。
失敗すると、不完全燃焼のような、またとない好機を逸してもったいないことをしてしまった、という気持ちになります。
高校時代から、僕はこの時期のマネジメントを意識してきました。
今年もこの時期でしかできない何かを実現したいものだと思っています。

月曜担当…池田光




2014年2月22日(土)
猫の日                                             土曜担当…浜本美佐子

 今日は2月22日で、猫の日である。その「いわれ」等について、調べてみた。猫好きでない方もお付き合い頂きたい。

 フリー百科事典「ウィキペディア」によると、愛猫家の学者・文化人が構成する猫の日実行委員会が一般社団法人ペットフード協会と協力して、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨で1987年に制定した。
 2月22日が選ばれた理由は、猫の泣き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と日本語の語呂合わせにちなんだもので、全国の愛猫家からの公募によって決定したという。

 ちなみに、猫の日は世界各国で制定されており、イタリアでは2月17日。ラテン数字で17は、VIIXと書くため、並び替えるとVIXIになり、『私は死んでいる』の意味になる。『猫は7回生まれ変わる』、つまり、『不死身の動物』という俗説に準じて、この日に決まったらしい。
 イタリアには「黒猫の日」もある。11月17日で、迷信により年間6万頭以上が虐殺されている為、動物愛護団体AIDAAが主体となり「黒猫の日」のイベントが開かれているそうだ。
 個体差はあるが、黒猫は大人しい性格をしていることが多い。「うちの子」も、ご飯以外のことには控えめで大人しいのだ。黒猫好きの私としては「迷信で虐殺するなんて……」と、憤りを覚えた。

 ところで、ソチオリンピックに湧くロシアの猫の日は3月1日らしい。調べてみたが、その理由は不明だった。ロシアでは、3家族に1家族が猫を飼っているからなのか、何かの記念日に由来するのか? ご存じの方、是非ともお教えいただきたい。

土曜担当…浜本美佐子




2014年2月21日(金)
いろは歌                                             金曜担当…小笹正洋

天風先生の教えの中で、「ことばの自己暗示」で誦句を唱えるのがありますが、
久しぶりに手にした書物の中に、「日新公いろは歌」というのがありまして、
そこに詠まれている一首一首が非常に心に響く内容でして、誦句として唱えるのも
良いのかなと思いました。


少しだけ紹介させて頂きます。


「子どもたちに…いにしへのいろはことば―島津日新公いろは歌」(ペンギン社)
という書物の中に、47首の「いろは歌」としての教えが紹介されています。


編者である島津日新公忠良(しまづじっしんこうただよし)(1492年~1568年)は
薩摩の戦国大名で近世島津家中興の祖です。
この「日新公いろは歌」は、薩摩藩の教育に取り入れられ、明治維新を支えた人々の
思想にもなっていきました。
儒教的な心構えも基礎となっているようです。



私の氏名は、

おざさまさひろ

ですので、それに因んだ歌(教え)を選んでみます。




思ほへず 違ふものなり 身の上の 欲をはなれて 義を守れひと 

⇒人は思いもよらず、悪い道へと進んでしまうものです。
 欲ばりな心をおさえて、正しいことを行うよう心がけましょう。




酒も水 流れも酒と なるぞかし ただ情あれ 君がことの葉 

⇒そそぐ人の心配りによって、お酒が水に、水がお酒になることもあります。
 思いやりのある言葉や行動が相手のやる気をひきだすのです。




万能も 一心とあり 事ふるに 身ばし頼むな 思案堪忍 

⇒どんなにすぐれた能力があっても、それを使うのは人の心です。
 思いやりの心がなければせっかくの才能も活かすことはできません。




ひとり身を あはれと思へ 物ごとに 民にはゆるす こころあるべし 

⇒人をいたわる気持ちは大切なものです。とくに一人ぼっちでいる人には、
 あなたのその手をさしのべてください。




楼の上も はにふの小屋も 住む人の 心にこそは たかきいやしき 

⇒りっぱな家に住んでいても、そまつな家に住んでいても、
 そこに住む人の心こそが、人間としての価値を決めるのです。



強く賢く生きることだけでなく、優しさと、正しさも必要です。
どれかだけが際立っていても、上手くいかないものですよね。

金曜担当…小笹正洋




2014年2月20日(木)
見栄を張る                                           木曜担当…西端努斗夢

湧くわく本心塾の塾生として一緒に学ばせていただいている加藤健治さんの著書『温かく人と経営を見つめる82の視点』を読ませていただきました。
とても読みやすく、面白い内容で、特に気に入ったのが、「見栄張り坂」のお話です。「根性のない奴」と言われるのが嫌で必死にペダルを踏んだ経験が私にもあります。
「見栄を張る」という言葉は、どちらかと言えばマイナスのイメージが強いのですが、見栄を張らなければいけないことが人生の中であると私は思います。
「問題は、どんなことに見栄を張っているのかだと思います」と加藤さんもおっしゃっていますが、その通りで何に見栄を張っているかでその人のスケールがわかります。

木曜担当…西端努斗夢




2014年2月18日(火)
「『文明の衝突』を避ける方法は?」                             火曜担当…坂本欣也

『文明の衝突』(サミュエル・ハンチントン著、1996年)では、世界を7つの文明圏に分けています。

中華文明、ヒンドゥー文明、イスラム文明、西欧文明、ロシア正教会文明、ラテンアメリカ文明、そして日本文明。日本だけが、一国で文明圏を形成しているというのも、世界から見た日本の独特さを表しています。

ベルリンの壁崩壊で冷戦が終焉し、政治的イデオロギー的な争いが少なくなり、その代わり文明間の争いが増えていくとしています。アメリカとイスラム諸国との対立、中国国内での少数民族の独立運動の激化など、その後の世界情勢を見てみるとこの本の予言が当たっていることも多いと感じます。

それでは、衝突を避けるための方法とは?

多民族国家シンガポールの例が挙げられています。
1990年代初めに、国家として次の「共通する価値観」を定義したそうです。

l 地域社会よりも国家を、自己よりも社会を重んじる
l 社会の基本単位として、家族を大切にする
l 個人を重んじ、社会的に支援する
l 論争ではなく、合意によって解決する
l 人種的および宗教的な調和をはかる

これぞ、儒教がベースになっていると思いました。

この価値観が、海外からの優秀な人材を大量に招へいすることでエネルギーに換え、シンガポールの近年の目覚ましい発展のひとつの要因になったのではないかと思いました。

そして、文明間にある違いを強調するのではなく、「多様性を受け入れ、共通性を追求していく」ことであるとし、そのためにも「たがいに学びあい、相手の歴史や理想や芸術や文化を研究し、たがいに各自の生活を豊かにしていくのだ」と結論付けています。

そこで私が思いだしたのが、先日から池田塾長から教えていただいている「ヘーゲルの弁証法」です。命題を「正」とし、命題に対しての「反」アンチテーゼをぶつけ、アウフヘーベン(止揚,揚棄)「否定の否定」を引き起こし、第3の「合」を生み出す。

異なる文明同士の衝突も、アウフヘーベンを引き起こし、高いレベルの関係性や新たなより良い文明が生み出されると理想だと思いました。 しかし、そのような建設的な衝突を引き起こすには、人間のレベルが高くなければなりません。

私自身も精進し、今の自分(合)に、違う考え方や困難(反)を意識的にぶつけ、新たな自分(合)に成長昇華できるような人間にならないといけないと思いました。

火曜担当…坂本欣也




2014年2月17日(月)
プチ哲学体験                                          月曜担当…池田光

僕は学生の頃、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』を翻訳で読み、
大変な感動を得たことがあります。
この比較的小さな書物を、その頃の僕はどれほど理解できていたのか分かりませんが、
簡単な論理学の知識で読めたので、
一つずつ自分なりに理解しながら読み進めて行きました。
それは、厚い壁に錐で穴を開けるような作業でした。

読み終えた先に「何が見えるのか」分からないままに読み進め、
やがて読み終えた時には、
厚い壁に錐の穴があき、
その穴から向こうの世界が覗けたように思いました。
あちらの世界が開けたのです。

その体験は強烈で、
僕はその後もウィトゲンシュタインを読み続けました。

……最近、あの頃のことを思い出す体験がありました。
前々回の潜学講座において弁証法について少し触れました。
すると後で、小笹事務局長から「弁証法の参考書を教えてほしい」とメールが来ました。
さっそく、昔買っていた手元の蔵書をあたってみたのですが、
どれもピンときません。
そこで、最近書かれたものをいくつかあたっているうちに、
栗原隆『ヘーゲル 生きてゆく力としての弁証法』(NHK出版)
に行きあたりました。

この本は、百ページちょっとの小さな本です。
僕は二日をかけて読みました。
それは、「弁証法」を道具としてではなく、
生き方の技術、というより「生きること」としての読み方でした。
その読むプロセスは、僕にとっては久しぶりの感動的な哲学体験だったのでした。

月曜担当…池田光




2014年2月14日(金)
小さな巨人・・・                                         金曜担当…小笹正洋

1月末に元大相撲小結の舞の海秀平氏の講演を聴きに行ってきました。
舞の海関は、現役時代は小兵ながら、小錦や曙や武蔵丸といった
外国人の大力士を土俵上でキリキリ舞いさせ、幾度も勝利を引き寄せ
観客を沸かせていたものでした。
「猫だまし」、「八艘飛び」、「切り替えし」等の珍しい技の数々でも
有名で、「技のデパート」という愛称もついていたとか。

講演の内容は、大相撲入門時の苦労話し(当時は身長・体重制限が
非常に厳格だった)や相撲界のしきたり・風土、報酬、人間関係、
外国人力士の話しなど、バラエティに富んだ内容でした。


やはり勝負師なるところで、講演の最後で、

「ここ一番の大勝負で勝てる力士の共通点」

というところで、

「勝つときの型(かた)を持っている」

と話されていました。


必勝パターンと言い換えても良いのでしょうか。
他のスポーツでもおなじ事が当てはまるのかも知れません。

見方を変えると、バラエティ(サスペンス、お笑い 等)でも
同じなのかとも思います。

落ちが分かっているのに何度も見たり、笑えたりしてしまいます。


演ずる(仕掛ける)側は、勝ちパターンに入る自信で益々磨きをかけ、
受け手側も、この人にはこの手でやられるという暗示にかかっている
ようにも思われます。


時を得て勢いに乗ずるというところなのでしょうか。

日常の仕事(志事)の中で得意技を見つけるべく、コツコツと精進を
重ねていきたいところです。



お時間ある方は、舞の海関の現役時代のハイライトをどうぞ!
http://www.youtube.com/watch?v=ZcknTDbDT6w

金曜担当…小笹正洋




2014年2月13日(木)
金メダル                                           木曜担当…西端努斗夢

ソチオリンピックが開催され、日本人選手の活躍が注目されていますが、1992年のバルセロナ五輪女子マラソンで銀、96年のアトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子さんがある対談の中で面白いことを言っていました。

銀メダルや銅メダルを獲る人は、金メダルを狙ってダメだった人とメダルが獲れるとは思っていなかったけれど、たまたま獲れた人の2タイプあるけれど、金メダルを獲る人は、金メダルを狙って挑んだ人だけだそうです。

その通りだと思います。金メダルだけを狙って、金メダルを獲った人はすごい人です。しかし、その人の力だけで獲れたのではないと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2014年2月11日(火)
「最近の楽しみ」                                         火曜担当…坂本欣也

私の最近の楽しみは、子供とのキャッチボールと将棋です。

子供たちも、私が仕事から帰ってくるなり、「ご飯食べたら、将棋しよ!」、「明日の朝、学校行く前にキャッチボールしよ!」。

私も子供のころ、父親がそうして遊んでくれました。

私が楽しかったことを、今子供たちが楽しんでくれている。それが私も楽しい。

一回一回やる度に、上手くなっている子供の成長を感じることができるのも、楽しみです。

そしていつか、私が受けられない位の速さの球を投げてくれる日が来るのが、楽しみです。

火曜担当…坂本欣也




2014年2月10日(月)
一冊入魂                                               月曜担当…池田光

僕が経営している株式会社プロセスコンサルティングには、経営コンサルティング事業と、編集事業の二部門があります。

後者の編集事業のポリシーは「一冊入魂」。
一冊入魂とは、「この一冊に魂を込める」という意味です。 
書籍の一冊一冊に個性があります。
この個性を引き出し、最高の一冊をつくりあげることが、魂を込めるということです。

著者と話したり原稿を読むと、原稿が「こんな形に表現してほしい」という声を発しているのが、僕には聞こえてくるような気がします。
この最初に浮かんだ形を元型としながら、本づくりの過程で、著者の要望を否定することなく組み入れていくようにしています。
また、僕には本づくりの美学のようなものがあり、どう余白を残すかを意識しています。紙面をどんなに情報で満たしても、微妙な余白をつくるようにしています。

こうして一冊の本をつくりあげるわけですが、実際、一冊ができあがろうとする瞬間が、いちばん不安と期待が入り混じるときです。
2月12日に、一冊の本が誕生します。
加藤健治著『温かく人と経営を見つめる82の視点』(プロセスコンサルティング)です。

著者の加藤さんは多治見市にお住まいですが、大阪で開催される弊塾の「潜学講座」に毎月通っていらっしゃいます。
とても勉強心のある方です。

さて、先週末の2月7日に、印刷会社から、まだ書籍の形になる前の『温かく人と経営を見つめる82の視点』の印刷見本が届きました。
つまり、印刷の段階が終わり、次は製本の段階に入るという中間点で、印刷見本を一部送ってくれたわけです。
もし、この時点で修正点が見つかったとしても、どうしようもありません。
ただ誕生を見守るだけです。
僕がいちばんドキドキする瞬間でもあります。
(この時点で印刷見本を送ってくれたわけは、きっと、大量の製本された書籍を見て心臓麻痺を起されては困るので、その緩和のためでしょう……)

何よりも気になるのが、表紙です。
イメージ通りかどうか……。
思った色が出ているか……。
すでに簡易の色校正は終えているのですが、実際の紙に印刷した本番の印刷でないと、微妙なところは分からないのです。

また、実際の表紙イメージが決まるまでには、没になった無数のイメージがあります。
没になったとはいえ、甲乙を決め難いなかを一つに決めていくのですから、送られてきた見本を見た瞬間に、これらの没イメージが思い出されてきます。
あの没イメージだったら、どうだったのだろうか……。
そんな記憶が一気に押し寄せてきます。

そして、次に、本文をぱらぱらと拾い読みします。
最終章である「第8章 夢をえがく」は、静かなクライマックスだと、改めて実感しました。
この章については、僕は、すべての文章を読まずにいられませんでした。
なぜかというと、著者の人物像にふれることができるからです。
第8章は、著者の加藤さんの人格がもっとも現われている部分で、読み手の僕を感動させてくれました。

儒教は、万人に等しく愛を、とは言いません。
儒教が唱えるのは、まず両親、次に家族、一族と、親しいところから波紋のように愛を広げていくということです。
加藤さんの本にも、親しいところから愛を広げていっている感じがあります。
郷土愛に満ちていて、その思いは、故郷に思いを寄せる方々の胸を打つだろうと思いました。
また、きっと多治見の方々から、愛される本、大切にされる本になることでしょう。

……静かに、送られてきた印刷見本を閉じ、あとは、2月12日の納品を待つだけ。
すでに、ネット書店のアマゾンでは、予約を募っています。

月曜担当…池田光




2014年2月8日(土)
あれから8年                                          土曜担当…浜本美佐子

 ソチオリンピックが始まった。オリンピックは4年に1度のことなので、時間が合えばテレビ観戦をしている。
 今回は、団体戦が新しく加わったフィギュアスケートが、特に楽しみだ。男子SPで、羽生選手が1位を獲り、メダルの期待も大きい。彼は、オリンピック初出場の上、10人中10番目の演技だったので、プレッシャーは相当なものだったはずだ。女子SPの浅田選手の活躍が楽しみである。

 ところで、その浅田選手が年齢制限で出られなかった8年前のトリノオリンピック。確か時差が8時間あり、フィギュアスケート女子決勝は日本時間の午前3時か4時頃で、すっかり眠りこけていた。
 ハッと目覚めてテレビを点けたら、荒川静香選手(現プロフィギュアスケーター)の演技が始まったところだった。半分寝ぼけていたこともあり、前後の状況どころか、荒川選手が何番目の演技だったかもよくわからないまま観戦した。

 青と水色の衣装に包まれた彼女は、初めこそ緊張していたのか表情も硬かったが、演技が進むにつれ和らいでいくのがわかる。眠気も吹き飛び、テレビに釘付けになった。後半のイナバウアーには涙が出そうな位感動した。ほとんどノーミスの演技を終えた彼女の表情は、達成感に満ち溢れていたように思う。同性の私が惚れぼれする位に美しく、今でも脳裏に焼き付いている。結果は、ご存じのとおり金メダルだった。

 あれから早や8年。団体戦だけでなく、女子シングルでも浅田選手が表彰台の真ん中に立って欲しいと思うのは、日本中の願いだろう。トリプルアクセルに期待している。

土曜担当…浜本美佐子




2014年2月7日(金)
挨拶はどちらから・・・                                      金曜担当…小笹正洋

知った人や、初めて出会う方と挨拶をしますが、
「挨」は押す、「拶」は迫るという意味で、
挨拶(あいさつ)の語源は、元々は禅の世界にあり、
禅の師匠が弟子に「調子はどうですか」と声をかけ、
弟子の反応を見て、心の状態や悟りの深さを観察する
行為のようです。

そう考えると、日々の挨拶も社交辞令だけでするのではなく、
相手の状況を観察し、適切な対応をしていくことによって
人間関係を円滑にして、深めていける機会にもなります。


よく世間一般の常識(?)からすると、挨拶は目下の下から
目上の人にするもののように思われています。

私もずっとそう思ってきました。


学生時代に、百貨店でアルバイトをしていた時のことですが、
自分が一番年が若く、新参者でしたので、目が合うたびに
あちらこちらの人に、挨拶をして回ったものです。

大体の方は、気持ちよく挨拶を返して下さったものですが、
古株の社員さんや、売り場を仕切っている「エライ」人の
中には、大抵は無反応だったり、苦虫を噛み潰したような
顔をしてやり過ごす人も居られました。

当時は、何を気取っているのかな?と思っていたりしましたが、
今から考えると、いつも辛い思いをされてたのかも知れません。


自分の機嫌ぐらいは、自分で取っていきたいものですし、
周囲の人たちには気持ち良い挨拶をしていきたいですね。

金曜担当…小笹正洋




2014年2月6日(木)
あぶさん                                             木曜担当…西端努斗夢

雑誌「ビッグコミックオリジナル」に1973年から連載されていた水島新司さんの野球漫画「あぶさん」が、今月で終了しました。
「あぶさん」はプロ野球・南海ホークス(当時)に在籍する酒豪の強打者、景浦安武(かげうら・やすたけ)、通称“あぶさん”を主人公に、プロ野球のチームや選手が実名で登場、実際の成績や出来事などをリアルタイムで描きながら、その中でお酒にまつわる様々な人間ドラマが展開されました。
私が今も、お酒をこよなく愛しているのは、間違いなく「あぶさん」の影響です。終わりは新たな始まり。今宵は、「あぶさん」の完結に乾杯したいと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2014年2月4日(火)
「『永遠のゼロ』を観て」                                     火曜担当…坂本欣也

娘に薦められ、『永遠のゼロ』を昨日観てきました。
まだ観られていない方もいらっしゃると思うので、内容には触れませんが、
深い感動と共に、様々な受け止め方ができる映画でした。

その一つとして、私は以前小笹事務局長に薦めていただいて読んだ『仕事の思想』(田坂広志著)の内容を思い出しました。 以下その本の最終章からのところどころの抜粋です。

  たとえ自分が、その夢を実現できなくとも、
  いつか誰かが、その夢を実現する。

  もし、夢を描く私たちが恐れるべきものがあるとするならば、
  それは「夢が破れる」ということではありません。

  私たちが恐れるべきは、「力を尽くさぬ」ということなのです。

  そして、力を尽くして歩んだあと、私たちがなすべきことは、ただひとつ。
  未来に思いを馳せることです。

  そして、力を尽くして歩み、未来に思いを馳せるとき、
  私たちのなかには、祈りのごとき覚悟がやってくる。
  我々は、後生を待ちて、今日の務めを果たすだろう。

人間の歴史とは、夢や思いのリレーでもあると感じます。

人と人は時空を超えて、夢や思いで繋がっている。

そのリレーする思いは、できれば真善美のものだけを継いでいきたいものです。

私自身も、「夢が破れる」ことを恐れず、「力を尽くして」、「未来に思いを馳せ」、「今日の務めをしっかり果たそう」と、改めて思いました。

私にこの映画を薦めてくれた娘も、私の夢や思いを受け継いでくれると信じて。

彼女は、今日から修学旅行に出かけました。 未来への夢を胸に。

火曜担当…坂本欣也




2014年2月3日(月)
日本型リーダーシップ                                        月曜担当…池田光

いつか、日本型リーダーシップ理論をまとめたいと考えています。
かつて僕は、『図解 きほんからわかる「リーダーシップ理論」』(イースト・プレス)をまとめたことがあります。
その本では、欧米から入ってきた、14のリーダーシップ理論を紹介しました。

……が、そのときに感じたのは、「リーダーシップを科学する」という面では大きな知見が見られて参考になるが、他方で、どことなく厚みというか、深みに欠けるというものでした。

このとき、僕が頭の中で思い浮かべていたのが、我が国の幕末維新、そして明治前期のリーダーたちです。
黒船来航の危機感の中、我が国の心あるリーダーたちは、この難局を乗り切りました。
そして、新しい国造りへと導いていきました。

彼らのリーダーシップとは、何だったのでしょうか。
直観で言うと、「高い精神性に裏打ちされたビジョン形成力と実行力」だったと思うのです。

単なる「ビジョン形成力と実行力」ではありません。
「高い精神性に裏打ちされた」というところが肝心です。
高い精神性がなくては、新たなビジョンを打ちたてることはできません。
そして、ビジョン実現のために一身を投じることはできません。

維新のリーダーとなった武士たちは、高い精神性を形成するために、
① 儒教
② 禅
の二つを源泉にしていたと思うのです。

儒教では人の在り方と高邁な理想を、禅では瞑想による肚づくりをしていたと思います。
また、儒教と禅を学ぶというのは、言い換えれば、哲学的な修行をすることでもあります。
真のリーダーには、哲学がありました。
その哲学のもとに、実学が方向づけられたのです。

が、現在は、実学を学んでも哲学的な修行をした人は稀です。
そんな状況下で、新たなリーダーが生まれるはずがありません。

実学しか学んでいないリーダーは、利を求め、欲を満たそうとして、やってはならないことに手をつけやすくなります。
お金儲けの方法だけを説く、つまらないリーダーが増えているのも、哲学を学んでいないからです。
お金儲けに成功した人が、のちに低次元な哲学(自分の考え)を説くことがありますが、それをありがたがっている人々もいて、目を覆いたくなります。

高い精神性は、哲学がつくる。
湧くわく本心塾では、儒教と天風哲学を二大柱にして、次代のリーダーづくりに少しでも貢献したいと思います。

月曜担当…池田光




2014年2月1日(土)
認知症予防                                             土曜担当…浜本美佐子

 認知症は、今や社会問題と言っても過言でないが、母と自分自身のためにも、認知症について学んでいる。

 学んで初めて知ったことだが、認知症は発症する20年前から始まっているという。60代で発症する人は、既に40代から認知症が進んでいることになる。
 寿命が伸びるのは良いことだが、心身が不健康な状態で長生きするよりも、「いかに健康年齢を伸ばすか」が大切だと思う。

 認知症を治すことはできないというが、予防をしたり、進行を遅らせたりすることは可能という。野菜、豆類やゴマ類等を努めて摂取すること。毎日適度な運動を続ける。特に、ウォーキングは身体への負担が少なく効果的という。

 食事や運動は、認知症だけでなく、健康そのものに直結している。改めて、日頃のナマケグセを直さなければ、と思った。

土曜担当…浜本美佐子




2014年1月31日(金)
時の流れ・・・                                             金曜担当…小笹正洋

「いやぁ~、1年間てあっという間やね」
と言って年を越してから、
1ヶ月が過ぎようとしています。

私達は歳を重ねる毎に、
時間の経ち方が早く感じるように
なるようです。

これは、
「ジャネーの法則」
と呼ばれています。

生涯のある時期における
時間の心理的長さは
年齢に反比例する。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ですが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たることになる。
即ち、50歳になれば5歳時の時の10倍のスピードで時の流れを感じることに。。。


明日2月1日で、湧くわく本心塾も
満2歳となります。


私の年齢から振り返りますと、
あっという間の2年間でしたが、
ご参加頂いてます皆様の熱心な
お気持ちに支えて頂きながら、
日々成長を目指している最中です。

これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

金曜担当…小笹正洋




2014年1月30日(木)
チームとグループ                                          木曜担当…西端努斗夢

毎月参加させていただいている勉強会で、「グループ(group)」と「チーム(team)」の違いが話題になりました。
どちらも人の集まりを意味する単語ですが、グループは共通項で分類された単なる人の集まりにすぎません。それに対して、チームは共通の目的や志を持った人の集まりで、それを成し遂げるために力を合わしていくものです。そういうチーム力の重要性をあらためてめて実感しました。
湧くわく本心塾は、グループかチームか?
私はもちろんチームだと思います。ですから、ただ集まって学び、親交を深めることで終わらせるのではなく、学んだことを日常生活の中での実践し、自分の持ち場で「一隅を照らす人」となることを目指したいです。

木曜担当…西端努斗夢




2014年1月28日(火)
「先生、何が欲しい?」                                        火曜担当…坂本欣也

「先生、何が欲しい」と言われると困るんだよ。あなた方が、「何が欲しい」と聞くときは必ず物質を当てにしているものね。私の欲しいのはそうじゃないんだから。

あなた方一人一人に、本当に、このごろは、どんなことがあっても怒りもしなけりゃ、悲しみもしなきゃ、怖れもしないように、人生に生ずる出来事と自分の心とが、事柄に引きずられないで、心のほうで事柄をスーッ、スーッといつも手際よくさばいていくような人間になれたという、この状態を見るのが一番私の心に望んでいる念願だから。

(天風会、『志るべ』2013年12月号P14、『昭和37年真理瞑想補成行修会テープより)


天風先生の心の境地と目指していた理想を垣間見ることができ、私も少しでもそうなりたい、そこへ行きたいという思いがまた強くなりました。

本末で言うと、天風哲学の求める境地は、人々の「心の平和」を築くことが本であり、人生を成功に導くことは末の一つである。ということを自分なりに解釈しています。

そして、孔子や釈迦など、その他稀代の哲人・聖人たちも、究極的には同じ理想の境地、「人々の心の平和、社会の平和」を目指していたのではないかとも考えました。

しかし、優れた哲人・聖人の理想やその概念は崇高過ぎ、一般的には分かり難いので、例えば念願成就、商売繁盛、家内安全から縁結びまで、時代を経て現世利益的な表現にブレイクダウンされてきた。その結果、先哲が目指していた真の理想とその本質が逆に見えづらくなってしまったのではないかとも思いました。

私自身も現下の現世利益の方にまだまだ囚われていますし、未だその本質を理解できているとは到底思えません。

「古人の跡をもとめず、古人の求めたる所を求めよ」
松尾芭蕉『許六離別の詞』(柴門の辞)で紹介された、空海の『遍照発揮性霊集』からの御言葉

先哲が残した言葉や形のみに囚われず、その中から先哲が何を目指したのかの理想の本質を探究し、またそれを見抜く目~心眼~を養って行きたいと思いました。

火曜担当…坂本欣也




2014年1月27日(月)
船井幸雄氏の死を悼む                                        月曜担当…池田光

経営コンサルタントで、船井総合研究所創業者である船井幸雄さんが、1月20日朝、逝去されました。81歳でした。

僕は、船井さんと何度かお会いしたことがあります。
親しくお話させていただいたのは、40代初めの頃でした。
このとき僕は、
「船井先生の本を書きたいのですが……」
とお願いしました。
船井さんは、
「いいですよ」
とにっこり笑われ、あまりの簡単さにびっくりしたことを覚えています。
帰りには、ご著書を一冊戸棚から出され、「池田光さま」と献呈署名してくださいました。
今も大切に保管しています(写真の本)。

それから十年後に、僕は『船井幸雄 未来をつくる言葉』(イースト・プレス)を出版しました。
この原稿をご子息の船井勝仁さんに目を通していただいたとき、
勝仁さんは、
「父が興味をもっている霊界のことも書かれているのがありがたいです」
とおっしゃいました。

その後、弊塾最高顧問の今西恭晟氏のご本『魂に響く108の言葉』(プロセスコンサルティング)を出版させていただいた折も、
船井さんから推薦文をいただくために、
僕は何度か船井さんとファックスを交しました。
思えば、一昨年前のことで、それからまだ二年も経ちません。

話は、約二十年前にさかのぼります。
僕は、38歳で独立し、日本マネジメント協会にお世話になった時期があります。
この会社は、昔、船井さんが経営コンサルタントの新人時代に在籍した会社です。
その後、船井さんは独立し、日本マーケティングセンター(現在の船井総研)を設立されました。

さらに話は、約十年前にさかのぼります。
企業内の教育担当になった僕は、いろんな講師の方々から学びました。
そのお一人が船井さんでした。
その頃、船井さんの本を10数冊ほど集中的に読んだ時期があり、船井さんのセミナーにも熱心に出席し、直接お話しさせていただいたこともあります。

また、立花大敬先生の『しあわせ通信』を私の出版社(本心庵)から出すたびに、船井さんにお送りしました。
船井さんは、ご著者やセミナーなどでよくご紹介してくださいました。
あるとき、樹木を薄く削ったハガキに、達筆でお書きになられてお送りくださいました。
これも額に入れて大切にしています(写真の額)。
優しい方でした。
ご冥福をお祈りします。

月曜担当…池田光




2014年1月25日(土)
どれが良い?                                             土曜担当…浜本美佐子

 お正月にお参りをした方は多いと思う。
 ある本に、神社につきものの「鳥居」の由来が載っていた。

「神様の鳥」が止まるから、という説があるそうだ。ちなみに、「神様の鳥」は、天照大御神を天岩戸から誘うために鳴いたニワトリという。
 
 ところで、お参りの際に、おみくじを引くことがあると思うが、その順位をご存じだろうか?
 私自身、よくわかっておらず、「中吉と吉って、どちらが良いんだろう?」と疑問だった。大吉が最良で、大凶が最悪というのは察しがつく。では、吉・小吉・半吉・末吉・中吉では、どれが一番良いのか? 
 同じ本に、その辺りも載っていたので、来年のご参考に。





一般的な順 ― 神社によっては違うこともあるらしい

 大凶 < 凶 < 末吉 < 半吉 < 吉 < 小吉 < 中吉 < 大吉

土曜担当…浜本美佐子




2014年1月24日(金)
開眼・・・                                                 金曜担当…小笹正洋

先日の潜学講座では、秦香苗さんの「看護論」と池田塾長の「温故知新」というテーマで講義をして頂き、
どちらも、目からウロコの充実した学び多き時間を過ごさせて頂きました。

「看護論」の講義では、それまでは医療と看護が自分の中では境界を意識していなかったのですが、
どちらにも明確なミッションが存在すること。


「温故知新」の講義では、最後にヘーゲルの弁証法が登場し、正(テーゼ)、反(アンチテーゼ)、合(ジンテーゼ)の
段階を経て、思考・論理の質を高め、新たな果実を生み出していく手法が非常に印象的でした。

弁証法に対して個人的に非常に興味を持ちました(大袈裟にいえば、運命的出会いを感じました)ので、
手持ちを含め、弁証法の考え方が紐解ける書物を物色しましたら、田坂広志さんの「未来を予見する『5つの法則』」
という書物に出会いました(文字数が少ない割りに、内容は濃いと思います)。


かつては、自分の中で一つの考え方を正と決めると、それ以外は全て邪として受け入れなかったのですが、
全く違った考え方も、一旦は受け入れて深掘りをしていくと、既存の考え方に付加価値を付けてくれるものとなる
という新しい可能性が見えてきました。

休憩時間中に、坂本副事務局長と話しをしている中で、「『朱子学』があるからこそ『陽明学』が存在し得る」と
力説されたことも、自分の肚にストンと落ちました。


どんな学びも、それを深めていく中で、必ず自分に必要なものが見つかっていくのだと確信を覚えました。

金曜担当…小笹正洋




2014年1月23日(木)
自分で考える                                             木曜担当…西端努斗夢

日本人には役所やマスコミが言っていることを疑いもせず、そのまますべてを信じてしまう人が多いと思います。


「テレビや新聞で言っていたから間違いない」
「国が安全と言っているのだから安全だ」

よく耳にしますが、本当にそうなのでしょうか?


「それが事実なら、テレビや新聞でもっと報道され、大騒ぎになっているはずだ」
「そのことが本当なら警察が黙っているはずない」

悪意があるとは言いませんが、役所やマスコミにも諸々の事情があって、言えないことや言いたくないことがあるのではないでしょうか?


大切なのは、情報の出所がいくら権威があると思われているところからであっても、それを鵜呑みにするのではなく、本当かどうか自分で考えること。それと同時に一緒に考え、情報を共有できる仲間をつくることだと思います。

その時も、「故を温める」ことがとても重要になってきます。

木曜担当…西端努斗夢




2014年1月21日(火)
「故を温める」                                             火曜担当…坂本欣也

1月潜学講座では、塾生の秦香苗さんと池田塾長から素晴らしい講義をいただきました。

池田塾長からは「温故知新」の意味を改めて教えていただきました。

「故」は「人類の知的財産」であり、「温」とは故を深く学び考えることである。
「温故」しなければ、新しきは生まれてこない。

過去から受け継がれた人類の知的財産、先哲の教えを、先ず真摯に学び(インプット)続けないと、
真に新しい考え方やものが生み出すことはできない。
新しいと自分では思ってみても、殆どの場合、それらは過去に既に誰かが考え出している。
人類の歴史をほんのちょっと進めるため、まず私たちは「故」を真摯に学び続けなければならない。

この教えに私は非常に感銘を受けました。

過去の人類の歴史の中で、有名無名の無数の人々の血の滲むような「温故知新」の努力のお蔭で、我々が今ここに立っているということを忘れず、常に感謝を以て学んでいかないといけないと思いました。

私もそのバトンをつなぐ一人になれるだろうか。
いや、少なくとも、それを担おうという志を持ち努力しなければならない。

これからの学びに向けて、欣びと感謝がますます湧いてきました。

ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2014年1月20日(月)
吉田松陰『講孟箚記』                                        月曜担当…池田光

昨年12月の潜学講座から、
参加人数が増えてきましたことを、
とても嬉しく思っています。

今月はどうかと思っていましたら、
前月と同様の参加人数であり、
しかも毎月、遠方からのご参加者がいらっしゃり、
ただただ感謝するばかりです。
講座のあとの懇親会も賑やかになってきました。

さて、今年4月からスタートする第三期の潜学講座では、
長年、関西師友協会で事務局長を務められた若宮幾馬先生にご登壇いただき、
次のようなテーマでご講義をいただきます。
★『史記』に学ぶ人間力を発揮した人々
① 4月5日……司馬遷の境遇
② 7月7日……伯夷・淑斉の生き方
③ 10月4日……宋の譲公の人間学
④ 1月10日……管仲と鮑叔の交わり

私のほうは、現在は『論語』をベースにしたお話をさせていただいていますが、
第三期は『孟子』を取り上げてみたいと思っています。

そして、『孟子』を取り上げようとすると、
どうしても気になるのが、吉田松陰です。
私は、まだ彼の『講孟箚記(こうもうさっき)』を読んでおりませんが、
これを読むことは『孟子』を取り上げるうえで必須だと感じております。

『講孟箚記』は、吉田松陰全集に収められるにあたって、
『講孟余話』と改題されていますが、
我が国における『孟子』の受容の問題を取り上げた、
野口武彦著『王道と革命の間』には、こんな記述があります。

「『講孟余話』とは何であろうか。
ひとくちにいうなら、
それは幕末という江戸時代未曽有の、
いや、日本の歴史上有数の危機的状況のさなかに生まれ合わせた一青年と孟子との間の、
激しい思想的格闘の書である」
と。

この言葉がずっと気になっておりましたので、
今年はじっくりと向き合うつもりでおります。

※第三期の潜学講座から、原則として、第一土曜日の午後に変更いたします。

月曜担当…池田光




2014年1月18日(土)
連携プレー                                     土曜担当…浜本美佐子

 久々に我が家のニャンコの話を。
 うちには猫が2匹おり、不幸にも仲が良くない。血が繋がっていないからか、私と兄猫との母子家庭が1年以上続いてから弟猫がやってきたからか、兄猫は自分と私が人間で、弟猫を畜生とでも思っているようだ。弟猫が温厚な性格なので、何とかなっているのたが……。

 ところで、猫はドアノブにぶら下がったりして扉を開けることが多い。うちの兄猫も扉を開ける。ピタリと閉まっている引き戸も、器用に下に爪を入れて見事に開ける。網戸は、端のゴムの部分に爪を立てて開けてくれるから、ゴムがボロボロになり、網戸の役目を果たしていない。

 弟猫は、どこも開けられないのだが、彼には特技がある。
 兄猫が開けた扉の角度が40度程度より狭ければ、「ニャニャニャ」と鳴きながら、二本脚立ちになり、扉を前脚で押す。なんと「扉を閉める」ことができるのだ。

「兄猫が開けた扉を、弟猫が閉める」。見事な連携プレーだと感心していたら、たまに兄猫が部屋の外に締め出されていることもある。弟猫なりの倍返しかもしれない。

土曜担当…浜本美佐子




2014年1月17日(金)
まがつくと・・・                                    金曜担当…小笹正洋

天地を貫くのは
まごころ
地球を包むのも
まごころ
世界を平和にするのも
まごころ
救い難い人を救うのも
まごころ

こころは
ころころするが
まがつくと
もう万里一条鉄
びくともしない
どんなことでも
ふしぎによくなる

まごころは
差別を無くし
憎悪を消し
光のように
すべてを照らし
愛に満ち
熱い涙で
抱いてくれる

ああ
宇宙を美しくするのは
まごころ
まことのこころ



坂村真民さんの「まごころ」という詩です。



何度読んでも飽きないですし、
読むほどに味わい深いものになっていきます。


中国の四書五経の「中庸」の中の代表的な教えである
「誠は天の道なり。之れを誠にするは、人の道なり。」
と通ずるものを感じます。


湧くわく本心塾の潜学講座では、池田塾長から
そして、来期より関西師友会の若宮幾馬先生からも
中国古典を学ぶ機会に肖れます。


今まで以上に、儒教や中国古典の教えがより身近なものと
なっていくことに大きく胸を膨らませております。

金曜担当…小笹正洋




2014年1月16日(木)
放てば手に満てり                                木曜担当…西端努斗夢

ホームページが一昨年の7月にスタートし、毎週木曜日のブログを担当させていただいています。
数えてみると、これまでに書いたブログは80話近くになります。
書き始めた当時は、そのうちにネタが尽きて書くことがなくなるのではないかと思っていましたが、出した分だけ新しいネタが入ってくるから不思議です。
道元禅師の『正法眼蔵』に「放てば手に満てり」という言葉があります。正しい意味は知りませんが、ブログのネタも書いて手放すことで新しいネタがどんどん入ってくるものだと実感しています。

木曜担当…西端努斗夢




2014年1月14日(火)
「洗心と真心」                                    火曜担当…坂本欣也

先日、キリスト教信者のご夫婦と久しぶりにお会いしました。
ご夫婦ともに本当に気持ちの良い人たちで、常に神様の「愛」に満たされ、崇高な次元で生きておられるような方々です。

このご夫婦とは、お会いする度に私まで清められているような、温かく清々しい気持ちになります。
今回もお二人の美しい心で、私の心も洗っていただいたような心持ちになりました。

他にも、お会いする度に、そのような気持ちにしていただける方々がいらっしゃいます。

その方々とお会いすると、何故そんな気持ちになるのか?を思索してみました。

そして、それこそが、「洗心」ではないかと思い、
洗心とは「真心と真心が触れ合い融合しようとするプロセスで成立されるもの」
ではないかと考えました。

優れた古典や哲学から学ぶと、意識も明確になり、洗心されたような心持ちになるのは、
先哲の真心、「偉大なるもの」(表現の仕方はいろいろありますが)の真心に触れられるからではないかと思いました。

それでは、「真心」とは何なのか?
 
天風哲学では、全ての根源は「宇宙霊」で、私たちはその「直接分派」であるとしています。そして、「宇宙霊」は「真善美」で満たされているので、私たちの心を「真善美」にすることで、「宇宙霊」と一体化、「神人冥合」でき、心の平和、安心立命の状態になると、私は学び解釈しました。ということは、「真善美」で満たされている心の状態が、「真心」ではないだろうか?

儒教の朱子学では、心を「性」と「情」に分け、性を「五常:仁義礼智信」と表し、その中でも特に「仁」が根本土台であるとしています。そして、その心の中でも「本然の性」が天(宇宙)とつながる「理」であり、その状態が「性即理」であると、私は学び解釈しました。ということは、「仁」で満たされている心の状態が、「真心」ではないだろうか?

そこから、「仁」と「真善美」に満たされ、「偉大なるもの」と繋がれる力をもった心が「真心」ではないかと思いました。

そして、全ての人は「真心」を持っているのですが、他人の心を清々しく綺麗にしてくれる力、安心で満たしてくれる力、元気と勇気を持たせてくれる力を持つ人は、この「真心」が特別に大きく強い人なのだということに気づきました。 

できれば、私もこんな「真心」を持てるように努力したいと思いました。

この思索のキッカケをいただいた上述のお二人、および思索の案内をいただいた優れた先哲とその哲学に改めて感謝いたします。

ありがとうございます。

火曜担当…坂本欣也




2014年1月13日(月)
横糸を通す                                       月曜担当…池田光

昨日1月12日は、長岡禅塾で早朝から坐禅(2時間)し、そして老師の提唱を受け、斎座(昼食)の後、解散。
……昨日はことのほか寒く、長岡禅塾の前の池には、氷が張っておりました。
禅塾での修行は、毎回、変わらない内容です。
が、季節は巡り、寒い日の厳しいこと……。
窓などを開け放した禅堂で、裸足になり、コートを脱いで坐禅するのは、つらいものです。
来月の2月は、一年でいちばん寒くなる月ですので、今から気合が入ってしまうほどです。

この修行を始めてから、今年で3年目に入ります。
帰途、「毎月、長岡禅塾に通っていることが、この一年に横糸を通しているんだなあ」と思いました。

誰にも、仕事に代表されるような、生産的な縦糸があるはずです。
この縦糸に対して、横糸を通すことが人間としての幅を広め、心に「余裕」を作るのだと思います。

僕の横糸は、長岡禅塾のほかに、「漢文解読の講座」があります。
こちらのほうは、月に2~3回通うのですが、おかげで、毎月漢文と向かい合えます。
講師は、奈良女子大の漢文の教授ですが、参加者は少しずつ増えて、現在10名ほど。
事前に出された漢文を読み下すのですが、順番に当たるので、予習していかないと恥をかきます。
そこで、否応なく予習しなければならず、もう3年になりますから、漢文と向き合う生活が当たり前のようになりました。

このように、「横糸を通す」ことが大切なのではないでしょうか。
横糸とは、「年間を通して定期的に参加する」ことです。
これを何年も続けるのです。
つらくても楽しくても、淡々と続けるのです。

僕は、本塾の「潜学講座」が、多くの方々に、横糸として受けとめられるものであってしいと願っております。

月曜担当…池田光




2014年1月11日(土)
とんだマジックフレーズ                             土曜担当…浜本美佐子

 12月の本欄で、通販化粧品を購入した際、オペレーターに「良いお年を」と言い、互いに気持ち良くなれたことについて触れた。

 以降、調子に乗って、「今年会うのが最後」と思うたび、あちらこちらで「良いお年を」と言いまくった。ある店では、若い女性店員が、はにかんで顔を覆い、「あっ、ありがとうございます」など、いずれも反応が良かった。「お~。マジックフレーズかも」と気分を良くし、「良いお年を」の“大安売り”をしていた。

 年末も押し迫った頃、とあるスーパーに行くと、人でごった返している。こういう時こそ「マジックフレーズ」をレジの若い女性に言ってみた。キョトンとしながら「あのー、お顔がわからないんですけど」と言う。そのスーパーは、日頃あまり利用していない。どうやら、顔見知りでないと、使ってはいけない場合もあると知る。何とかの一つ覚えで、とんだマジックフレーズになった。

 ちなみに、通販化粧品の申し込みの際に問合せた件は、オペレーターと2人で共感し合ったことと、正反対の結果となった。自分で納得した結果なので、清々しい気さえした。

土曜担当…浜本美佐子




2014年1月10日(金)
今年の目標・・・                                   金曜担当…小笹正洋

年初に、今年のキーワードは、「温故知新」と「天性開眼」でいこう。
と決めました。


「温故知新」は、
「論語」の中の有名な教えですが、古(いにしえ)のことをよく温め(学び)、そこから
新しい知識や道理を得る。洋の東西を問わず、古典の叡智を今の世の中に活かしていく。


「天性開眼」は、

自分で言葉を繋げたのですが、生まれもって備わっている天与の性質に目覚め、真理を悟り窮めていく。


このように自分自身に課していこうと思い、気色ばんでおりました。



そんな折に、頂きました一通の年賀状を拝見しておりました。




洗心 易経
記憶や思いを放下すれば
心は自ずと新になる

(※実際は筆文字なので、活字よりも風合いがあります)




これを何度も読ませて頂き、
あれもこれもしないといけない・・・
と、思っていたところから、
気持ちが開放されたように感じました。

心に付着している「雑念・妄念」の垢が
捲れ落ちていくような気分になりました。




中村天風先生も以下のように説かれています。


雑念・妄念は、神人冥合を直接に妨害する一大障害物。
雑念・妄念さえなければ、特別なことをしなくても、
人間の心と宇宙霊とは結びつくようにできいる。
だから、悟りというものは何も考えないときに、
その心に生ずると教えてきました。これが悟りに対する秘訣です。
雑念・妄念の出ていないときには「霊性意識」が発現します。
霊性意識とは、「本心・良心」のことです。
人にすまないことをしたり、道にそむいたことを言ったりすると、
何となく気がとがめられたり、後ろめたさを感じるでしょう。
これが本心、良心の働きです。



目標の設定や叶えたい夢を持つことも大事ですが、
それ以前に、何のために生まれてきたのか。

今一度考える機会となりました。

金曜担当…小笹正洋




2014年1月9日(木)
誕生日                                       木曜担当…西端努斗夢

独特の語り口で人気を博した映画評論家の故・淀川長治さんが昔、誕生日について話されていました。

「誕生日はね、自分が生まれたことをお祝いする日じゃないの。誕生日はね、おなかを痛め、たいへんな思いをして産んでくれたお母さんに感謝する日なの。だから僕は、毎年誕生日にはお母さんを食事に招待してありがとうとお礼を言っているの」というような内容でした。

この話を聴いて私は感動し、淀川さんの真似をしようと思ったのですが、いざ母の顔を見ると照れくさくて言葉が出てきません。

結局、実行に移せないまま年齢だけを重ねてしまい、昨日の誕生日も、心の中でお礼の言葉を呟いただけでした。

木曜担当…西端努斗夢




2014年1月7日(火)
「2013年の振り返りと2014年への抱負」                    火曜担当…坂本欣也

私にとっては今年初めてのブログですので、皆さま改めまして、

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年の1月1日のブログに、以下の目標を記しました。

2013年は、「本心=信念が更に明確になる年」を
一つ、日々、立腰瞑想道の実践
一つ、毎月、潜学講座での学び
一つ、毎朝、冷水を浴びる業「水垢離」(本日で262日目)と「六方拝」の実践
(宣言した以上は、実践しなければなりません。 あ~、プレッシャー!)

2014年のモットーは、「楽しく継続する」としたいと思います。

「習慣は第二の天性」と天風先生は仰いました。
天性とするには、相当な時間と努力が必要でしょう。

凡人である私は、あまり深く考えず楽しみながら淡々と継続することで、気がつけば呼吸するかの如く実践できている状態を実現できればと、都合のよいことを考えています。笑

本塾第3期(4月スタート)には、関西師友協会の若宮幾馬先生を4回お招きし、中国古典からの深い教えを戴けることとなりました。

天風哲学と儒教・古典思想の両面から真理を探究する。

2014年の湧くわく本心塾での学び、更にワクワクしてきました。

今年も有難うございます。

火曜担当…坂本欣也




2014年1月6日(月)
上り運                                          月曜担当…池田光

明けましておめでとうございます。
今年は、4日に大阪天満宮に初詣しました。
そして、おみくじ。
吉でした。

ところが、ご一緒に詣でたみなさんは、数人ですがみなさん大吉でした。
年初は大吉を増量しているのかもしれません。
「あの神社のおみくじは縁起がいい」
というのが、神社繁盛の秘訣かもしれません。

僕は子供のころ、祖母から、
「大吉は吉運の頂点だから、のぼりつめたあとは凶運へと落ちていくだけ…。だから、まだまだ上があり、のぼって行っている吉がいい」
と教えてもらい、それ以来、上り運にある「吉」を良しとしてきました。

今年も、「吉」からの上り運で一年を切り開いていきたいと思います。
本年も、どうぞ、よろしくお願いします。

月曜担当…池田光




2014年1月3日(金)
今年はどんな一年に・・・                              金曜担当…小笹正洋

新年明けまして
おめでとうございます。


2014年の干支である甲午(きのえうま)の年は、
十干十二支の60年サイクルの31番目の干支です。

前回(60年前)の甲午の年である1954(昭和29)年は、
日本の高度経済成長の始まりの年の
ようでした。
(私はまだ生まれてませんでした)

戦後の復興期でもあり、国全体が経済成長へと向かっていったのですね。

木火土金水の五行では、「甲」は木で「午」は火。
木が火をおこす如く、午が甲のエネルギーで大きく発動していく年。

そういえば、

お日さまが一番高い位置にある
お昼の12時を正午と言いますね。


今年はそういった大きな力を背景に
それに報いることの出来る
働きをしていきたいですね。


本年もどうぞ
よろしくお願い申し上げます。

金曜担当…小笹正洋




2014年1月2日(木)
おまかせ                                     木曜担当…西端努斗夢

あけましておめでとうございます。今年もありがとうございます。

昨年1月の最初のブログにも書かせていただきましたが、私はここ数年、あえて目標や計画を立てず、すべて天に“おまかせ”する生き方をしてきました。

そんな私のためにというわけではありませんが、昨年末、京都のあるお寺で住職をされている知人から送っていただいた文章に私が日頃から思い描いている生き方がわかりやすく記されていて、思わず膝を打ちました。
その文章には、「おまかせすると言うと他人任せにして自分の努力を放棄するように聞こえますが、そうではありません。目の前の現実をすべて受け入れるのです。それが、たとえ期待外れの事であっても不平不満を言わず、受け入れるだけです。そして、目の前の与えられた事に対して積極的に、一生懸命に取り組み、結果は仏さまにゆだねるのです。失敗も困難も病気でさえもいただきものと受け取って、今何ができるかを前向きに考えて行動するのみです」と。

自ら目標を立て、頑張ってそれを達成することで人生を切り拓いていく生き方もやりがいがあって面白いと思いますが、どんな展開になるか、ワクワクしながら生きる“おまかせ”の生き方が私は好きです。

木曜担当…西端努斗夢




2013年12月31日(火)
「義から仁へ」                                                 火曜担当…坂本欣也

本日で平成25年が終了します。
この締めの日に、本ブログで本年を振り返り、新年を迎えられること、感謝いたします。

湧くわく本心塾での学びは、常にひたむきで充実したものでした。
高い志を持つ同志との出会いと切磋琢磨でした。
皆様、本当に有難うございました。

ただ、1226日の衝撃の出来事の後、胸の息苦しさが続いています。

人、または国家が其々の「義」を主張し、押し通そうとしています。
その人や国家の枠の中では正しいことでも、それ以外の枠では不義と映ってしまいます。
これは天風哲学で言うところの、理性意識のレベルでの思考・行動ではないかと考えます。

この状況を打開するには、義を越えた「仁」レベルの意識、さらに言えば、天風哲学での霊性意識レベルでの思考・行動が必要ではなないかと考えます。

明後日の12日で45歳を迎える私に、何ができるだろう。
と池田塾長のブログを拝読し考えました。

未熟な私は、「ひたむきに、人の世のために役だつ自己を完成することに努力」し続ける自分でありたいと思います。来年は更なる「修己」の年にしたいと思います。

平成26年、仮我世界がどうであろうと、真我ではこれまで通り、「欣びと感謝に満たされ進み行かん」という思でいおります。

今年923日に87歳でお亡くなりになられた酒井雄哉大阿闍梨が仰られていた「一日一生」を、積み重ねて生きたいと思います。

行く年平成25年、ありがとうございました。
来る年平成26年、ありがとうございます。

火曜担当…坂本欣也




2013年12月30日(月)
自分をどう使うか                                    月曜担当…池田光

どんな時代に生まれ、
どんな親のもとに生まれたか。

また、どんな経済状態の家庭に生まれ、
どんな容姿に恵まれ、
どんな才能を持って生まれるかというのは、
天与のもので、運命としか言いようがありません。

ということは、人が「自分」と呼んでいるものは、
天与のもの――天から与えられた側面があるわけです。

それを僕は、前半生において、自分のものだという側面だけで生きてきました。
が、いつの頃からか、
「与えられたもの」として、どう、まわりのために自分を使うかということを、
少しずつ考えるようになりました。

すると、意識が変わってきました。
「自分はどう生きるか」
ではなく、
「自分をどう使うか」
と。

これは、
与えられたものである「自分」をどう使えば、
もっとも自分を生かすことができるのか、
という意味が込められています。

人は、生かされ、生きています。
つまり、
生かされている側面と、
生きている側面
があるわけです。

同様に、
自分を自分のために使う側面と、
人と世のために自分を使う側面
があるはずです。

まもなく新しい年を迎えます。
来年の抱負を、上記の二つの側面から考えてみることが
少なくとも45歳を過ぎた人の責務だと思うのですが、
いかがでしょうか。

月曜担当…池田光




2013年12月27日(金)
いま思うこと・・・                                   金曜担当…小笹正洋

はじめに、私は戦争については反対の立場ですので、誤解無きように。

先日、安部首相が靖国神社を参拝されたことについて、
一部の国からの批判の声があったようですが、
他国のやっている事に対する批判の声であって、
自国の英霊を尊敬する行為に対して、批判をするでしょうか?

自分の身体を張って、母国や子孫を護ろうとする精神は、
非常に崇高且つ尊い精神です。


「今の世の中は、特攻隊員達が望んだ世の中になっているか。
今の世の中は、『お陰様』ではなく、『俺様』の世の中に
なっているのではないでしょうか。
『徳を積む』ことを大切にしてほしい。
今の世の中は、損得の得になってはいないか。。。」

鹿児島県知覧にある、富屋旅館の3代目女将鳥濱初代さんからの教えです。


富屋旅館は、特攻隊員の母と呼ばれていた、鳥濱トメさんが昭和4年に開業。
http://www.tomiyaryokan-chiran.jp/tome.html
以来、特攻隊員の方々の憩いの場となっておりました。


靖国神社の問題を見聞きする度に、鳥濱トメさんと特攻隊員たちとの
やりとりを思い出さずにはいられません。

「ホタル帰る―特攻隊員と母トメと娘礼子」/赤羽礼子(著)


今年も一年間ありがとうございます。
来年も皆様方にとって、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。

金曜担当…小笹正洋




2013年12月26日(木)
反省                                       木曜担当…西端努斗夢

2013年も今日を入れてあと6日となりました。この1年を振り返ると、毎年のことながら反省すべきことの多い1年でした。

反省ということで思い出すのは、プロ野球・元西鉄ライオンズの大投手だった稲尾和久さんの「上手くいった時にこそ反省する」という言葉です。

私たちは、失敗した時や上手くいかなかった時に反省しますが、成功した時や上手くいったときは「良かった、良かった」で終わってしまいがちです。
ところが、稲尾さんは上手くいった時こそ反省することが大切だとおっしゃっていました。たまたま“いいボール”が投げられた時、なぜ投げることができたのか反省することによって偶然でなくいつでも自分の意志で“いいボール”を投げることができるようにしていったそうです。

凡人と一流の人、違いはほんのちょっとしたことなのですが…

木曜担当…西端努斗夢




2013年12月24日(火)
「修己」                                       火曜担当…坂本欣也

小笹事務局長、池田塾長にご講義いただいた、1221日の潜学講座は素晴らしかったです。 

あれから数日間たちましたが、自分の中では「修己」という言葉が強く残っています。

他人を教育し変えようとするのではなく、「修己」し続けることが、結果的に「治人」につながるのだと、改めて気づかせていただきました。

その意味で、私はまだまだです。
なので、日課だけでも続けていこうと思います。

「修証一等」の思いで、ゆったりと焦らず、心身の両面で続けていきたいと思います。

ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年12月23日(月)
非常識のススメ                                     月曜担当…池田光

若い頃から、常識を越えたいものだと思ってきました。
と同時に、良識的な人間でありたいと思っています。
常識を越えつつも、良識的に生きたいという人生テーマを抱いているわけです。

さて、常識を超えるというのは、常識が無いのではなく、刷り込まれた常識を突破するということです。
これを「非常識」と呼ぶと、いまだ常識が無い状態は「未常識」となるでしょう。
僕の頭のなかでは、
「未常識→常識→非常識」
という図式が描かれています。

「未常識→常識」というステップは、健全な社会生活を送るうえで、とても大切な過程です。
まず、この段階を、きっちりとクリアしなければなりません。
が、この段階を歩むうちに、自らのなかに壁というか、殻を作ってしまうことになります。常識というもので自分を縛ってしまうのです。そうなると、常識でしか物事を見られないようになります。

ここから解き放たれるステップが、「常識→非常識」です。
そのために大切なのが、3つの疑うことです。
① 【時代に制約されていないか】…時代によって常識は変わります。時代精神ではないかと疑うこと。
② 【エリアに制約されていないか】…「日本の常識は世界の非常識である」というように、特定地域だけに通用するものではないかと疑うこと。
③ 【民主主義に制約されていないか】…少数意見であっても正しいのではないか、多数意見であっても間違っているのではないかと疑うこと。

このためにも、古典と歴史の勉強は欠かせないと思うのです。

月曜担当…池田光




2013年12月21日(土)
こ、こんなところに!                               土曜担当…浜本美佐子

 11/30の本欄で、家の前を流れている「どぶ川」についてご紹介した。
先日、ある人(Mさん)と話をしていたら、この川の話になった。

 Mさんは、この川の前を通って通勤される。いつものように、川沿いを歩いていると、その場にいるはずのない生き物がいたらしい。
「何がいたと思う」と訊ねられ、「アオサギでもいましたか?」と答えてみた。内心、アオサギなら見たことあるゾ、と思いながら。

 川の位置を書き記し、Mさんは
「この辺で、エイが、ゆーっくりと泳いでたんや! 1メートルぐらいのエイやで」と仰る!!
 あまりの驚きに、「えーっ、エイ」と、オヤジギャグのような反応をしてしまった。

 エイが泳いでいたという位置は、河口から2~300メートルは離れているはずだ。
「淡水魚じゃないから、ゆらゆらしてたんは、苦しかったんやろうなぁ……」
 ため息混じりに言うMさんの言葉が引っかかっていたが、確認しに行く時間的な余裕はなかった。
 数日後、その川を見渡してみたが、エイの姿は見当たるはずもない。無事に海に戻れていますように、と心の中で何度も手を合わせた。

土曜担当…浜本美佐子




2013年12月20日(金)
あわてない、あわてない。。。                           金曜担当…小笹正洋

最近では当たり前にあるファーストフードショップ、
インスタントやレトルトの食品。。。

大抵の食品は、お手軽に直ぐに食べられます。

非常に便利な世の中で生きています。


ファーストフードで、注文してから30分も待つのでは、
誰も購入しないでしょう。

インスタントやレトルト食品が調理時間に1時間かかるなら、
誰も作って食べないでしょう。


料理は、出てくるまでの間に、ワクワクしたり、会話をするのも
楽しみの一つのはず。

今では、たとえ待つことがあっても、携帯電話やポッケトゲームで
自分の世界に入って楽しむこともあるようですが。。。


現代のようなスピード至上主義がサービスの市民権を得ている
世の中では、待つということに対する忍耐や、一緒にいる人との
楽しみ方が損なわれてきているような気もします。



便利さの影で、育まれているものは。。。

時間を捻出るために、知らず知らずに手放しているものは。。。


持ち時間の長短よりも、
その時間の中での感じ方を大切にしたいものです。


今年も残すところあと僅か。


時間の使い方については、
反省の多い1年となりそうです。

金曜担当…小笹正洋




2013年12月19日(木)
人生はスポーツ                                 木曜担当…西端努斗夢

私はスポーツをするのも観るのも好きです。それは、私たちの人生と相通じるものがあるからかも知れません。

私が感じる人生とスポーツの共通点は次の4つです。

その1、どのスポーツにもルールがあること。私たちも社会のルールの中で生きています。

その2、ルールには、サッカーでは手を使ってはいけない、ラグビーではボールを前に投げてはいけないなどの制約があること。私たちも肉体的、物理的にたくさんの制約を受けています。

その3、プレイする空間がコートの中など制限されていること。私たちも限られた生活空間の中で生きています。

その4、プレイする期間が時間や回数によって限られていること。私たちも寿命という時間で生きる期間が制限されています。


オリンピックやプロリーグなど実力を競うチャンピオンスポーツにしても遊びの要素を持ったレクリエーションスポーツにしても、喜びや楽しみを味わいたければ、ルールや戦術を研究し、心身を鍛えて技術を向上させなければいけません。

日々の学びの中で“しんどい”と感じる時、私は、「人生はスポーツだ」と考えるようにしています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年12月17日(火)
「身を鍛える.」                                                 火曜担当…坂本欣也

日曜日、友人と3人、飛鳥川のほとりを1時間50分かけて、ゆっくりと15キロ走りました。

心身統一、これまでは心が中心でしたが、最近は身を鍛える意味、そして爽快感を味わっています。

水垢離も気持ちの良い(笑)季節です。

自分の心身の中と間で起こる、変化を楽しんでいます。

ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年12月16日(月)
コリン・ウィルソン氏の死を悼む                           月曜担当…池田光

学生から社会人の初め頃にかけて、集中的に読んでいたのは、コリン・ウィルソンでした。
彼の作品『賢者の石』『至高体験』」『右脳の冒険』『フランケンシュタインの城』などを夢中で読むなかで、やがて僕のなかに「意識の拡大」というテーマが顕在化してきました。
そして、この「意識の拡大」というテーマが、その後の僕を決定づけました。
このテーマの延長線上に、一時期ケン・ウィルバーにのめり込んだり、天風哲学を学んだり、長岡禅塾に通っている今の僕があり、これからも細々と「意識の問題」に取り組み続けていくことでしょう。

…そんな、僕に影響を与えたコリン・ウィルソンが亡くなってしまったのです。
12月10日の夕刊を見ていたら、死去の報が掲載されていました。
記事によると、12月5日に、英南西部コーンウォール州の病院で亡くなられたらしい。
82歳でした。
すでに昨年、脳卒中を患い、会話能力を喪失されていました。
もう今では読むことがなくなったとはいえ、僕にもっとも影響を与えた一人でした…。

そうだ、書庫の一角には、コリン・ウィルソンの本が詰まっているはず…。
夜、薄暗く、寒い書庫に入って、ざっと数えてみたところ、60冊ほどありました。
今ではまったく取り出すことも読むこともありませんが、若い頃の僕の足跡が、そこには刻み込まれています。

淋しいという表現が近いのかも知れませんが、何とも言えない気持ちでいます。
これを表現するのは難しいけれど、
「みんな死んでいくんだなあ」という、確認作業をするような気持ちと、
「みんな死んでいってしまうんだなあ」という、取り残されていくような気持ちが入り混じった、どちらかといえば乾いた虚しさのような気持ちですね。
氏のご冥福を祈ります。

月曜担当…池田光




2013年12月14日(土)
倍返し                                       土曜担当…浜本美佐子

 ある通販化粧品を購入するため電話をかけた。社名に続いて個人名も名乗り、マニュアル通りと思しき丁寧な対応で注文を受けてくれた。

 ふと、ある疑問が湧き、たずねてみると「責任は持てませんが、私はこう思います」というような返事だった。「○○さんと同じ思いです。責任を押し付けるようなことはしませんから」と、たまたま覚えていた相手の個人名と合わせて私自身の考えを述べる。「そうおっしゃっていただくと助かります」と、電話越しに安心している様子が伝わってきた。
 この辺りのやり取りが、マニュアルに書かれているかどうかは不明だが、彼女は自分の思いを素直に伝えてくれた。ひょっとしたら、マニュアル外のことで、勇気の要ることだったかもしれない。
 その後は確認作業をし、「ご注文ありがとうございました。○○(個人名)がお受けしました」と型通りに流れた。

 今年もあと3週間程度だ。「多分、年内に注文をすることはないと思うので、○○さん、よいお年を」と言った。
「ありがとうございます。浜本様も良いお年を。来年もどうぞよろしくお願いします」。
声のトーンが上がり、頭を下げて心から仰っているような丁寧な言い方だった。

 何気ない一言に、相手から何倍も心のこもった言葉が返ってきた。これぞ、十倍返し!
 マニュアル通りの対応でも、互いのちょっとした気遣いがあれば、気持ち良くなれる。注文して良かったと思った。

土曜担当…浜本美佐子




2013年12月13日(金)
生涯現役                                       金曜担当…小笹正洋

大阪市内の中崎町商店街に「青空書房」という古本屋さんがあります。
http://nomarkukai.cocolog-nifty.com/

店主の坂本健一さんは90歳の現役です。

67年間続けてこられたそのお店も年内いっぱいで閉店し、
現在のお店の近くのご自宅でひっそりと商いをされるようです。

ご本人は、生涯現役を貫かれるおつもりです。


お近くに行かれることがございましたら、是非お立ち寄り頂き、
90歳現役店主の優しさとエネルギーに溢れる語りに耳を傾けて下さい。


神通力があるんじゃないかと思いました(笑)


ちなみに、致知という雑誌の今月発売号にも掲載されています。

金曜担当…小笹正洋




2013年12月12日(木)
神様の目線                                    木曜担当…西端努斗夢

広い視野でものごとを見ることが大切だと言われています。私は、広い視野だけでなく、高い視点からも見るように心がけています。
そこで、私が意識しているのは、「神様(=本心)の目線で見るとどうか?」ということです。
病気や怪我、トラブルなど、人間の目線で見ればありがたくないことも、神様の目線から見ると、もしかしたら自分にとって必要不可欠な、ありがたい体験なのかもしれません。
凡人の私にとって、神様の目線で見ることは簡単なことではありませんが、見ようとする姿勢だけは常に持ち続けたいと思っています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年12月10日(火)
「病を忘れる.」                                                  火曜担当…坂本欣也

西端さんの仰った「神様の休暇」をいただき、私も今日は床の中を温めていました。

そして、枕元にあった『運命を拓く』をふと手に取り、久しぶりに読み直してみました。

「人間は、どこから来て、どこへ去っていくのか。
 人間はこの地球上に、何をするために生まれてきたのか。
 命とは一体何か。心とは何か。身の役割は。そして心と身の関係は。」

「まえがきに代えて」の中で、若かりし頃の天風先生の心の中のテーマが率直な言葉で描かれています。
その後、アメリカ、ヨーロッパ、インドへと旅をして、その偉大な悟りを持って日本に帰国するのです。

初めてこの本を手にした時の感動を思い出し、またその時とは違う次元での味わいを噛みしめ、そして時折「安定打坐」を挟みながら、読み進めています。 

すると、集中して読み進める途中、いつしか自分が風邪であることを忘れていたことに気づきました。

そして、天風先生が仰っていた、「病でなくなるには、病であることを忘れること」という言葉を思い出しました。
心が執着していない無念無想の状態。

明日からは北海道に旅します。(仕事ですが。。。)
もちろん、この本も一緒です。遠足の前のように、ワクワクしています。

「神様の休暇」に感謝です。

火曜担当…坂本欣也




2013年12月9日(月)
目標発想から資源発想へ                               月曜担当…池田光

今年の前半は、昨年の二倍の仕事量をこなしていました。
昼夜を分かたず、パソコンに向かって集中していました。
仕事盛りの四十代の頃の勢いが戻ってきたかのように。
そして、8月末に大きな仕事が片付き、ホッと一息つくと、そのまま、次の仕事に向かう気力がなくなりました。
9月からこのかた、来た仕事だけを最低限にこなすだけになっていました。
が、12月に入って、少しかずつ気力が充実してきたように思います。

今年の前半にちょっと無理して仕事したおかげで、これからどうペース配分したらいいかが分かったように思います。

若い頃は、自分の能力や体力をあまり考慮せず、やりたいと思う「目標」を先に立てて、これを実現するように動いてきました。

が、還暦が近づいた今の僕は、大まかな目標イメージを描いているけれども、それに捉われず、自分の能力と体力から何ができるかを考え、無理せずに、しかも最大効果を狙いたいと考えています。

また、同様に、読みたい本はたくさんあるけれども、残された時間でどれだけ読めるかを考え、読書計画を立てなければならないとも思います。

「目標から計画する」のではなく、「現有資源から計画する」という方向に転じて行くということです。
ちょっと大げさですが、「目標発想から資源発想へ」ということであろうと思います。

月曜担当…池田光




2013年12月7日(土)
本当の親切                                    土曜担当…浜本美佐子

 先日、ある公民館を訪れることになった。何となく、その近辺に土地勘はあるものの、初めて行く場所だ。予め公民館のホームページで場所を確認し、当日も早めに家を出た。

「神戸市営地下鉄某駅の1番出口から徒歩5分」と書いていたので、1番出口と思しきところと地図を突き合わせる。あともう少しで着くはずだと思ったが、目印にしていた会館が見当たらない。
 迷っている場合ではない。掃除をしている男性に訊ねるが「知らない」と言う。すぐ近くで道路工事をしていたお兄さんが、親切にも「どこですか?」と加わってくれた。

 お兄さんは、工事現場のすぐ南側にある学校を指さし、「ボク、この学校の出身なんです」と心強いことを言ってくれる。地元の人なら、と安心していると「こんな公民館、知らないなぁ」。ギョッとしていたら、お兄さんは懐から何かを取り出し「ちょっと待ってくださいね~」と言う。
 お兄さんは、私が出していた案内チラシ(住所と電話番号だけ記載)を見て、公民館に電話をかけ、場所を確認してくれた。懐から取り出したのは、携帯電話だったのだ。「一旦、○○へ戻って、東側に進むと川があるから、そこを目印に」と、わかりやすく説明してくれた。

 本来なら、自分で公民館に電話をかけるべきなのに、見ず知らずの私のために、お兄さんは、わざわざ電話をかけてくれた! 作業服から会社名はわかったので、「せめてお名前だけでも」とたずねたら、「名乗るほどのことでは」と、工事を始めた。これ以上お手を煩わせるのもどうかと思い、丁寧にお礼を言い、公民館へ向かった。少し迷ったものの、おかげで集合時間までに無事到着した。
 どうやら、地下鉄の1番出口が複数あったようで、別の1番出口を拠点にしていたことがわかる。私がお兄さんの立場なら、同じことはできただろうか? お兄さんの清々しさと親切心に、その日一日気分が良かった。

土曜担当…浜本美佐子




2013年12月6日(金)
価値の勝ち!?                                   金曜担当…小笹正洋

濃緑の厚いビロウドのような苔に包まれた井戸、
去年とおなじように、散りこぼれるうす紅色のはなびらが
溢れる水にくるくると舞いやがて井桁の口から流れ落ちてゆく。
向うにしんとして小暗い杉の樹立を配して、それはいかにも
美しく生き生きと春を描きだしているようにみえた。
(中略)
けれどもしあの水を使うとしたらどうでしょうか。
そばへいって覗いてごらんなさい。
あれは底が浅いし、あのように桃の枝がさしかかっているので、
落ちこむのは花ばかりではなく、病葉も腐った桃の果も、毛虫もある。
たいていは流れだしてゆくが沈んで底に溜るものも多い。・・・
あなたはその水を汲んで茶が点てられますか。

「日本婦道記」という山本周五郎さんの短編集の一節からです。





言語明瞭で、立て板に水のような話しぶりであっても、
それほど心に残らない話しもあれば、

訥々とした話しぶりでも、人の心を打つ話しもあります。



それは、歌を聴いていても同じ感覚ではないでしょうか。


名曲が全て心に響くとは限らない。

名も無い曲も心を打つ。



同じ歌でも、歌手によって違う曲のように感じる。

詩の内容も旋律も同じであっても。。。



美しい詞や旋律だけでは、人の心を打てない。



話し手、歌い手がどんな「手」を入れ、気持ちを込めるかによって
その詞や旋律に込められた思いを表現していく。

井戸にしても、どのような「手」が入れられているか、
すなわち、手入れが行き届いているか。


見た目に美しいものを高貴なものとするのか、
味わってみてその価値を感じるのか。

金曜担当…小笹正洋




2013年12月5日(木)
神様の休暇                                  木曜担当…西端努斗夢

先日、風邪をひいて2日間、ベッドの中で過ごしました。
最近は年に何度か寝込むことがあり、私はこれを「神様の休暇」と呼んでいます。
働き過ぎで休養が必要な時や無理な生き方に気づいてあらためなければいけない時、神様が怪我や病気という形で休暇を与えてくれたと考えるのです。
休暇をいただいた私は、ベッドの中で神様に感謝して身体を休めるとともに、これまでの生活を振り返って反省し、心身ともにリフレッシュして再び現場に復帰します。

木曜担当…西端努斗夢




2013年12月3日(火)
「プレゼント.」                                                  火曜担当…坂本欣也

英語のPresentには、「贈り物」と「現在」という意味があります。
Presenceになると、「存在」を意味します。

「現在」つまり「今ここ」は、「大いなるもの:Something Great」からの「贈り物」だと感じます。

今朝の瞑想の時間に、「今、ここに、存在するあらゆるもの」を大切に感謝しなければならないという念が、ふつふつと湧き起こってきました。 

「今ここ」に存在するものが、今現在の最高の贈り物。
ふさわしいものが、ふさわしい分量、ふさわしい時に、ふさわしい場所で、いただける。

自己の心身、家族、同志、仕事で関わる人々、友人、地域で知り合う人々、優れた本との出会い、

幸運なこと、一見不幸だと思うことも含めた、あらゆる現象

自分自身に起こる感情、ひらめき、インスピレーション、アイデアも、そのプレゼントに含まれるとも思います。

プレゼントを受け取るため、感受するために、五感を研ぎ澄まさなければならない。
ゆえに、天風先生のおっしゃる、「官能の啓発」が必要なのでしょう。
仏教の「六根清浄」という教えと通じ合うとも思います。

このことに気づかせていただいた事に、感謝いたします。

火曜担当…坂本欣也




2013年12月2日(月)
見るだけか、買うのか                                月曜担当…池田光

早いもので、12月に入り、今年も一か月足らずとなってきました。
寒さが増してきましたが、つい先ごろの紅葉の盛りの頃は、少し美術館・博物館などをまわってみました。

11/8  神戸市立博物館で「プーシキン美術館展」
11/13  大阪弁天町のカフェギャラリーで「河上知明さんの灯り展」
11/20  兵庫県立考古博物館で「動乱! 播磨の中世」
11/23  大山崎山荘美術館で「光と灯り」
11/29  住吉倶楽部で「矢野太昭展」
11/30 横尾忠則現代美術館「肖像図鑑」と、兵庫県立美術館で「絵画と文学」

それぞれについて、いろいろ思うところはあります。
が、そんな中で、「矢野太昭展」では、2点欲しい作品がありました。
買い求めようと、ため息をつきながら鑑賞し、寸前のところで購入を踏み止まって、住吉駅のあたりで昼食をとりました。
その際も、引き返して購入しようという衝動がありました。
今も、欲しかった作品が目に浮かんできます。

矢野太昭さんは、名古屋のお生まれで、岡山の大学を出られ、そのまま岡山大学の大学院で美術教育を専攻された方です。
古代ガラスに惹かれ、ハッと息をのむ、素晴らしい作品を発表し続けられています。
僕が、彼の作品に出会ったのは、もう十年以上も前になるでしょうか。
東京のアルデバランというギャラリーで、たまたま彼の作品展があり、そのガラスの美に魅せられたのです。
今では5点ほど彼の作品を所持していますが、じつは、矢野太昭さんご自身とお話したのは、先日の11/29が初めてです。
ちょうどこの日は作家の在廊日であり、ほとんど開店と同時に行きました。そして、入口に一番近いところにあった作品と出会った瞬間に、欲しくなったのでした。

悲しい歴史を背負った民族の末裔であろう、老女のトルソ。
その肩にとまった、ガラスでできた一羽の鳥。
この像が目に焼き付き、何度もギャラリー内を引き返しては見つめました…。

今回のブログで言いたかったことは、次のことです。
美術館や博物館を巡って作品を鑑賞するのと、ギャラリーで作品が欲しくなり、買い求めようとするのとでは、まったく鑑賞の質が変わってくるということです。
矢野さんのトルソが欲しくなり、息をのんで見つめた作品は、僕の頭の中では、自宅のあの場所、この場所に置かれ、その部屋の空気感が変わるところまで想像が高まっていました。

今回、買い求めはしませんでしたが、寸前までいった作品だけに、細かなところまで記憶していて、鮮明なイメージが浮かんできます。
と同時に、自分のものにならなかった、悔しさのような、憧れのような気持ちがよみがえってきて、その物理的な作品を、何重にも心理的な思いが取り巻いて浮かび上がってくるのです。

美術的な作品を「買う」というレベルは、このように、恐ろしい行為なのです。

月曜担当…池田光




2013年11月30日(土)
おめでたい?                                   土曜担当…浜本美佐子

 家の前を小さな川が流れている。良く見れば水が澄んでいることもあるが、底に泥が溜まっているのか、川の水は濃い灰色や茶色にしか見えない。川幅5メートル程度でコンクリート三面張りという、どこにでもあるような「どぶ川」だ。

 こんな「どぶ川」にも、いろいろな生き物が住んでいる。4.5センチの魚(何かは不明)や3~40センチ位のフナ(と思しき魚)をはじめ、カメが泳いでいることもある。川べりでハトが羽を休めていたりもする。

 さらには、コサギやカモもいるのだ。多い時には、コサギは2.3羽、カモは14.5羽もいる。カモは、その形だけで愛らしいし、コサギは見るからに優雅だ。
「こんな汚いところにどうして?」と思いつつ、彼らを見かけるだけで、ホッコリと幸せな気分になれるから不思議だ。

 時々、家の窓から電線にとまるコサギを見ることさえできる。猫たちと一緒にテンションを上げ、「何エエことあるんやろ~」と思っている私は、おめでたいだけなのだろうか。

土曜担当…浜本美佐子




2013年11月29日(金)
最近感じる違和感・・・                               金曜担当…小笹正洋

毎日の通勤途中に見かける光景で、

パチンコ屋さんの前を通るときに

いつも、入場整理の60歳前後のガードマンの方が

立っておられ、挨拶をすると非常に元気よく気持ちよく

挨拶をして下さいます。

傍らでは、若者(20代位)がパチンコ屋さんの開店を待つ姿。

私自身はパチンコはやりません。

また、パチンコの良し悪しを論ずる必要はありませんが、

何度見ても、違和感を感じる光景です。

失業率が4%程度とか、大卒者の就職率67%程度というのも

求人倍率(求人数÷求職数)も0.8程度という中で、

先程の光景を再度思い返してみると、何とも腑に落ちない。

企業や行政の問題だけとは考えにくいとは思いませんか。

金曜担当…小笹正洋




2013年11月28日(木)
古代の日本人                                  木曜担当…西端努斗夢

特定秘密保護法案が昨日、衆院で可決し、通過しました。一方で、福島原発では復旧作業が遅々として進まず、事故の責任は今も曖昧なまま。

日本という国は、これからどうなっていくのでしょうか?

古代の日本人は、自然と溶け合い、人間同士が真実のヒビキで繋がりあって、豊かさを獲得していたそうです。
政治や行政がどうなろうと、私は、古代の日本人が生きた世界を自分のまわりに創り出していきたいと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2013年11月26日(火)
「犬山にて.」                                               火曜担当…坂本欣也

先ほど、犬山に到着しました。
今週は、犬山、神戸、東京です。

風の又三郎のような生活です。

求められるところに行き、求められることをする。
ありがたいことです。

席が空いたら座りましょう。
夢か幻か、良くわかりませんが。

一日一生。
楽しみたいと思います。

火曜担当…坂本欣也




2013年11月25日(月)
領収書の人生を生きる                                月曜担当…池田光

このところ、同時並行で4冊の本の編集を進めています。
その1冊に、わが本心塾でもご熱心に参加いただいている、多治見の加藤健治さんの原稿があります。

僕は、加藤さんの原稿とじっくり取り組みながら、
「力みのない、素晴らしい原稿だなぁ」
と感心しました。
初めて本を出そうとすると、どうしても力みが入ります。
うまく書こうとか、読み手を感心させてやろうとか、えらい人物だと思われようとか…。
そして、この力みが読み手との間で「壁」を作ってしまうのですが。

加藤さんの原稿にはそれがなく、「普段着の感じで書こう、読み手にわかりやすく伝えよう、実際の自分を出そう」という感じです。
そこが非凡なところです。

加藤さんの原稿には、いろいろ教えられました。
その一つを紹介します。

「人の生き方には二通りあって、『請求書の人生』と『領収書の人生』があるとのことです。
『もっと、もっと』と際限なく求めて欲しがる『請求書の人生』と、今与えられていることに感謝できる『領収書の人生』があるということです。そして、鍵山さんは、『領収書の人生」を歩めということを示されています」

僕は、この考え方に「なるほど」と感じるところがあり、先日、同年代の人に話しました。
すると、彼の答え。

「まだ払てもろてない請求書が3枚あって、この入金がないと年を越せまへん。
そやから領収書も発行でけへん。とほほ…」

そのとき、僕は前に西端さんが「予祝」について書かれていたことを思い出し、

「請求書に、領収書の言葉を入れているはず…。
『いつも、ありがとうございます』と。
我が国には、予祝という習わしがあります。秋の豊作を春に祝って、先に感謝してしまうのです。
だから、請求書を出したら、どんどん領収書言葉を投げかけてしまいましょうよ」
と。

…それにしても、加藤さんの原稿は面白く、素晴らしいです。来年早々には出版したいと思います。
その際は、ぜひ、お手にお取りください。

月曜担当…池田光




2013年11月23日(土)
初めての経験                                 土曜担当…浜本美佐子

 シニアを対象にしたコミュニケーションセミナーの依頼があり、先日講師を務めた。受講生の中に70歳代・80歳代の方がいたことは何度もあるが、シニアだけを対象にしたのは初めての経験だった。
 通常は、文字を並べたチェックシートを使うのだが、「よく見えない」とおっしゃる人もいるだろうと、内容も変えて準備をした。

 会場に着くと、主催者のご担当が「今日はお天気が良いから人数が少ないみたい。ごめんなさいね~」。皆さん、紅葉狩りにでも行かれたようで……。
 とはいえ、遅れて1人2人と増えていく。気付けば20人を超えており、やりやすく結果の出やすい人数となった。
 コミュニケーションセミナーは、私自身が非常に楽しんでいる。幸い、いつも受講生に恵まれ、スムーズに運んでいる。今回も、グループワークで盛り上がってくださった。

 実はこの日は、初めての会場だった。事前に、インターネットで電車の時刻もバッチリ調べていた。「最寄り駅」で降り、何となく違和感を覚えて駅員に会場の建物がどこかをたずねた。な、なんと駅そのものを間違っているという体たらく。何を勘違いしたのか、4つも手前の駅を会場の最寄り駅と思い込んでいたのだ。幸い10分前に会場に駆け込んだが、こんな大失敗も初めての経験だった。

 12月、1月にも、一般の方を対象としたセミナーをさせていただける。また、元気をもらえると思うと、今からワクワクしている。
 ちなみに、どちらの会場にも行ったことがあるので、間違った駅で降りることはない。はずだ。

土曜担当…浜本美佐子




2013年11月22日(金)
表現と反応・・・                                   金曜担当…小笹正洋

先日職場にて、職能責任者に対して注意指摘をした際に、改善の意思表示とは逆に、
言い訳や自己正当化の発言が返ってきました。

普段からルーズな振る舞いや、責任感の無い発言もあったことから、
それに対する警笛を鳴らす意味で、激しく怒りの表現をして注意をしました。


「表現をして」とあえて申し上げるのは、人憎しの感情をぶつけているのではなく、
行為や考え方に対しての注意指摘の意味で、強く思いをぶつけたつもりでした。



自分では理性を働かせているつもりでも、大きな声や、怒りの単語を発すると、
心もそれに靡いて動揺していくものなんだと体感しました。


直後に、ハサミで紙を切るときに、

ハサミを持つ手が細かく震えていたのです。


自分でも不思議な感覚でした。



頭の中では、憎悪の感情は無いつもりでも、身体は反応している。。。


心で思っていることが、言葉や態度に出るだけでなく、
言葉や態度に出したことに、心も反応しているのですね。


やっぱり、よい言葉、よい姿勢、よい考え方を習慣としていきたいですね。
人のためにも、自分のためにも。

金曜担当…小笹正洋




2013年11月21日(木)
友                                          木曜担当…西端努斗夢

池田塾長が亡くなった友人のことを以前、このブログで2回にわたって書かれていました。友人は高校時代から洋書をスラスラ読む秀才だったそうです。

自慢ではありませんが、私にも高校時代に洋書を読む友人がいました。
ただ、同じ洋書でも大きな違いがあります。池田塾長の友人が読んでいたのは、哲学の原書だそうですが、私の友人が読んでいたのは同じ洋書でも、悩ましいポーズで微笑んでいるお姉さんの写真が掲載された本でした。
もちろん、私もその本を借りて、一生懸命勉強したことは言うまでもありません。今となっては、懐かしい思い出です。

そんな友人と、今も時々一緒に遊びますが、昔と変わらない“よき友”です。

木曜担当…西端努斗夢




2013年11月19日(火)
「ピンクの富士山.」                                 火曜担当…坂本欣也

今週は静岡・三島におります。
6時から、富士山を見ながら、日課のジョギングをしてきました。

富士山にはすでに雪が積もり、その上から綿のような雲が綿帽子のようにかぶさっていました。
そして、朝日の光がその雲と雪をピンク色に輝かせていました。
まるで、ピンク色の富士山を見ているようでした。
本当に幻想的な光景でした。

朝から感動的な素晴らしいプレゼントをいただきました。
It made my day! 
ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年11月18日(月)
「ハイゲンキ」岩崎輝明氏の死を悼む                         月曜担当…池田光

「ハイゲンキ」で知られる
株式会社玄米酵素の岩崎輝明会長が亡くなられ、
大阪では11月17日にお別れの会があったとのこと…。
昨日のことだったのですが、
僕は自宅で静かにご冥福をお祈りしました。

かつて、岩崎氏から東京の社屋にて記念講演を依頼され、
そのあと、カラオケをご一緒したことがあります。
大変素晴らしい方で、「ハイゲンキ」やサイン入りのご著書をいただき、
いずれは氏のことを書きたいと思っていました。

岩崎氏は北海道出身の方で、
お会いした翌年に北海道で素晴らしい本社社屋を建てられ、
梓みちよさんなどを呼ばれて、パーティーをされたとか。
…僕も招待されたのですが、
なにぶん飛行機が苦手なので、お許しいただいた次第。
こうして氏は、東京から北海道へ行かれたのですが、このたび、もっと遠いところへ行かれていまいました…。
重ねてご冥福をお祈りいたします。

月曜担当…池田光




2013年11月16日(土)
間違いそうな表現                                土曜担当…浜本美佐子

 お馴染みの『問題な日本語 その3』(北原保雄編著)から、使い方を間違えそうな表現について、クイズ形式でご紹介を。

問い
1. 「間髪を容れず」の読み方は?
2. 「綺羅星のごとく」の読み方は?
3. 「顔色を失う」の読み方は?


答え
1. 「かん、はつをいれず」。間に髪の毛一本も入る隙間がない、意。
 ※「かんぱつをいれず」ではない
2. 「きら、ほしのごとく」。 綺羅星という星はない。華やかな存在・実力者が並ぶさま。
 ※「きらぼしの ごとく」ではない
3. 「がんしょくをうしなう」 なお、「顔色(かおいろ)を無くす」


 日本語研究で有名な金田一秀穂氏(『Dr.金田一&柴田理恵のことば診療所』)によると、日本語は、発音がとても容易で、その音は105とか101(数え方による)と言われている。ちなみに、英語の音は3万以上あり、たいていの言語は日本語のように簡単ではないらしい。それにもかかわらず、諸外国の人が「日本語は難しい」というのは、漢字・カタカナ・ひらがながあり、「読み書き」が難しいからだそうだ。うーん、ナットク!

土曜担当…浜本美佐子




2013年11月15日(金)
やっているうちに・・・                               金曜担当…小笹正洋

かんちがいでも
いいだろ、
つよがりでも
いいだろ、
やってるうちに
かわることもあるだろ。



神岡学さんの言葉ですが、
ここに深い意味を感じます。



背伸びがやがて身の丈になると
以前に教わった事がありますが、

人は、自信ができてからやるのではなく、
やるから自信がついていくんでしょうね。


困難や新しいチャレンジに対して
逃げずに挑んでいく勇気が湧いてくる
言葉に出会いました。

金曜担当…小笹正洋




2013年11月14日(木)
やり続ける                                     木曜担当…西端努斗夢

毎朝6時過ぎ、私の携帯電話に知人からメールマガジンが届きます。
内容はもちろん、それ以上にすごいと思うのは、1日も休むことなく何年も続いていることです。

派手な大きいことをやったからといって、私はそれだけでその人を信じることはしません。しかし、小さなことでもやり続けている人には大きな信頼を寄せます。

男として生まれた限り、何か目立つ大きなことをやりたいと思ったこともありましたが、今は、たとえ小さな目立たないことでも、当たり前のことをコツコツとやり続けられる人間を目指しています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年11月12日(火)
「どんなことにも意味がある.」                            火曜担当…坂本欣也

最近は何かとトラブル続きです。

先日などは、ホテルの部屋の中で、朝の日課の天風心身統一体操をしていたら、勢いよく後ろに広げた右腕がペットボトルに当たり、コンピューターのキーボードに水が大量にこぼれてしまい、コンピューターが壊れてしまいました。

この時ばかりは、俺はなんてアホなんだと、情けなくなりました。

しかし、こんな時ほど、周囲の人々に助けられ支えられていることを実感します。
思い返せば、これまでの人生、それの連続でした。どの国でも、行く先々で。
トラブルや困難は、その事に気づかせてもらうためのメッセージなのでしょう。

本当は、普段からもっと有難く感謝して過ごさないといけないのでしょうね。
私にはまだまだそれが足りないようです。

どんなことにも意味がある。
絶対積極で進んでいこうと思います。
ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年11月11日(月)
MIYAKO                                         月曜担当…池田光

この10月に、東京で立花大敬先生の講演会がありました。
僕はその前座を務めたり、サイン会をしていたのですが、そこにMIYAKOが小走りにやってきました。
「覚えてますか?」
「もちろん…。まだ、歌ってますよね」
と僕。
彼女は、にこにこしながら「アルバム送りますね」と。

僕が、バイリンガルのMIYAKOに出会ったのは、もう10年近く前のことになるのかも知れません。
それから数年後。
九州で再会したとき、彼女はシンガーソングライターになっていました。
彼女の生の歌を数曲聞いて、
「デビューできようができまいが、諦めないでほしい。
諦めなかったら、道は開けるから」
と言ったことを覚えています。

数日前に、彼女のアルバムが届きました。
3枚。
各9曲ずつ。
どれも彼女が作詞作曲し、彼女が歌っています。
数曲聞きました。彼女のサイトがあるらしい…。
http://www.miyakos.net/
このサイトで、彼女の曲を聞くことができます。
よかったら、覗いてあげてください。

月曜担当…池田光




2013年11月9日(土)
命のリレー                                     土曜担当…浜本美佐子

 先週、父の墓参りに行って捨て猫を保護したことをご紹介した。全体をわかりやすく書こうとしたため、かなりはしょって書いたが、猫の主治医と新しい飼い主の他にも、感謝の気持ちを忘れてはならない人たちがいる。
 父の墓は自宅から徒歩数分に位置するため、一度墓の前を通り過ぎて実家を訪れた。実は通り過ぎた時に、茶トラの仔猫が必死になき叫んでおり、後ろ髪を引かれる思いで、いったんは「見なかったことに」したのだ。

 実家の用事を済ませて墓に戻ると、鳴き声はしなくなっていた。
 お線香を求めて墓の詰所に行くと、顔馴染みの墓石屋のお兄さん(私は、年齢に関わらず良識ある男性を「お兄さん」と呼ぶ)が、ご婦人と話をしていた。夫の墓の話をしていたようだったが、話も纏まり、ご婦人は立ち去ろうとしていた。
 いつものように墓石屋のお兄さんに挨拶をし、仔猫の話をすると、「朝の5時か6時くらいから鳴いていたらしいから……」と顔を曇らせた。時計を見ると12時を回っている。「もうダメかも」と言いつつ、鳴き声のしていた辺りに向かおうとすると、そのご婦人も同行してくれた。
「現場」に着くと、汚い箱の中から弱々しい鳴き声が聞こえてきた。「とりあえず命はある」と安心して箱の中から取り出そうとしたら、鳴き声も出せないほど弱り切った仔猫が奥にいた。

 2匹を動物病院に連れて行く際、墓石屋のお兄さんと、そのご婦人がカンパをしてくれたのだ。お兄さんは、ともかく、ご婦人は初対面で名前も知らない。まして、夫を亡くして間もないような方だ。迷ったが、せっかくの好意を有難く頂戴することにした。
 幸い仔猫は2匹とも助かり、揃って引き取ってくれるという有難い飼い主が見つかったことは、先週書いた通りだ。

 いろいろな場面で援助してくれた人たち―猫の主治医・墓石屋のお兄さん・あのご婦人、そして、新しい飼い主―のおかげで小さな命は助かり、私も救われた。
 後日、墓石屋のお兄さんに諸々報告をすると、箱から少し離れたところに、仔猫の亡骸があったという。2匹には亡くなった兄弟の分まで幸せになって欲しい。

土曜担当…浜本美佐子




2013年11月8日(金)
言葉から貰う力。。。                               金曜担当…小笹正洋

好きな詩を繰り返し何度も読んでいると、
疲れを癒してくれ、元気が湧いてきます。

最近好きな詩は、坂村真民さんの詩です。



「本当の愛」

本当の愛は タンポポの根のように強く

タンポポの花のように美しい

そして タンポポの種のように四方に

幸せの輪を広げてゆく

「詩集 念ずれば花ひらく」/坂村真民(著)





強いものは美しい。美しいものは強い。

それは、本物だからだと思います。
しっかりとした根っこがあるからだと思います。

強くありたい。
美しくありたい。
そして、幸せでありたい。

そのためにしっかりとした根っこを育てたい。
タンポポのように。


観賞用のお花は、目を楽しませてくれます。
しかし、時折何か物足りないものを感じさせられます。


それは、タンポポには自らの力で生き抜こうとする力を感じ、
観賞用のお花からは、それを感じられないからなのだと思います。


踏まれても、踏まれても
また次の年に綺麗な花を咲かせる。

雑草は強い。
温室育ちとは違う。


ひまわりや、カサブランカも大好きだけれども・・・、


やっぱり野に咲く花。

タンポポが大好きです。

金曜担当…小笹正洋




2013年11月7日(木)
命を知る                                       木曜担当…西端努斗夢

16日の本心塾・潜学講座で急きょ講師として皆様の前でお話しさせていただくことになりました。
今回のテーマは、「命(めい)を知る」です。
人間は何のために生まれてきたのか?
自分の天命は何か?
私は、若い頃からその答えを追い求めてきました。
その結果は・・・

講座では、そんなお話もさせていただこうと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2013年11月5日(火)
「親子の決断.」                                    火曜担当…坂本欣也

双子の息子たちが、10月末でサッカークラブを退団しました。

最近問題視されている小学生が大人並みに疲れ切っている姿。
私の子供たちも、少しそのように見えたのです。
以前は、張り切ってやっていたサッカーや書き方などの習い事に対して、イヤイヤやっているようなそぶりが目立つようになってきました。ぼーっと集中力がないように見えることが多くなってきました。

夏の終わりごろからサッカーを辞めたいと口にするようになりました。
3年生の夏から1年強、平日は塾と習い事、水土日はサッカーで、彼らもくたくただったようです。
3年生後半になると、それに加え、水と金の夜にもナイター練習が追加されるそうなのです。

男親としてどう向き合うべきか?悩みました。
「一度やろうと思ったことは、最後まで続けろ!石の上にも3年だ!」
なのか、
「サッカーだけが全てではない。他の可能性を探ってみよう!」
なのか。

私が出した結論は、「退く勇気」も必要じゃないか。ということでした。
大人の社会でも、退くことができずに、前に進み過ぎてしまい大きな問題を犯してしまうことはよくある話です。
他に自分を活かせるかもしれない可能性があるのに、その場に執着してしまう。
「退く」「他の可能性も探る」経験をするのも、大事なことなのではないか。

ただ、進むのか、退くのかの判断は難しい。
そこで、「納得するまで、とことん話し合う」「決断したあとは、神さまにゆだねる」を実行しようと思いました。
そして、出した結論でした。

本人たちも、サッカークラブを辞めることには、相当悩んだようです。
しかし、最近の子供たちを見ると、以前のような、子供らしい笑顔が増えたような気がします。
好きだった読書や外遊びも、夢中になってするようになりました。

この決断と経験が、今後の人生にどう影響するのか。
それは、神さまにゆだねます。

子育ては親育て。良い経験をさせてもらっています。
ありがとうございます。

火曜担当…坂本欣也




2013年11月4日(月)
底にタッチする                                     月曜担当…池田光

ある女性が、彼女のブログで、
「なかなかのネガティブなので、すぐ良くない方向へ考えがいってしまいます」
という意味のことを書いていました。

これに対して、次のコメントが寄せられていたのですが、僕はその一文に目を見張りました。

「私は落ち込む時は、とことん奈落の底まで行くよ( ̄∀ ̄)
底にタッチしたら、あとは浮き上がってくるの。
ネガな考えに捕らわれている不自由さに、我慢できなくなるみたい。
これをノーテンキとも言うかも(≧∇≦)」

このコメントに、僕はえらく感心したのです。
「とことん奈落の底まで行く」という覚悟
「底にタッチする」という発想
「あとは浮き上がってくるの」という爽快さ
「ネガな考えに捕らわれている不自由さ」という価値観

なんと、短い文章のなかに、叡智が凝縮されていることか。

さっそく僕は、
「落ち込む時は、とことん奈落の底まで行き、底にタッチしたら、あとは浮き上がってくる」
と手帳に書き込みました。

月曜担当…池田光




2013年11月2日(土)
金木犀が香るたびに                              土曜担当…浜本美佐子

 今から7、8年前の10月上旬、その日は天気も良く、「父の墓参りに行こう」と思った。
 父の墓は自宅から徒歩数分のところにあり、休日に気が向くと訪れている。どこからともなく漂う金木犀の香りに気分を良くしながら歩いていると、なんと墓の一角で捨て猫に遭遇してしまった。かなり弱っているようで、鳴き声が弱々しかった。

 1匹だけだと思っていたら、箱の中にもう1匹おり、鳴く元気もないほど弱り切っていた。助けたいが、飼う覚悟なしに助けるわけにはいかない。頭の中で、「どうしよう」が渦を巻いた。
 当時は、兄猫1匹だけが同居家族だった。誰に似たのか気難しく、自分のことを猫と自覚していない兄猫は、とても仔猫2匹とうまくやっていけそうにない。
 考えた末に、「まず、目の前の命を助け、新しく飼い主を探そう」と思った。もちろん、飼い主が見つからない時の覚悟はしていた。
 
 猫の主治医に電話をかけると、時間外にもかかわらず「家に連れて帰らず、すぐに連れて来なさい」とのこと。慌てて病院に走った。2匹に下された診断は、「かなり弱っているから、助かるとは限らない」で、即入院だった。
 正直、いつ回復するのかわからない猫2匹を、入院させる費用ってどれくらいかかるのだろうか、不安で仕方なかった。

 仔猫は、1週間足らずで退院できるまでに回復した。受付で診療費を確認すると7000円足らずと言う。思わず、1ケタ間違っていないのかたずねたら、受付嬢が「いいえ。その代わり、また保護してあげてくださいね」と、笑窪を輝かせて微笑んだ。

 幸い、仔猫は2匹揃って引き取ってくれるという、有難い飼い主が見つかった。
 金木犀が香るたびに、捨て猫を保護したことが蘇る。猫の主治医の優しさと、新しい飼い主への感謝の気持ちをいつまでも忘れてはならない、という思いと共に。

土曜担当…浜本美佐子




2013年11月1日(金)
桃から生まれた・・・                                金曜担当…小笹正洋

むか~し、むかしあるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。
お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へせんたくに行きました。
お婆さんが川でじゃぶじゃぶ洗濯をしていますと、
川の上流から大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこと流れてきます。。。。


桃から生まれた桃太郎さんのお話しは、こんな下りの始まりですね。


この桃太郎さんが立派に成長し、お婆さんから黍団子(きびだんご)を貰って、
イヌ、サル、キジを従えて、鬼ヶ島まで鬼を退治し宝物を持ち帰る物語ですね。


この桃太郎とイヌとサルとキジには組織運営を考える上で、絶妙の役割のバランスが
取られていたようです。



1.起業家である桃太郎
まず、創業期は、起業家のエネルギーが必要。
起業家は長期的なアイデアがどんどんと湧いてくる人で想像力が有り、
そのアイデアを実現するのにいけいけドンドンで突進していくタイプ

2.実務家であるイヌ
ところがアイデアだけではスタートできない。
それを具現化していく実務家が必要。
商品の仕入先を決めたり、配送システムを作り上げたり日常業務を効率的に
回せる人で、実務家は起業家に対しての『魔術師』。
創業者の語る夢を具現化させていく。
起業家と実務家のエネルギーが協力し合い会社や組織は成長期に向かって離陸する。
新たな事業や創業にはこのコンビが必須。

3.管理者であるサル
次に成長期になるとマネジメント能力を超えた仕事が発生し、様々な問題が起ってくる。
ここでは実務家と管理者が組んで日常業務をシステム化していかなければならない。
管理者はルール化・ルーチン化という効率を重視する役者の任を果たす。

4.調整役であるキジ
最後は、まとめ役として組織内ではお母さん的な存在。
組織がバラバラにならないようにする役目。
また、組織内で分裂が深刻になると『問題社員』という陰のまとめ役が出てくる。
この問題社員の悪口を言い合う事で組織が一つにまとまることもある。
いわゆるスケープゴート(問題の転換先、はけ口)の役割。



「桃太郎は、鬼が島に鬼退治に出かけようというアイデアを思いつく。
アイデアを思いつく桃太郎は、起業家。

桃太郎が歩いていくと、そこにイヌが鬼退治に加わる。
イヌは主人に忠実に尽くすので、実務家。

次にサルが加わる。サルは知恵の象徴。
システム化が重要な仕事である管理者の役割。

最後にキジ。キジは愛と勇気の象徴。
グループ全体をまとめ上げる、まとめ役。


このように、桃太郎の物語を組織運営に当てはめてみると、
起業家・桃太郎が鬼を退治するというミッションを持って、
実務家、管理者、まとめ役に出会い、
最終的に宝を持ち帰るということになるようです。



めでたしめでたし。


金曜担当…小笹正洋




2013年10月31日(木)
神様の気分次第                                木曜担当…西端努斗夢

先日、陶芸家の知人が毎年行っている窯焚きのお手伝いさせていただきました。登り窯の中が決められた温度になるよう、薪を調整しながら火を燃やし続けのるは、少し緊張しますが、それでもやめられないのは、どんな作品ができるのかワクワクさせてくれるからです。

私が陶芸に魅かれるのは、人知を超えたところで作品が生まれるところにあります。
作家は、意図した作品を生み出すために土を選び、形をつくり、それを窯の最も適した場所に置き、窯の温度を徹底的に管理して焼き上げます。
しかし、長年の経験と日頃の精進による人知を尽くしても、意図したとおりの作品ができるかどうかは、火を落として窯を開けるまでわかりません。
思い通りの作品が生まれるかどうか? あるいはまた、思いもよらない素晴らしい作品が生まれるか? 最後は火の神様、窯の神様の気分次第なのです。

火の神様、窯の神様は、作家の生き方見ていて、作品の出来栄えをそれで決めているような気がします。

木曜担当…西端努斗夢




2013年10月29日(火)
「研修で再確認したこと.」                              火曜担当…坂本欣也

昨日は、埼玉県のある企業で研修をしていました。
受講者は、来年から1年間海外現地法人へOJT研修に行かれる方々です。

昨日は2日間ある中の1日目でした。
その1日目の最後の感想の中に、

「研修前は、現地の文化、人々、仕事の仕方などを学ぶために行くという考えしかなかったが、日本の文化、考え方、素晴らしい所を伝えるのも、今回の海外研修の目的であり、私達に与えられたミッションでもあるという自覚を持った」

といコメントがありました。このコメントは、私にヒットし、気づきを与えてくれました。

「グローバルスタンダードは何か?」「グローバルな場面で、どのような振る舞いをすればよいか?」
と、よく質問されることがありますが、

「自分のままでいいですよ。ただし、日本人であれば、日本人である振る舞いや態度が、外国人には誤解を与える場合もあるので、自らの振る舞いや態度を説明できる知識と能力をつけて行ってください」

と、私は答え、それができるようになるキッカケになる演習と講義を組み入れています。

日本人であれば、日本人の美しい心、強みを再確認し、それに基づいた振る舞いをする。またそれらはどういう背景で形成されてきたのかを知る。それを追求していけば、それがどの文化や国も関係のない人類の普遍的なレベルにつながっていく。これが「ひとついのち」のレベルに近づく。

そして、美しい振る舞いをすれば、それはその個人が尊敬されるだけでなく。その会社、そして日本が尊敬されるのです。そうすると反対に、相手のこと、相手の国、文化のことも尊敬できるようになると思うのです。

Be yourself but need to recognize and explain who you are. 
More you know about yourself, more you will know there are no difference between yourself and others.

自分自身でいい。しかし、自分自身が誰なのかを認識し説明できなければならない。
自分自身を深く知ることは、自分自身と他者との間に違いがないことへの気づきにつながる。

これが、昨日の研修を通して、私が自分のメッセージとして再確認した言葉でした。
この再確認の気づきを与えてくださった受講者の方々に感謝いたします。

では、2日目も楽しんできます!

火曜担当…坂本欣也




2013年10月28日(月)
一人カラオケ                                      月曜担当…池田光

先日、東京出張をして、三日目の夜に旧友と再会。

赤坂サカスで食事したあと、友は、
「近く舞台で歌うから、練習のためにカラオケを…」
と言った。
そして、ボックスではなく、舞台で歌うタイプのお店に行こうと提案した。

「カラオケなんか行かないよ。それに舞台で歌うのは絶対イヤだよ」
と、僕は断ったが許してくれず、問答の末、ちょっと高級なボックスタイプのカラオケのお店に落ち着いた。

一時間くらい交互に歌って、そして友が平原綾香の「おひさま」を歌ったとき、突然、音程が狂った。
見ると、友は、泣いていた。
そこまで、感情移入していた。

泣いたのは、その歌のときだけだった。
あとは完璧に歌い、まるで女優のような感情表現で僕は圧倒された。

一年半くらい前から、僕はカラオケをやりだしたけど、それは「なりきる」という修行のためだった。なのに、その人の圧倒的な表現力の前では萎縮してしまって、ぜんぜんダメだった。
僕は、いつもより下手にしか歌えなかった。
友は諭した。
「自分の世界に入るのよ。誰がいたって、いいじゃない」

その人は、誰がいたって、一人カラオケなのだ。
舞台のなかに一人いるのだ。
僕はこれまでは抵抗があって、一人でカラオケのお店に行けなかったが、勇気をふるって、今から出かけて一人でカラオケするつもり…。
僕の心に他を意識する何かがある。大げさに聞こえるかもしれないが、それを超克すべく、何かをつかみたい。

月曜担当…池田光




2013年10月26日(土)
秋の風物詩                                    土曜担当…浜本美佐子

 私は秋が嫌いだ。子供の頃の「楽しかった夏休みが終わってしまう」という思いを引きずっているようで、クソ暑くても夏が好きだ。

 こんな秋嫌いの私でも、秋の楽しみがある。金木犀の香りだ。
 甘くて爽やかで自己主張し過ぎず、どこか切ない、あの香りがどこからともなく漂ってくると、何とも言えない幸福感に包まれ、漸く「夏が終わった」と諦めがつく。
 毎年10月上旬頃から、自宅近くの金木犀を植えている家の付近を通るたびに、犬のように鼻をクンクンさせているのだ。

 今年は異常に暑かったせいか、10月中旬になっても金木犀の香りがしてこない。「いよいよ日本の春と秋がなくなるのか?」と思っていたら、昨日やっとあの香りに遭遇できた。

 金木犀の木は、人がこぞって花見をする桜と違い、背も高くなく、花も小粒だ。ひっそりと薄いオレンジ色の花を咲かせ、「私の香る秋になりました」と、さり気なく香りでアピールしている。そんな秋の風物詩に、「台風27号に負けずに咲いていてね」とエールを送った。

土曜担当…浜本美佐子




2013年10月25日(金)
ブスの条件・・・?                                  金曜担当…小笹正洋

パソコンの中のデータを整理していましたら
こんなのが出てきました。


ご存知の方もおられるかも知れませんが、



【宝塚歌劇団・ブスの25箇条】

1.笑顔がない
2.お礼を言わない
3.おいしいと言わない
4.精気がない
5.目が輝いていない
6.いつも口がへの字の形をしている
7.自信がない
8.希望や信念がない
9.自分がブスであることを知らない
10. 声が小さくいじけている
11. 自分が正しいと信じ込んでいる
12. 愚痴をこぼす
13. 他人をうらむ
14. 責任転嫁がうまい
15. いつも周囲が悪いと思っている
16. 他人に嫉妬する
17. 他人につくさない
18. 他人を信じない
19. 謙虚さがなく傲慢である
20. 人のアドバイスや忠告を受け入れない
21. なんでもないことに傷つく
22. 悲観的に物事を考える
23. 問題意識を持っていない
24. 人生においても仕事においても意欲がない
25. 存在自体が周囲を暗くする




5つ程当てはまるかな・・・

と思いつつ。


気が付けば改善あるのみ。


意識して言動すれば、必ず良くなる。

継続すれば、自然に出来るようになる。


でも、逆をやれば良いってもんじゃありませんから。。。


念のため。


例)16.他人に嫉妬する ⇔ 自分に嫉妬する 
   こんな人はいませんよね(笑)↑

金曜担当…小笹正洋




2013年10月24日(木)
音の不思議な力                                  木曜担当…西端努斗夢

坂本さんが先日のブログに書かれていましたが、今月20日に立花大敬さんの講演会が東京で開催され、私も参加させていただきました。

講演会は、『朗読CD版 立花大敬先生 しあわせ通信』の完成を記念したもので、参加された方から、「聴いていると心が温かくなってきた」という言葉を耳にしました。CDの制作を担当させていただいた私としては、とてもうれしい言葉です。
大敬さんは、文章を書かれる時も言葉の持つ「音」や「響き」を大切にされていて、それが聴く人の心を温かくさせるのだと思います。

音も光も物理的に言えば波動なのですが、音には光にはない不思議な力があるようです。例えば、耳の聞こえない人が名人の奏でる音楽を聴いて涙することがあるのもそのためではないでしょうか。だからこそ、言葉には言霊が宿るのかも知れません。

書籍で文章をじっくり味わうのも良いですが、朗読したものを耳で聴くのも読書とまた違った味わいがあり、私も今回のCDから新たな気付きや学びをいくつもいただきました。

木曜担当…西端努斗夢




2013年10月22日(火)
「立花大敬先生、記念講演会」                          火曜担当…坂本欣也

10月20日、「読書のすすめ」主催の「立花大敬記念講演会」に参加してきました。
これまで西端さんから、いろいろと情報をいただき拝読拝聴してきましたが、
生(なま)大敬先生ははじめてで、とても楽しみにして参加してきました。

ご自身が語られるが如くの方で、柔らかく穏やかで、壁がなくて、
しかし、内には大きな大きな無限に広がる心を持っていらっしゃるという印象が残りました。

テーマは「今、大敬先生が伝えたいこと」で、ご自身の人生に起こったことに照らし合わせ、
分かりやすく、そして楽しくお話しいただきました。

学んだことはたくさんありますが、
その中で今私の心に印象深くのこっている点を共有させていただきたいと思います。

私達は一人ひとりの「命のロウソク」に火を燃やしている。
その火が消えないようにと、壁をする。
その火が更に燃えるようにと、壁の中に蓄財をする。
その蓄財を取られないようにと、壁を高く厚くして、更に上にフタをする。
すると、新鮮な空気が入らなくなり、逆にその火は消えてしまいそうになる。

反対に、壁をなくすと、風通しが良くなり、火は更に強く燃えるようになる。
自分の壁がとれると、他人の壁も取れる。そして、遠くを見渡すことができる。

他人より、金持ちになる。偉くなる。強くなる。出世する。というのは、相対的自信。
自分が自分であり。宇宙が自分はここに必要だと言ってくれている。他と比べないことが、絶対的自信。

自分の壁=幻想の境界(シェル)がとれると、自分がより善く生きられる、自分にふさわしい場所を、宇宙(神さま)から与えてもらえるようになる。

勉強になったこと。その他、数限りなくあります。
「本当の世界が心で、その後に時空をともなってドラマとして展開される。心が先、形が後。心のゴムひものお話」
「指にケガをしたら、体全体から血液が助けようと流れてくる。全体作用のお話」
「個々がそれぞれの場所で精一杯生きることが、みんなのためになる。蓮の華、蓮根のお話」
「手放さないと、入ってこない。把住(はじゅう)と放行(ほうぎょう)のお話。観音様のお話」など

本当に素晴らしいお話で、先心されました。ありがとうございました。

講演会後、「逆さものさし塾」にも参加させていただき、塾長の清水克衛さんや塾生の皆さんともお話しさせていただきました。毎回違うゲストを招いての勉強会とその後の懇親会。懇親会では、ヒゲの店長こと清水塾長ともお話しさせていただき、本当に心に残る一日となりました。

最後になりましたが、このようなご縁を与えていただいた池田塾長、西端さん、本当に有難うございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年10月21日(月)
ウィン-ウィン                                      月曜担当…池田光

■それ仁者は、おのれ立たんと欲して人を立て、おのれ達せんと欲して人を達す。

〔訳〕仁者は、自分が立身したければ、他者を先に立てる。また、自分が到達したいと思えば、他者を先に行かせる。
(『論語 人間を磨く言葉』 53ページより)

僕は、ビジネスの現場で、この言葉をよく引用します。
というのも、この言葉は、ウィン-ウィンの要諦だと思うからです。

「お先にどうぞ」
という心を持っていないと、現実的には「ウィン-ウィン」はうまく行きません。

「まず、相手を勝利させる」
「まず、相手に利益を得てもらう」
このように、相手に一足先に行ってもらうくらいが、ちょうど良いのです。
それでも理解を得られないことが、現実なのですから。

実際にウィン-ウィンの企画であっても、
「お先にどうぞ」
の心がないと、理解はまったく得られません。

「自分が勝利して、そして、相手も勝利してもらう」
「自分が利益を得て、そして、相手も利益を得てもらう」
この場合は、自分が先行しているので、提案された側は、ウィン-ウィンとは感じないのではないでしょうか。

そういうことを『論語』から学ばせていただきました。

月曜担当…池田光




2013年10月19日(土)
真のヒーローとは                                 土曜担当…浜本美佐子

「アンパンマン」でお馴染みのやなせたかしさんが、94歳で亡くなった。「アンパンマン」は奥が深く、大人になっても楽しめる漫画で、たまにテレビで観ることもあった。多才な方で、「手のひらを太陽に」の作詞をされていたことには驚いた。

「アンパンマン」の創作動機について、やなせさんは「正義とはなにか」を訴えたかったのだという。『正義とは実は簡単なことなのです。困っている人を助けること。ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです』と。

「アンパンマン」は40年前に絵本で登場した。お腹が空いている子供に、顔の一部を差し出して食べさせる姿は自己犠牲そのものだが、当時は評論家に「顔が無くなるなんて残酷だ、グロテスクだ」などと酷評された。しかし、子供たちには意味が理解でき、大人気だったそうだ。

 やなせさんは、『自己犠牲なくして、人は救えない』と強く語っていた。戦地に赴いていたやなせさんだからこそ、重みのある言葉だ。ヒーローのあり方を、あらためて考えさせられた。

土曜担当…浜本美佐子




2013年10月18日(金)
秋の夜長・・・                                     金曜担当…小笹正洋

秋の夜長のこの季節、静かな空間で(といっても、いつもの寝室ですが・・・)
詩歌を読んで過ごすのは、非常に贅沢な時間となっています。


その中で、心に染み入った一首。



  ちはやふる神のひらきし道をまたひらくは人のちからなりけり





明治天皇御集の中で、明治36年に詠まれた句です。



正確な意味は分かりませんが、
(あえて調べずにフィーリングに任せたいと思います)


神(先祖)が発見し、後世に託してきたことを、更に発展させ高度なものにし、
次の世代に繋いでいくのは自分たちの世代の力に依るし、それが役目である。


と解釈をします。



授かった命の使い方について、更けていく夜の中で
虚ろ虚ろ考えながら、睡魔に導かれてくのでした。。。

金曜担当…小笹正洋




2013年10月17日(木)
ヒットラーの予言                                  木曜担当…西端努斗夢

ヒットラーが遺した予言の中に、「21世紀になると人類は、肉体は大人になっても、自分で全く思考できず、判断できないままの人間と、少年期から、豊かな感情に満ち、英邁な判断力を有する人間とに分かれる」という言葉があるそうです。
ヒットラーがやったことの善悪や予言の真偽は別として、福島原発の事故処理が遅々として進まない中、東京オリンピックの開催に浮かれている今、この言葉を目にして私は・・・

少年期はとっくに過ぎましたが、豊かな感情に満ち、英邁な判断力を有する人間に少しでも近づくとともに、一人でも多くの人がそんな人間になるよう、微力ながらお手伝いさせていただきたいというのが私の願いです。そのために、湧くわく本心塾があると思っています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年10月15日(火)
「集中と転換」                                    火曜担当…坂本欣也

秋は企業にとって研修シーズンで、研修講師にとっては非常に忙しい時期です。
研修とその合間の資料作成が続き、体力的にも精神的にも試練の時です。

今こそ、「集中と転換」であると、自分に言い聞かせています。

「集中と転換」は、天風会の夏季修練会の4日間でずっと言われ続けていた重要実践の一つです。

今、それが現実の場で実践できるかを、試されているのだと思います。

忙しい中、研修に来ていただいている受講者に対して、誠心誠意向き合い、自分が提供出来得る情報やエネルギーを、可能な限り最高のタイミングで最適な方法でお伝えする。そして、頭でなく、心でなく、本心レベルに落とし込んでもらえるよう、自分自身の氣を込める。

そんな研修と言う仕事を、私は「格闘技」とだと、考えています。
一瞬たりとも気を抜けない、受講者との真剣勝負。
しかし、実は自分自身との戦い。

その日の研修に「集中」し、次の研修に「転換」していく。

しかし結局は、「好き」なことだから、継続できるのでしょうね。
やはり、「喜神」が大事だと思います。

そんな私の研修を受けに来てくださる受講者の皆さまに、心から感謝です。
ありがとうございます。

火曜担当…坂本欣也




2013年10月14日(月)
山天大畜                                        月曜担当…池田光

僕が経営している会社が、来年10周年を迎えます。
新事業として「プロコンDVDブックス」を創刊するなど、
積極的にやって行きます。

ふと、若いころに占ってもらった四柱推命のことを思い出しました。
20代の終りから、僕はある先生について四柱推命を学んでおりました。
その先生に、人生全般を占ってもらったところ、
「50代後半から20年間、最高の運勢を迎えます」
と。

そのころは、
「晩年に、最高の運勢が来てもなあ」
とがっかりしておりました。
が、時は過ぎ、現在の僕はそのときを迎えようとしています。

運がいいとは、分岐点のところで、プラスに転ぶような感じです。
「ちょっと、無理っぽいな」
と思っていた仕事を受注できるとか。
逆に運が悪いと、
「この案件は確実だろう」
と思っていたものが没になる…。

ためしに、仕事面について易で占いました。
「山天大畜(さんてんたいちく)の上爻」
の卦がでました。

山天大畜…天下にその大山脈のような才能・学識を問え。「天」の後押しがある。大仕事をやって吉。
上爻…前後左右、すべて天。広漠とひろがる天にひとりで立つ。いままでとまっていたものも、天の道を行くように、どこへでも一直線にとどく。大吉。(以上、銭天牛『すぐに役立つ銭流易経』より)

これから数年間、「山天大畜」を経営方針にして、仲間の協力を得て、存在感のある会社を
創造していきます。

月曜担当…池田光




2013年10月12日(土)
褒める                                       土曜担当…浜本美佐子

 先日、ある講座にスタッフとして参加していたところ、ペアワークがあった。人数の関係で、ワークに参加することになり、1分間の自己紹介の直後に、「互いに褒め合う」という超難問になった。

 受講者は、講座の特性上、ほとんどが初対面である。私は、初対面の人と気兼ねなく会話はできる方だが、「褒める」となると別問題だ。7月の潜学講座でも「では、1分間お互いに褒め合ってみましょう」と言われ、ある程度顔を合わせている人に対しても「面と向かって褒めること」の難しさを痛感していた。

 日本人の特性なのか、面と向かって褒める・褒められるというのは、しらじらしく感じ、あまり好きではないし、得意でもない。褒める時は、なるべく直接本人には言わず、第三者(本人の上司や家族、親しい友人など)に言って、本人の良さが周りにも伝わるように工夫している。

 増して、本人のことが、よくわからない状況では、服装や持ち物などを褒めるしかない。女性なら化粧や髪型も褒めればいいのだが、ペアワークの相手はかなり年上の男性だった。帽子と服装を思いつく限りの言葉で褒めたが、1分間は長かった。

土曜担当…浜本美佐子




2013年10月11日(金)
いざという時のために・・・                              金曜担当…小笹正洋

先日、救急救命訓練で心肺蘇生法を実習しました。

テレビや映画で見ているよりも、結構体力が必要です。


心肺蘇生法では、胸骨圧迫と人工呼吸を習いました。


そのうちの胸骨圧迫を少しご説明致します。




傷病者を見かけたら、


安全な場所を確保する。(必要に応じて傷病者を動かす)

傷病者の肩を軽くたたきながら声をかけ、意識の有無の確認。


意識が弱ければ、周囲の人に助けを求め、119番通報とAEDの
手配を依頼する(誰もいなければ自分で119番通報)。


(傷病者が横になったままで)アゴを軽く上げさせ気道を確保し、
呼吸が正常であるか確認。

異常がある場合には、胸骨圧迫(写真)
自分の手の甲の上にを片方の掌をしっかりと重ね(指を組んでも良い)
肘を真っ直ぐにして掌底の部分に体重をしっかり乗せて、
傷病者の胸骨(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中が目安)を「強く、早く、絶え間なく」
押し続ける。

胸骨が4~5cm沈む位に強く、1分間に100回のテンポで、30回連続で
圧迫し続ける。疲れたら、他の人に後退して貰い、絶え間なく圧迫し続ける。


AEDが手配できれば、胸骨圧迫のあい間に使用。
※説明書はきちんと読む。電流を流す際には、傷病者から離れること。


こうして、救急車・救急救命士の来るまでの間、傷病者の蘇生処置を行うというものです。


未だ遭遇したことはありませんが、少しでも知っていれば心強いかな。

金曜担当…小笹正洋




2013年10月10日(木)
随喜功徳                                      木曜担当…西端努斗夢

他人の成功や幸せな姿を見た時、2種類の反応があります。1つは、嫉妬したり羨んだりすること。そしてもう1つは、それを自分のことのように喜ぶことです。

仏教の言葉に随喜功徳(ずいきくどく)というのがあり、他人の喜びを我が事のように喜ぶことで徳を積むことができると言われています。それならば、他人の成功や幸せを妬むより一緒になって喜んだ方が、損得を考えると得ではないでしょうか?

旧知の女性が結婚し、来月式を挙げます。美人で聡明で明るいこの女性を射止めた男性を羨ましいと思いますが、その気持ちをぐっと抑え、私も素敵な女性を射止めた気分になって随喜したいと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2013年10月8日(火)
「恵みの秋」                                     火曜担当…坂本欣也

最近もう一つ、日課を加えました。
まだ2週間ほど前から始めたばかりなので、日課と言うのは早すぎますが・・・。

その日課とは、「ジョギング」です。

しかし、これが予想以上にキツイのです。
身がキツイと心が折れそうになります。心が折れかけると、身がもっとキツクなります。

そもそも、朝走る前に走る気を起こすことがツライ。なので、ここでクンバハカ!
走り始めると、序盤は身が重くてキツク、終盤は太もも辺りが痛くなってキツイのです。

しかし、走り終えた時の爽快感は最高です。
が、次の日はまたこれの繰り返しです。笑

どこまで続くか分かりませんが、心身両方を鍛えるため、頑張ってみようと思います。

そして、最近のもう一つの楽しみは、空を観ることです。
秋晴れの朝焼け、夕焼け。

雲と太陽の光が奏でる美しさは、
真善美を、神さまがそのまま表現くださっているように思えます。

スポーツの秋、天高く澄み切った美景の秋、そして食欲の秋!
心身を洗い育んでくれる、「恵みの秋」に感謝です。

ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年10月7日(月)
経済界創業者・佐藤正忠氏の死を悼む                       月曜担当…池田光

平成25年8月17日。
――雑誌『経済界』の主幹であった佐藤正忠(せいちゅう)氏が亡くなられました。享年85歳。

僕は、30代のころに、佐藤正忠氏のデビュー作『学生易者』(昭和26年、コスモポリタン社、絶版)を古本屋さんで購入しました。
この本を数年前にマーケットプレイスに出品していたところ、この8月29に、雑誌『経済界』の制作担当者が購入されました。
「おやっ、佐藤正忠氏の記念館でも作るのだろうか…。それとも、もしかして正忠氏の身に、何かあったのだろうか…」
と、胸騒ぎがしました。

そして、1000号記念となった『経済界』10月1日号には、こんな記事が掲載されていました。
「経済界創業者 人間・佐藤正忠の歩み 追悼特集」
と。
僕の胸騒ぎは当たっていたようです。

『経済界』の制作担当者が僕から購入された『学生易者』の写真が、雑誌の88ページに飾られていました。
何という、不思議な縁でしょうか…。
話は、13年前にさかのぼります…。
僕が45歳のころのことです。
正忠氏は、そのころ、72歳でした。

平成12年(2000年)8月14日。
――僕の事務所に、一通のハガキが舞い込みました。
経済界の佐藤正忠氏からでした。
面識はないが、著書は何冊か読んだことがありました。もちろん雑誌『経済界』と出版社を起こし、その主幹であることも知っていました。
 
いったい僕にどういう用件なのだろう…。
文面はいたって簡潔で、
「貴著『自分に奇跡を起こせ』を拝読。大いに共感しました」
とありました。
続けて、
「ご上京の折り、お訪ね下さい」
と締めくくっていました。
独特の達筆で味わいがある…。後で知ったのですが、年に一度、書道展をされていて根強いファンがいるのだそうです。

僕はさっそく連絡を入れ、一週間後に本社のある虎ノ門を訪ねました。
秘書に案内されて社長室に入ると、ステッキで身を起こしながら、
「佐藤正忠です」
と、名刺をテーブルから取られました。
正忠氏は、壮年の頃に脳卒中で倒れ、再起を期して苛烈なリハビリテーションをおこなっておられたのです。
一年後にはみごとに蘇ったものの、左半身はすこし不自由であるらしい…。

「暑いでしょう。上着をお取りなさいよ」
と、正忠氏は場を和らげるように声をかけてくれました。

しかし、その後の会話は濃密でした。
正忠氏の語り口はパッショネートなものですが、そんな言葉だけでは思いが届きにくいのか、僕の足元の床を何度もステッキでつつきながら短い言葉を語るのです。

そのうちに質問へと変わりました。
「経営とは何ですか?」
と、正忠氏が訊かれたので、
「人です」
と、僕は答えました。

事業が成功するのは、ほかでもない「この人」がいるからである。
他の人ではダメなのだ。
この人があってこそ、この戦略が打てるのだ。
だから経営とは人なのだ。
そんな思いを語りながら、僕は同じ質問を返しました。
「お尋ねしますが、経営とは何でしょうか?」
と。

すると正忠氏は、思いもよらない答えをしました。
「与えること」
 と。
 
えっ、と僕は目を見開いたのか、どうか…。
次の瞬間に、正忠氏は全身で、
「与えて、与えて、与えまくることだ」
と、タタキ込むように、語気を強くして言いました。
いや、叫んだというほうが近いかもしれない。

濃密な三十分の面談のあとで、正忠氏は、社長室の真四角の大きなテーブルの下に設置されたブザーを押されました。
すると、まもなく出版部の部長が現われました。
「池田さんの本を出すように…」
そう、正忠氏は言われました。

このご縁で、僕は、経済界から本を出すことになったのです。
『自分の夢を実現できる人、できない人』
です。

その後も、経済界が主催する年始パーティーに何回か招待していただきました。
1000名くらいのパーティーで、各界の著名人が登場されていました。
僕が参加したときには、東京都知事の石原慎太郎さんがいらっしゃったり…。

そうそう、僕の本が出てから、正忠氏と昼食をしたことがあります。
ざるそばを、正忠氏はものすごい早さで食べられるのです。
というより、飲み込まれるのです。
僕が、そのスピードに合わそうとすると、あの有名店のおそばの味がまったく味わえないままでした。
驚嘆すべき、怪物のような方でした。

…13年前、用件が何も書かれていない一枚のハガキを放置していたら、僕は経済界から本を出すことはなかったでしょう。
「どんな形で、チャンスは訪れるかわからない」
「いや、チャンスとは、さりげない感じで、風のようにやってくるものだ…」
と、僕は悟りました。

結局、用件なんて、ないのです。
「来ませんか?」
それだけです。
「行きます」
そう言えば、チャンスは開けるのです。

「やりませんか?」
それだけです。
「やります」
そう言えば、チャンスは開けます。

僕はこれまで、いろんな方からチャンスを与えられ続けました。
「運がいい」
と、僕を知っている方からは、よく言われます。

何十年もプロのライターをやっている方から、
「単行本なんて、出せるもんじゃない。どうして、池田さんは簡単にデビューできたの?」
と、詰問するような感じで言われたことがあります。

その方は、有名雑誌に記事を書いても、単行本を出すことができないままでした。
なぜ、僕は出すことができたのか…。
よく分からないけど、
「行きます」
「やります」
「書きます」
「書かせてください」
と、壁を作らないで、スッ―と言っているからではないでしょうか。
すると、簡単にオッケーが出て、ドアが開くのじゃ、ぁ、…。

…うーん、よく分かりません。
ですが、正忠氏のハガキのように、無視してしまいそうな文面で、何気ない感じで、チャンスの網の目ははりめぐらされているように思います。

それにしても、ああ、佐藤正忠氏…。
僕を導いてくれた厳父のような存在が、また一つ消えました。
年齢を重ねるとは、こういうことなのでしょう…。

月曜担当…池田光




2013年10月5日(土)
鳥肌が立つほどの感動?                            土曜担当…浜本美佐子

 先週に続き、『問題な日本語 その3』(北原保雄編著)からご紹介を。

 以前に、「こだわる」について、本来は「小さなこと、人から見れば大事でないことにとらわれる」という意味だったが、CMに使われたこともあり「他人はそれほど気にしないが、自分にはきわめて大切。自負・意気込みを持って徹底的に追求する気持を表す」ようになったようだと紹介した。
 紹介した途端「こだわりの○○」というCMをやたら目にするようになり、「私って、時代に逆らっている?」と思ったものだが……。

 ところで、「こだわる」と同様、マイナス評価からプラス評価という、「意味の上昇」をした例が他にもあった。
「鳥肌が立つ」が、その例で、本来は「寒さや恐怖感、嫌悪感などのために立毛筋が収縮し、肌がぶつぶつになる現象」をさす。1980年代に、新聞で「ドキュメンタリー映画を観て、鳥肌が立つ感動を覚えた」と用いられたこともあり、「感動や感激の表現」としても使われるようになったらしい。

 平成13年度の文化庁の世論調査で、「①あまりの素晴らしさに鳥肌がたった」「②あまりの恐ろしさに鳥肌がたった」のどちらを使うか、年代別にたずねたところ、高年層(何歳を基準にしているかは不明)では②を使うという回答が半分以上を占めていた。若年層(何歳を基準にしているかは不明)では、①②いずれも30%前後の使用率だったという。

「こだわる」同様に、どちらの使い方もしていた私は、まだまだ若輩者なのか、単なる無知なのか? いずれにせよ、使い方には気を付けなければならないと思った。日本語ってむずかしい。

土曜担当…浜本美佐子




2013年10月4日(金)
一隅を照らす人                                   金曜担当…小笹正洋

オーストラリアのゴールドコーストのストリートで歌っていた頃、
訳知り風の年配の日本人観光男性から、

「若い人、ここに永住した方がいいよ。
日本に帰ってきても、いいことがないよ。
政治はダメだし、国民の質も落ちたものだ。」

そんなことを言われて、こんちくしょう!って思いが湧き上がってきて、
必ず、音楽で日本の国を、今いる子供たちのためにも素晴らしい国にしてやる!


と心に誓った、魂の弾き語り職人、ユウサミイさん。



日本人は、他国を侵略することなくして感化していく力を持っている。

日本人とは、国籍上の日本人だけでなく、日本語を話したり日本に生活し、
日本人の心を持つ人すべてが日本人です。

世界の国々で僕たちの旗を掲げよう。平和的に。


ライブでの歌と語りに聞き惚れてしまいました。


どの世界(業界)にも、一隅を照らす人はいる。




FLAG/ユウサミイ

http://www.youtube.com/watch?v=6YhAbzoHc4g&list=PL3B597A15402F1382






必ず、日本はよい国であることを思い出せる!

金曜担当…小笹正洋




2013年10月3日(木)
天に任せる                                     木曜担当…西端努斗夢

「ファミリーコンピュータ」をはじめとする家庭用ゲーム機や「スーパーマリオブラザーズ」などの人気ゲームソフトを生み出し、任天堂を世界的な企業に育て上げた山内溥前社長が先月他界されました。

私は、ファミリーコンピュータ発売以来、ずっと任天堂のゲーム機を愛用し、ゲームを楽しませてもらってきましたが、ゲーム以上に気に入っていたのが任天堂という社名です。

山内前社長の他界は様々なメディアで取り上げられましたが、その中で以下のような山内前社長の言葉が紹介されていました。

人事を尽くして天命を待つというが、人事なんてなかなか尽くせるものではない。そのときは、やるだけやった、あとはどうなっても満足だと思うかもしれないが、しくじったら、そのとたんに、ああしておけばよかった、こうもすればよかったと、次から次に反省が生まれるものです。だから、どんなに人事を尽くしたつもりでも、人間は、所詮は天命を待つ心境にはなれない。
そういう意味でもわたしは、任天堂の名の由来のごとく、人事を尽くして天命を待つのではなく、単純に「運を天に任せる」という発想を積極的に取りたいと思っています。


天に任せるという発想、全く同感でした。
山内前社長とは、もうこの世ではお目にかかることができませんが、私があの世に帰ったら、ぜひ会いに行こうと思っています。

あの世での楽しみがまた一つ増えました。とは言っても、まだまだこの世でやり残していることがいっぱいあって、すぐに帰るわけにはいきませんが…

木曜担当…西端努斗夢




2013年10月1日(火)
「ちいさな哲学者たち」                               火曜担当…坂本欣也

最近、うちの子供たちのサッカークラブのコーチから、『ちいさな哲学者たち』というフランス映画のDVDを貸してもらい、観ました。

3歳から5歳の幼稚園児が、先生と一緒に「哲学する」という内容です。

「考えるとは?」「子供と大人の違いとは?」「友達と恋人の違いとは?」「生とは?死とは?」「自由とは?」などの問いかけに、子供たちが考えて話し合うのです。

初めは考えることに行き詰まって沈黙していた子供たちが、卒園間近になると、「小学校に行って哲学ができないことが寂しい」と答えるくらい、考えること話し合うことが好きになり、上手になっていました。哲学している時の子供たちの顔が輝いていました。

友達から意見を言われ、答えられないで叩いてしまった子供に、先生が「叩く以外に、問題を解決する方法はないの?」と問われ、言葉で解決する方法を根気強く学んで行く姿が印象的でした。

家庭でも親子の会話が増えてきたという、親の報告もありました。

翻って、日本の教育方法、私の子育てを考えました。
「考える」練習、「発言する」練習、「聴く」練習をする機会を与えているだろうか?

企業教育の現場で、「議論に慣れていない大人が増えているなあ」と最近感じていたので、余計に響きました。 

議論慣れしている組織とそうでない組織があるのです。議論して納得した解を導きだすことに長けている組織とそうでない組織では、成長性と持続性に大きな差が出てきます。「先行き不透明な、正解がない今の時代」では、更にそうだと思います。

考える、話す、聴く、考える、を続け、解を導き出す。というか、解を創造していく。

しかし、そもそもその前に、自分(たち)は何者なのか?どうしてここに居るのか?という自己を考える・哲学することが求められるような気がします。つまり、「治人」の前の「修己」ですね。

『ちいさな哲学者たち』に触発され、私も少し哲学しました。

ちいさな哲学者たち、ありがとう。

火曜担当…坂本欣也




2013年9月30日(月)
9月…休養                                        月曜担当…池田光

この9月は、ゆっくりしました。
ほとんど、自宅に居て、本などを読んで過ごしました。
読むと、すぐに眠くなり、読書時間がいつの間にか昼寝時間になったり…。
(ほかにやったことは、事務所などの整理くらい…)

さて、こんな機会にと、長編小説を読書計画に加えました。
かねて、『三国志』を読みたいと思っていたのですが、
正史である陳寿の『三国志』の翻訳はしんどそうだし、
羅貫中の『三国志演義』は通読本とはいえ、昔の通読本だし、
やはり現代作家の『三国志』を読もうと探しました。

どれも長編なので、どれを読むか、慎重に検討しました。
その結果、三好徹の『興亡三国志』(集英社文庫)全五巻にしました。
一冊当たり600ページを超えるので、読み応えがありました。
ほかの本を読んでいないので比べられませんが、僕は、正解だったと思っています。

そんななかで、参謀(軍師)の果たす役割の大きさに改めて思いを致しました。
「一を聞いて十を知る」とは、諸葛孔明のような軍師によく当てはまるのでしょう。

一とは部分。十とは全体。
つまり、「一を聞いて十を知る」とは、部分を見たり聞いたりして、全貌に思いが至るということです。
軍師で言えば、相手の兆候から、相手の作戦全体を察するだけでなく、さらには相手の思惑以上にその影響をも予測することです。
そして、裏をかくことです。

あと、印象深かったのは、曹操の漢詩です。これは、現代も残っています。
また、曹操は『孫子』に註釈をつけていて、それも残っています。
そんなことにも興味が湧いてきましたが、もう9月も終わり。
10月からは、仕事を中心に据えて頑張ります。

月曜担当…池田光




2013年9月28日(土)
かつを入れる                                   土曜担当…浜本美佐子

『問題な日本語』という本を以前に紹介したが、図書館でその3を見つけ、即借りた。
 今回は、『問題な日本語 その3』(北原保雄編著)から、漢字表記を間違えそうな「かつを入れる」についてのご紹介を。

「かつを入れる」とは、「何かの刺激を与えて元気づける」という意味である。この「かつ」を漢字で書くと? 
「活を入れる」が正しい。「喝」と思っている人が多いのではないだろうか。私自身、喝を書きそうになったのだ。

「活」には、生きること、生き返らせること、気絶した人を蘇らせる術、という意味があり、「活を入れる」は、そういう術を注ぎ込む、という意味。
「喝」は、仏教の禅宗で、誤った考えや迷いを叱り、或いは、励ます時に発する大きな声のこと、だという。

 ちなみに、以下も間違えやすい表記という。ご参考まで
○あとには引けない 「後」
○息のねをとめる 「根」
○ごたぶんに漏れず 「多分」

土曜担当…浜本美佐子




2013年9月27日(金)
人生って何色??                                  金曜担当…小笹正洋

ねぇおかしいでしょ若いころ
ねぇ滑稽でしょ若いころ~♪

笑いばなしに涙がいっぱい
涙の中に若さがいっぱい~♪

人生いろいろ 男もいろいろ
女だっていろいろ 咲き乱れるの~♪



ご存知の方もたくさんいらっしゃるでしょう。

島倉千代子さんの「人生いろいろ」の歌詞の一部です。


昭和62年に発表された曲です。


当時は、私はまだ10代の後半でした。


あの時代、あの年齢だから許されたことが
いっぱいありました(笑)                                                        


あの頃はこの曲のメロディーを何となく覚えていただけで、
歌詞にはあまり興味が湧きませんでした。



たまたま、YouTubeで再会をした時に、
昭和62年の当時とは違った趣を感じました。


よきことがたくさん起こることは嬉しいですが、
それを嬉しいことと感じられる自分でいたい。



人生はバラ色よりも色々が良い。





金曜担当…小笹正洋




2013年9月26日(木)
喜神                                         木曜担当…西端努斗夢

先日、全国大会で優勝したチームを取材させていただきました。その時に気がついたのは、どの選手たちも喜神を抱いているということです。

喜神とは、「心のどこか奥に喜びをもつ」ことで、湧くわく本心塾の「わくわく」は、心に「喜神(きしん)」を含んだ状態を表わしています。

どんなに苦しいときでも、喜神を抱くと、余裕が生まれ、発想が明るくなり、学ぶ姿勢ができるのです。
強いチームの選手達は、過酷な練習の中でもとにかく明るく元気なのに対して、ここ一番で強さを発揮できないチームの選手たちは、全身に悲壮感を漂わせ、歯を食いしばって練習に耐えています。

頂点を極めるため、誰もが苦しい練習を積み重ねるのですが、喜神の有無が土壇場で勝敗を決する要因になると思います。

このことは、企業をはじめとした目的達成を目指す組織にもあてはまることで、いかにしてメンバーひとりひとりに喜神を抱かせるかが、リーダーにとって重要な能力のひとつではないでしょうか?

木曜担当…西端努斗夢




2013年9月24日(火)
「奈良学生ガイド」                                  火曜担当…坂本欣也

私は大学生時代に、「奈良学生ガイド」というクラブに4年間所属していました。

1964年の東京オリンピックを契機に、奈良にも外国人観光客が増えるだろうということで、その人たちに奈良を案内しようと発足された学生のボランティア団体です。

夏前に、65歳になる卒業生の方から連絡をいただき、「来年がクラブの50周年に当たるので、記念パーティーを開催したい。ついては、世話人の一人になってもらえないか?」と尋ねられ、引き受けることとなりました。

そこで、まずは古くなった会員名簿を新しくしようということで、古い名簿を頼りに電話で確認を取り始めました。

殆どの人たちが、20年ぶりに聴く声。しかし、一瞬にあの時にタイムスリップ。

一緒に英語を勉強していた姿。外国人にガイドをしていた姿。合宿で夜通し語り合っていた姿。飲み会で騒いでいた姿。恋の悩みを相談し合っていた姿。

声も、話し方も、口癖も、笑いのツボも、笑い方も、全然変わっていませんでした。

懐かしい気持ちで、心もワクワク。若返ったような感覚になりました。
20年間忘れていた記憶が一瞬にして甦り、心身ともにその頃に戻ったような感覚。

そんな感覚に浸りながら、これは、脳の機能、心身統一的にいうと、どんな意味や作用が働いているのかなあ?と考えてみました。
私の知識では、答えは思いつきませんが、プラスの効果があるということは確かだと思います。
プラス思考の実践法(積極観念の養成法)と似た効果があるのかなあ?とも思いました。

みんな童心に戻ったような感覚になる、同窓会。心身にとって、そんな効果があったとは。。。

50周年記念パーティーで、実際に皆に会うのは来年の31日。
声では全く変わってなかったけれど、姿形はみんなダルマさん体型になり、声を聴くまで誰か分からないかも?!と、今から楽しみです。

素晴らしい仲間と出逢い、そして再会させてくれる、「奈良学生ガイド」。
私の人生や仕事に大きく影響を及ぼしてくれている、このクラブと仲間に心より感謝です。

火曜担当…坂本欣也




2013年9月23日(月)
天風先生の名品                                    月曜担当…池田光

このあいだ、自宅の書庫を整理していたら、天風先生の色紙が10点ほど出てきました…。

僕が昔勤めていた企業では、2泊3日の天風会合宿修練会を導入していました。
その担当になってから、すでに30年あまりが経ちます。

天風先生にあこがれて、僕は自筆の軸や額や色紙などを集めていましたが、その一部が出てきたのです。
昭和30頃の作品です。
鑑賞しているうちに、天風先生の名品のことを思い出していました…。

昭和56年。
僕は企業内教育担当になり、セミナーハウスの3階に席ができました。
4階には道場があって、そこに、3点の天風先生の名品がありました。

100畳あまりの道場の正面に、「誠愛商道」の扁額が飾ってありました。
この横幅120センチくらいの扁額があるだけで、道場がキリッと引き締まった感じがしました。
僕は、気が弛むと、この雄渾な扁額を見ることにしていました。
相当な気合で一気に書かれたものでしょうが、これは天風先生に師事していた社長が特別に天風先生にお願いして書いていただいたものだそうです。

この道場の入り口の両脇には、「誓の詞」と「力の誦句」の2点の作品がありました。
高さ160センチ、幅120センチくらいの大きなもので、僕はこれほど見事な誦句の額を見たことがありません。
これは、当時の兵庫県の警察署長が、天風先生にこの最高の額を書いてもらうために大きな宴を設け、数十人の方々の前で、天風先生に書いていただいたものだと聞いています。

残念ながら、阪神大震災で、このセミナーハウスのビルは半壊になりました。
そのとき、「誠愛商道」の扁額は失われたものと思います。
「誓の詞」と「力の誦句」の2点は助かり、兵庫に移っていた天風会神戸支部に避難しましたが、数年後に所在を尋ねると、この支部から無くなっており、そのまま行方知れずになっています。

以後も僕は天風先生の作品を求め続けましたが、これら3点ほどの作品にはなかなかお目にかかれていません。
もう一度、再会したいものだと思います。

ちなみに、セミナーハウスの中2階には、天風会神戸支部が入っていました。
膨大な録音テープがあり、それを毎日、数名の天風会員のご婦人方が整理されていたのを思い出します。
このほとんどが震災で失われました。
あのとき、僕の前には天風先生にまつわる膨大な資料があったのですが、惜しいことをしたと思います。

月曜担当…池田光




2013年9月21日(土)
60代の義務教育                                土曜担当…浜本美佐子

 私は自分自身のためになることもあり、認知症予防について学んでいる。
 先日、介護予防体操の講義を受けた際、講師が「定年退職した人に、介護や認知症予防のために、義務教育を行ってほしいと思っている」というようなことをおっしゃっていた。

「目から鱗」だった。少子高齢化がますます進むからこそ、小中学校は空きスペースが出てくる。そこを使って教育すれば、介護予防になるし、健康になれば病院に行かなくてすむ。膨大と言われる健康保険も減らすことができる。
 小中学生と触れ合う機会をつくれば、核家族化が進んで祖父母とさえ会う機会が少ない子供たちが、経験に基づいたさまざまな知恵を教わることもできる。シニア層の心のケアにもなるし、孤独死という最悪の事態も減らすことができるのではないだろうか。良い試みだと思った。

 言うのは簡単だが実行は難しい。私にできることはないだろうか、いろいろ思案している。

土曜担当…浜本美佐子




2013年9月20日(金)
やっぱり、たのしみは・・・                             金曜担当…小笹正洋

たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の咲ける見る時



9月も中旬を過ぎ、季節としては秋ですが、まだまだ日中の暑さは堪えます。

それでも、朝電車への道を歩いていると、遠くからモズ(鵙)のような
鳥の鳴き声を耳にしたり、真っ赤な彼岸花が咲いていたりするのを見かけると、
やっぱり秋なんだなと、物思いに耽ってしまったりもします。

今更ながら、日本に住んでいると、暑さ寒さや、晴れ・曇り・雨・雪と
季節や天候の移ろいを感じながら年齢を重ねていくことができ、食事も
季節に応じた献立を楽しむ事もできるんですよね。

この国に生まれたことに感謝し、この国の素晴らしさを2020年の
東京オリンピックでは、大いに外国の方々に堪能して貰いたいと思います。


ところで、今回の「たのしみは~」は、クリントン米国元大統領が
平成6年6月13日に、天皇・皇后両陛下が訪米された際に歓迎のスピーチで
おもてなしをされる際に引用されました。

橘曙覧(たちばなのあけみ)という江戸時代の歌人の「独楽吟(どくらくぎん)」
の中の一首です。


良い言葉や、韻律は海や国境を越えても通じ、響き合えるものだと思います。

金曜担当…小笹正洋




2013年9月19日(木)
天気                                        木曜担当…西端努斗夢

「降っても晴れても、毎日が良い天気」という言葉を時々つぶやきます。

以前は、「晴れたら天気が良い、雨が降ったら天気が悪い」と思い込んでいました。けれど、天気は“天の気”ですから、悪いはずがありません。

とは言うものの、先日の台風による大雨で被害に遭われた方からは、「何を呑気なことを言っているのだ!」とお叱りを受けると思います。

幸い私の住んでいるところは無事でしたが、もし仮に自分が被害を受けたら、もし仮に大切な人を失っていたら、「降っても晴れても、毎日が良い天気」という言葉をつぶやけるかどうか、今の私には自信がありません。
しかし、たとえ痩せ我慢であっても、そう言える人間になりたいです。私が天風哲学や論語を学ぶのは、そのためです。

被害を受けられた方には、心よりお見舞い申し上げます。災害から復旧するだけではなく、災害をきっかけに物心ともにさらなる進化を遂げられることをお祈りしています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年9月17日(火)
「超能力」                                       火曜担当…坂本欣也

これまで超能力と聞くと、透視やスプーン曲げなどの超次元・超人的な能力を思い浮かべていましたが、
「全ての人が超能力を持っている」ことに、気づきました。

モノづくりが得意な人、営業が得意な人、ITが得意な人、接客が得意な人、整理整頓が得意な人、緻密な計算が得意な人、子育てが得意な人、人を笑わせるのが得意な人、文章を書くのが得意な人、料理が得意な人、家を建てるのが得意な人、介護が得意な人、サッカーが得意な人、居るだけで周囲を和ませてくれる人、などなど。

例えば上記の人々は、私から観ると、私には無いズバ抜けた能力をもっている「超能力者」です。

好き、楽しい、無我夢中になれる、自信がある、人の役に立っていると思える時は、自分の超能力を使っている時だと思います。また特に無念無想で集中力が極限に高まっている時は、自分の普段の能力以上の超・超能力が発揮しできている時だとも思います。

言い換えれば超能力とは、「この能力を使って、人の世のために役立ちなさいよ」と神さまから賜った「天命」とも言えるのではないでしょうか?神さまが後押ししてくれる能力。

そして、組織や社会は、その超能力者の集まりで、形作られ運営されている。お互い補い合い助け合って、生活や仕事をしている。体のどこかが傷んだとき、他の細胞や部位が傷んだ所を補おう助けようと活動してくれるのと同じだと思います。だからこれだけの高度な社会に進化向上してきた。

逆に言うと、バランスを欠いてはいけないとも思います。体のどこかの部位だけが肥大化しすぎると、全体のバランスを崩し活動できないばかりか、健康でなくなってしまいます。それは組織や社会も同じだと思います。

「全ての人は超能力を持っている」「それぞれの超能力でそれぞれを補い助け合っている」と思うと、感謝や尊敬の気持ちが前にも増して感じられるようになりました。

あの人の超能力ってなんだろう?
そして、自分がまだ気づいていない自分自身の超能力ってなんだろう?
そう考えると、ワクワクしてきますね。

私を支えてくださっている周囲の超能力者の皆さんに感謝です。

火曜担当…坂本欣也




2013年9月16日(月)
立花大敬先生の東京講演会                            月曜担当…池田光

本塾の西端努斗夢さんの協力を得て、
『朗読CD版 立花大敬先生 しあわせ通信』(本心庵)
を発売することになりました。

発案者は、読書のすすめ店長の清水克衛さんです。
面白い企画なので、「やりましょう」と僕は言いました。
ちなみに、僕は、本心庵という出版社の庵主をやっております。

さて、この発売を記念して、読書のすすめさんの主宰で、
10月20日に、立花大敬先生の講演会が開催されます。
なかなか大敬先生のお話を聴く機会はありませんので、とても貴重です。

僕も、この講演会には参加します。
大敬先生にお会いするのは久しぶりなので、とても楽しみです。
ところで、10月19日は「潜学講座」がありますが、
講座が終わりましたら、その日のうちにびゅんと東京に移動したいと思っております。

では、講演会はどんな感じかというと、次のような感じです。

■日時:10月20日(日)13:30~16:00 

■会場:東部区民館 ホール
※最寄りの駅:都営新宿線・瑞江駅より徒歩5分 

■プログラム
13:30ー14:00 池田光&清水店長の大敬先生よもやま話
14:00ー15:30 立花大敬先生講演 
15:30ー16:00 立花大敬先生サイン会  ※池田光のサイン会も同時開催!
ありがたいことに、新作の『中村天風 打たれ強く生きる100の言葉』を
会場で販売してくださるそうで、僕もサインさせていただくことになりました。      

■参加申込み&詳細はコチラをご覧ください!! 
https://pro.form-mailer.jp/fms/755aaa9747631
読書のすすめHP http://dokusume.com/

そんなこんなで、もし、東京でお会いしましたら、ぜひ、声をおかけください。
みなさまとの出会いを楽しみにしております。

月曜担当…池田光




2013年9月14日(土)
されどワクチン                                  土曜担当…浜本美佐子

 猫が嫌いな人、苦手な人には申し訳ないと思いつつ、また今回も猫の話で。

 先日、弟猫・トキのワクチンを受けに行こうと、キャリーバッグを用意した。気配を感じたようで、トキはどこかに隠れてしまった。リビング以外でお気に入りのベッドの横にはいない。次にお気に入りの納戸の籠の中で、涼んでもいない。他にも心当たりを探してみたが、狭い家なのですぐにお手上げになった。どこに隠れていたのか不明だが、時間切れで諦めた途端、どこからともなく現れた。

 翌日、「騙し討ち」をして、さっとキャリーバッグに入れて外に出ると、いつもの拒否反応が……。
 トキは、日頃は「ニャン」や「アン」という鳴き声なのだが、玄関を出た瞬間「イヤーッイヤーッ」とマンション中に響き渡る大声で「泣き喚く」のだ。悪いことにエレベーターでマンションの住人に遭遇してしまい、一瞬ギョッとした後「ネコちゃんでしたか」と苦笑いしていた。
 うちは、2匹とも怖がりで病院が大嫌い。兄猫は、目いっぱい抵抗して必ず血を流す犠牲者が出る。トキは、怖がり故に固まってくれるからラクでいいのだが、道中はずっと「イ゛ヤ゛ッイ゛ヤ゛ッ」(濁音になっている)と大声が続き、道行く人が振り返る。

 主治医は猫専門で、猫の保護活動もしており、里親募集中の猫5.6匹が、常に院内をウロウロしている。病院に着くと、トキの「イヤーッ」に、一斉に「病院猫」たちの視線が突き刺さった。ワクチンは10秒程度で終わり、歯の中を診たり、聴診器を当てたりして無事終了。行きと同様に、大音声を振りまきながら帰宅した。

 帰宅すると、トキが「怖かったよう」と言わんばかりに、スリスリ甘えてくれる。飼い主としては嬉しく、トキを撫でまくるのだが、いつも兄猫に「怒られる」。兄猫は、トキや私に病院の匂いを嗅ぎ取り、怒り心頭に発するのだ。「シャー」と威嚇し、どこかに消え去る。姿を見せても暫くは「ウーッ」と低い声でうなっている。
 一難去ってまた一難。たかがワクチン1本で、我が家はいつも大騒動だ。

土曜担当…浜本美佐子




2013年9月13日(金)
もう一度、たのしみは・・・                            金曜担当…小笹正洋

たのしみは とぼしきままに 人集め 酒飲め物を 食へといふ時





これといったご馳走もなく、間に合わせの肴で、気の置けない仲間達と
車座になって酒を交わしながら語り合う時間。


最近ではそういったシチュエーションも少なくなってきました。


学生時代や、社会人になってからの独身の間は、お金が無いなりに工夫して、
三々五々集まっては即席の宴の場へと移行し、ワイワイと思い思いの話題に
花を咲かせたものです。


出来上がりの設えの場での宴の席もそれはそれで良いものですが、
近頃は、あの頃の乏しいなりの楽しさが遠い日の思い出とは思えず、
懐かしく思い出されます。


どこで食べるかよりも、誰と食べるか。


健康診断も終わり、いよいよ食欲の秋。。。


胃袋よりも、心を肥やす食欲の秋にしていきたいですね。

金曜担当…小笹正洋




2013年9月12日(木)
当たり前の奇跡                                 木曜担当…西端努斗夢

今朝もいつも通りに目覚め、いつも通りの生活をスタートさせました。
昨日も一昨日も、当たり前のように目覚め、当たり前のように生活しています。

しかし、これって、当たり前のことなのでしょうか?
平穏無事に毎日を過ごせることは、もしかしたら、奇跡なのかも知れません。

目が覚めて今日も生きている。目が見える。音が聴こえる。手足が動く。
当たり前と思える、平穏無事に感謝です!

木曜担当…西端努斗夢




2013年9月10日(火)
「真善美への決心」                                 火曜担当…坂本欣也

この大宇宙は「真善美」のみで出来ていて、片時も休まず永久に進化向上を続けている。

そして、大宇宙の精気の中には人間の生命エネルギーを力づける活力が隈なく遍満存在し、私たち人間はその活力を吸収することで生かされている。

自分の心の状態を、大宇宙と同じ「真善美」にすることで、宇宙霊とつながり(神人冥合)、更なる活力が怒涛のごとく注がれる。

と、天風哲学は説いています。

この根本的な考えを、私は自分の言葉に置き換え、こう捉えました。

そもそも、この世には「真善美」という言葉で表されるポジティブ=積極なものしか存在しない。

他人や世間、出来事へのマイナス感情(怒り、怖れ、悲しみ、焦燥、心配、煩悶など)やマイナス評価(西端さんが書かれていた『異常気象』など)は、そもそも存在しない。それらは、人の心がスクリーンに映し出した幻想のオバケのようなもの。

マイナス言葉は人間が勝手につくりだしたもの。人はその言葉に見合うマイナスな事柄を、無意識に自動的に探し発見し見つけようとしている。そして、見つけること、つまりマイナス感情を持つことで、「ほら、やっぱり」とある意味安心している。遊園地のお化け屋敷に入って、怖がって喜んでいるような感じ?

「人は自分たちがつくった言葉や情報に、反対に支配・コントロールされている」のかと思いました。

そこで私は、一つの実践を決心しました。

マイナス言葉・観念というものはそもそも存在しないと強くイメージし、心を白紙・無の状態にする。
心の中には、「真善美」という言葉だけが大きく強く残るようにする。
どんなものに遭遇しても、そのものが「真善美」のみで創られているとイメージする。

私はこの実践を徹底的に信じ、自分自身の信念化・習慣化に努めようと決心しました。

決心してからまだわずかな日数ですが、実は既に変化・効果が現れてきている気がします。
すべては、「心の置き所」です。
この先どんな効果がもたらさせるのかに、ワクワクしています。

正直、この非常に個人的・内面的なことを、このブログで今の段階で公表することには、大変気が引けました。
しかし、お知らせすることで決心を更に強固にし、皆さまのお力をも以て、継続するエネルギーに換えたいと思いました。

ある意味、これは自分自身の心身を活用した実験でもあります。
この実験の効果については、半年後くらいにその成果をお知らせさせていただきたいと思います。

私にこのインスピレーションを与えていただいた「真善美」に、あらためて感謝いたします。

火曜担当…坂本欣也




2013年9月9日(月)
かたづけ                                         月曜担当…池田光

体力のあるうちに、かたづけをしようと、数年前から心しています。

今年は、大きく二つのことをしています。

■倉庫をなくしたこと。
倉庫に置いていた書籍在庫を、すべて事務所(神戸須磨)に移しました。
今年の2月から、月に4、5回程度荷物運びをして、7月までかかりました。

そうなると、事務所が在庫であふれ、物理的な量を緩和するために、蔵書を整理しています。
というか、数年前から蔵書を整理しているのですが、月に50冊程度処分している程度ですので、なくなっているという実感はありません。

今年中に在庫であふれている事務所を、なんとかしたいと思っています。

■リュックサックに変えたこと。
どうも僕は、カバンに荷物を詰め込むクセがあるようです。
若い頃は、読むかどうかわからないのに、その日の気分に合った本を5~10冊ほどカバンに入れていました。
昔、母から誕生日にもらったカバンの底が、一週間くらいで抜けたことがありました。
革製品のしっかりしたカバンでしたが、底の部分がそっくりポコッと抜けたのです。
真新しいカバンの底が、縫い目の所から、長方形の形でなくなりました。
それ以来、いかに丈夫であるかを基準の一つにしています。

現在では、1~2冊しか本を入れていませんが、資料を入れることが多く、またどんなに晴れていても傘は常備しているし、パンパンになるまで、カバンに詰め込んでしまいます。

ある日、
「このカバンの在り方を整理しないと、生きている間に整理しようとしていることが実現しないのではないか」
と考えました。

計算すると、今のペースで本を整理すると、30年くらいかかります。
本以外にも、整理するものがあるので、絶望的にすらなります。

発想を転換して、「普段の持ち物から始めよ」で、リュックサックに変え、カバンの中身を二分の一程度にしました。

両手があくリュックサックにしたことが画期的でした。
服装もそれに合わせたし、何か「スタイルの整理」にもなったような感じがして、新しい気分でおります。

月曜担当…池田光




2013年9月7日(土)
ダダっ子                                      土曜担当…浜本美佐子

 私は猫好きで、本ブログでもたびたび猫の話を書いている。道端で猫にあうと「チョッチョッ」と、舌を鳴らして呼ぶし、猫のモチーフのグッズを見つけると、つい買ってしまう。ペットショップをみかけると、よほど急いでいない限り入ってしまう。

 昨年、うちの兄猫に出逢った神戸市内のペットショップに、久々に立ち寄った。大抵のペットショップは、ほとんどが犬で、猫は1~2匹程度しかいないことが多いが、そのショップは猫も常時5~6匹はいた。
 うちには2匹いるので「冷やかし」だった。買うつもりはなくても、仔猫たちの可愛らしさに見とれていると、横に六十歳前後と思しき、上品な身なりのご婦人がいるのに気付いた。

 どちらからともなく話し始めたら、そのご婦人の飼っていたラグドール(と仰っていたはず)という種の猫が1月半ほど前に、わずか4歳で突然死したという。ご夫婦でテレビを観ていて、飼い猫がいないことに気づいて探したら、冷蔵庫の上で冷たくなっていたらしい。獣医師から「ラグドールは心臓の弱い品種」と言われたとか。
 正直「聞くんじゃなかった。話をさせるんじゃなかった」と申し訳ない気持でいっぱいになった。まだ「次の子」を飼う気にはならない様子だった。

 ご婦人は、ご主人と30歳台位と思しき息子さんと3人で来店されており、「じゃあ」と一旦別れた。3人は、アメリカンショートヘアのケージ前で暫くやり取りをしていた。何気なくその様子を見ていると、ご夫婦が帰りかけているのに、息子さんは「この仔、売れてしまうで。ええん?」と何度もご夫婦に言っている。ご婦人は「自分が飼いたいだけでしょう? でも、横浜には連れて帰れないもんね」と苦笑いしていた。息子さんは、横浜在住だという。
 その後も息子さんは、そのケージにへばりついて「ホンマに、ええん?」を繰り返していた。「買ってくれるまで、この場を離れない」というダダっ子のようで、ご主人が「子供みたいやな」とこぼしていた。亡くなった飼い猫の話の後には、相応しくない笑いが込み上げてきて、4人で暫く笑っていた。
 あの息子さんがいれば、ご婦人は「ペットロス」にならなくてすみそうだ、と少しだけ安心した。

土曜担当…浜本美佐子




2013年9月6日(金)
再びの、たのしみは・・・                               金曜担当…小笹正洋

たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひかたりて腹をよるとき



時間管理、生産性向上、効率化・・・

こういう言葉が巷を凌駕しだしてから、
ずいぶんと経つのではないでしょうか。


勿論、やることやって、さっさと帰って、一杯やる。

それと、お気に入りの本を読んだり、趣味に没頭したり。


これも大いに結構。


そこに楽しみを見いだせれば。



何のために、働き、趣味を持つのか。



働くことは、憲法で定めた義務だから?

一生懸命に頑張ったご褒美として趣味が必要?


どちらも、考え方としては間違ってないと思います。


今は、DM用のチラシも機械折りや外部発注で「効率よく」
事が進んでいきますが、10年程前までは大勢でワイワイやりながら
手作業で袋詰めしていた頃もあった。

その時に、皆で同じ時間・空気を共有し、いろんな話題に花咲かせ
時には秘密の話題が出来上がったりと、それはそれで楽しかったものです。

それを機に、お互いに自己開示ができ、信頼関係やチームワークの
醸成に役立ち、全体の生産性効率にも寄与したようにも思えます。


表の非効率は、裏の効率を生む。


職場や全てのコミュニティの場での笑顔での語らいの場、
「効率」という言葉だけで軽く扱わないでいたいですね。

金曜担当…小笹正洋




2013年9月5日(木)
異常気象                                     木曜担当…西端努斗夢

気象庁の異常気象分析検討会が今年の夏は異常気象だったと位置付けたそうですが、私は、どうも納得できません。
地球が誕生して約45億年だそうです。数千年という長いスパンで見ると地球は生き物のようにどんどん変化してきました。
それなのに、僅か100年か200年の平均値と比較して気温や降雨量が少し違うというだけで異常と言えるのでしょうか?

地球上に異常気象はなく、すべては自然のまま。人間が勝手に異常気象だと言っているだけのような気がしてなりません。

夏の終わりを迎えた今、地球に対してこれまで以上に畏敬の念を抱いて生きていこうと、あらためて思います。

木曜担当…西端努斗夢




2013年9月3日(火)
「エンパワーメント」                                 火曜担当…坂本欣也

先週の西端さんのブログで、「プラスの言動」について書かれていたので、私もそのことについて書いてみたいと思いました。

私の研修では、個人のビジョンを共有した後、ペアになって「エンパワーメント」をし合ってもらいます。

エンパワーメントは、「パワーを与える、勇気づける、元気づける」という意味があります。

エンパワーする側の人は、エンパワーされる側の人に向かって、
「あなたのビジョンは素晴らしい。あなたはその素晴らしい未来イメージを必ず実現する!なぜなら、あなたにはこんなに素晴らしい能力と人望と情熱があるから!(ここはできるだけ、具体的に相手の素晴らしい点を言ってあげる)」と言い続けるのです。

これを同じチームのメンバー全員と行うので、6人チームだと、5回エンパワーしてもらえます。

エンパワーしてもらった人は、
「ビジョンを発表した段階では、大丈夫かな?と思っていたが、今は自分のビジョンが必ず達成できると、自信が湧いてきた」という感想が多いです。

これは、天風哲学、心身統一法の「積極観念の養成法」の中の「暗示」に通じるところがあるのだと思います。
パートナーに暗示を連続してかけてもらうことで、本心が煥発され、信念が強くなるのでしょう。

それから、興味深いのは、エンパワーする側の人が
「相手を褒めて勇気づけていると、自分が気持ち良くなってきて、逆にパワーを貰って元気になった」
と感想を述べることが多いのです。

脳は素直で、自他を区別しないと言います。
他人の言葉であっても、自分の言葉であっても、素直な脳はポジティブ・積極的な言葉=エネルギーを吸収し、潜在意識に蓄えているのでしょう。

他者が喜ぶ言動をする、つまりお布施(和顔施、言辞施)をしていて、自分が徳を貰っていることになるのでしょうね。

こんなエンパワーが溢れている職場だと、脳が「快」の状態となり、一番能力が発揮しやすい状態となります。
コミュニケーションの活発化し、成果も出やすくなります。
チームでのエンパワーメント、お勧めです。

皆さま、私へのエンパワーメント、いつもありがとうございます。

火曜担当…坂本欣也




2013年9月2日(月)
2年ぶりの単著出版                                  月曜担当…池田光

2011年3月11日、東日本大震災の日から『渋沢栄一 逆境を生き抜く言葉』を書き始め、
この本が出版されてからは、
思うところがあって『論語』の学習に集中しました。

そして、今年の3月11日から執筆を再開し、
2年ぶりの単著として、
『中村天風 打たれ強く生きる100の言葉』(成美文庫)
が、9月5日に書店に並びます。
少し、紹介させていただきます。

■出版社による内容紹介
逆境の時に唱えたい天風哲学のエッセンス。

天風哲学とは観念の哲学であり、マイナスでいっぱいになっている潜在意識をプラスへ変え、積極精神で生きるとき、人生が好転する。
本書は、そんな天風の世界が、手軽に、どこからでも読める。
苦しいとき、腹が立つとき、悲しいとき、本を開くと答えが見つかる。
天風哲学のエッセンスが満載。

■もくじ
1章 くよくよしない。
2章 とらわれない。
3章 おそれない。
4章 あきらめない。
5章 ふりむかない。
6章 くすぶらない。
7章 おちこまない。
8章 くるしまない。

僕は、「わかりやすく書く」を念頭に、
猿でも読める本を目指しました。
だから、もくじもすべて平仮名です。

それは、自分の中の「理屈」を削ぎ落とす作業でした。
80%くらい理屈を削ぎました。
もっとも、理屈がないと本にならないので、
理屈らしきところは残ってますが、
理屈抜きにどこまで書けるか、
やってみたかったのです。

月曜担当…池田光




2013年8月31日(土)
猫つながり                                     土曜担当…浜本美佐子

 脚本家・作家・エッセイストの向田邦子さんは、1981年8月、台湾で取材中に飛行機事故で亡くなった。享年51歳という若さだった。
 私が彼女の作品に出合ったのは、テレビドラマだった。子供過ぎて、その良し悪しもわからぬまま、テレビを観ており、最近まで小説すら読んだこともなかった。

 2年位前だったと思う。テレビで向田さんの特集をしており、何気なく観ていていた。向田さんの幼いころの話に始まり、脚本家になった経緯をはじめ、そのファッションセンスや料理の腕前なども紹介しており、次第に引き込まれていった。
 中でも、飼い猫・マミオの話に私の目はくぎ付けなった。うちの愛猫と同種と思しき猫が、そのモデルとして登場したのだ。向田さんは、芝生の上をころげ回って遊ぶ銀色の猫を見て一目ぼれしたという。エアメールの押しの一手で数多のアメリカ人ライバルを蹴落とし、十か月目に譲り受けたそうだ。
「この猫に一目ぼれした私って、向田さんと一緒!!!」と勝手に喜んでいたら、タイ王朝の血を引く「コラット」という別の種だった。

 向田さんが亡くなった時から、マミオは引きこもった。確か49日の法要(だったと思う)後から、マミオは、ありとあらゆる場所を向田さんの姿を求めて狂ったように探し回り始めた。向田さんの妹・和子さんは、何度も何度も噛みつかれながら、暴れるマミオの両前脚をつかみ、「どんなに怒っても、お前の主人はもういない。あたしが新しい主人なのだから」と、説き伏せた。マミオは、漸く和子さんになついたという。

 向田さんが、いかにマミオを愛したかがわかり、猫好きの私は、その作品に興味が湧いた。かつてテレビで観たドラマの原作本やエッセイを読むと、改めてその偉大さがわかり、惜しい人を若くして亡くしたという思いが募った。
 マミオは向田さんの事故から3年後、胃癌で16歳の生涯を閉じたという。和子さんは『向田邦子の遺言』で、マミオの死について「母と私はありったけ泣いた。姉が亡くなったときには涙さえ出なかった二人だったが、このときは思い切り泣けた。それはマミオと姉の思い出がないまぜになった、やるせない涙だった」と綴っている。

土曜担当…浜本美佐子




2013年8月30日(金)
たのしみは・・・の続き                               金曜担当…小笹正洋

たのしみは ふと見てほしく おもふ物 辛くはかりて 手にいれしとき



ひと目惚れ。

これは何も人(特に異性)に対してだけではない。

モノに対してもそういう経験があるのではないでしょうか。

運命的出会いとなったモノを買うのに持ち合わせが足りない間、
お金をコツコツと何とか工面し、ようやく手にいれたときの喜び。

何とも言いようのない感動が湧き上がってくる。

その間に贅沢を控え、節制・節約し続けて
ようやく手に入れたときの楽しい気分。


沢山持つことの幸せもありますが、
持っていないことによって、
その幸せが膨らむこともありますね。

金曜担当…小笹正洋




2013年8月29日(木)
倍返し                                      木曜担当…西端努斗夢

TBSのドラマ『半沢直樹』が高視聴率で、主人公が発する「やられたら倍返しだ!」というセリフは、流行語になっています。

この「倍返し」という言葉は、何もドラマの世界だけでなく、私たちが生きているこの世における普遍的な法則の一つなのです。というか、私はそう思うようにしています。

ですから私は、まわりの人に対して、できるだけプラスの言動を投げかけるように心がけています。それは、その人のためでもありますが、いつかまわりまわって2倍になって自分のところに返ってくるのを楽しみにして・・・

木曜担当…西端努斗夢




2013年8月27日(火)
「メタボ脱出!」                                  火曜担当…坂本欣也

5時起床。呼吸操練法、セルフマッサージ、天風式体操、水垢離、瞑想、誦句音読。
この一連を実行することが、いつしか私の毎朝の日課になりました。
気が練られて、身体の隅々に充満し、一日がスタートします。

7月9日のブログでこう記しました。今もこれを続けています。

先日、健康診断を受け、その効果が数値として現れました!

1.体重が更に3キロほど下がり、大学生の時の体重に戻りました。
(それまでにピークから比べると既に5キロほど落としていたので、私としては驚きの数字です)

2.ずっと悪かった肝機能を表す数値も、平常値になっていました。
(季節問わずビールをがぶ飲みしていたので、驚きです)

3.内臓脂肪の割合が、減少しました。

4.ずっと86cm以上あった胴回りも、82cmになりました。
(埋もれていた腹筋も、うっすら見えてきました)

ということで、メタボ脱出しました!
特に呼吸操練と天風式体操が効果的だったと感じています。気になる方、お勧めです!

しかし、メタボ脱出!と体の面だけで、喜んでいたらダメですね。笑

心身統一法は、宇宙からのエネルギーを受け入れる器(心身)づくりだと言われています。
心を練るためにも、これを継続して、継続力を強め、胆力と精力を強めていきたいと思います。

とは言え、座っていてもお腹がつっかえなくなったのが、嬉しいです。(って、また、そこ?!)

ありがとうございます。

火曜担当…坂本欣也




2013年8月26日(月)
私少欲、公大欲                                    月曜担当…池田光

仲間がいないと、たいしたことはできません。
私が一緒にやりたいのは、こんな条件を備えた人です。
① 人間性が良い。
② 専門性がある。
③ 私少欲、公大欲の人である。
まず、専門性よりも、人間性を重視しています。

三つめの「私少欲、公大欲」について説明します。
これは「わたくししょうよく、おおやけたいよく」と読みます。
私の造語です。

欲を持っていない人は無害であり、パワーを感じられません。
人は大いに欲を持っていいと思うのです。
が、それが「私欲」だと困ったことになってしまいます。
「この世をなんとかしたい」
という「公欲」に燃えている人こそが仲間です。

チームワークとか言いますが、
公欲に燃えて、志を同じくすると、
自然にチームワークはできるものです。
                                        
ありがたいことに、本塾にはそういう方が多数集まってくれました。
感謝しています。

月曜担当…池田光


                                                                             

2013年8月24日(土)
自己チューのススメ                               土曜担当…浜本美佐子

 石原加受子著『自己主張が楽にできる本』を読んだ。
 コミュニケーションをうまく取るには、「相手を思いやる」「相手の立場になって考える」ことなどに固執しがちだ。相手のことを考えることは大切だが、「自分の意志表示」とは別物である。

 同書は
 相手の顔色を窺うのは「嫌われたくない」という恐れ。相手を探り過ぎると、「言外のメッセージ」として敏感に伝わり、その心遣いが相手を息苦しくさせることもある。大切なのは、「人がどうした」や「人の出方を窺う」のではなく、「自分がどうするか、どうしたいか」である。
 と言い切っている。

 さらに、
「相手を傷つけたくないから我慢する」は、「相手に何かを言われると自分が傷つく」。それが怖いだけ。我慢は、主張することを恐れさせていく。さらに、我慢には「相手を思い通りにしたいけれどできない」という相手を操作しようとする意識が潜んでいる。
 本来、自己表現・自己主張することは、争って自分の主張を通すことではない。自分の頭の中で考えていることを、言葉で表現すればよい。
 とも述べている。「自分中心主義」を徹底しており、「目から鱗」だった。

 まず、自分の思い・考えをきちんと相手に伝えることが、コミュニケーションの第一歩なのだ。コミュニケーションには、国語力と表現力が重要であることを改めて感じさせられた一冊だった。

土曜担当…浜本美佐子




2013年8月23日(金)
たのしみは・・・                                  金曜担当…小笹正洋

たのしみは 人も訪ひこず 事もなく 心をいれて 書(ふみ)を見る時




今年のお盆休みは久しぶりに仕事も殆ど入らず、遠くにも行かず
家の中でゆっくりと過ごすことができました。

今年の夏より、遂にエアコンを取り付けました。
おかげで、愛用の団扇は出番がありませんでした(笑)

今まで積読をしていた書物に手を付けることができました。


普段の読書は、斜め読みをしていることが多いのですが、

かねてから読みたかった小説にも触れることができました。


そのうちの一冊が、「晏子」(宮城谷昌光:著)です。

古代中国の春秋時代が舞台として、斉の国の宰相となって、
知恵と度胸と礼を備えた晏弱とその子の晏嬰が強国と渡り合う様を、
人の心の動きなども細やかに描写されていて、物語としても面白く、
先史からの流れとの関連も時折解説が入ったりと、中国古代の歴史を
楽しむにも秀逸な書物だと思います。



以前に久しぶりに再会した人生の大先輩から、

「ビジネス書を読むよりも、小説を読むほうがずっと有益だ。
現役時代に、もっと小説を読みたかった。」

と語られ、その時には「史記」の新書版の書物を頂きました。


あの時に聞かせて頂いた話が、耳に残っていました。



本当にそう感じます。

金曜担当…小笹正洋




2013年8月22日(木)
甲子園                                       木曜担当…西端努斗夢

先日、久しぶりに甲子園に行き、高校野球を観戦してきました。
以前は毎年、仕事で甲子園に行っていたのですが、今回は13年ぶりで、甲子園球場が改装されてから初めてのことです。
仕事を離れての甲子園となると、学生の時以来で、懐かしさのあまり、最初は試合観戦どころではありませんでした。

本日はいよいよ決勝戦。勝利の女神様は、どちらに微笑もうかと迷っているのではないでしょうか?

真紅の優勝旗を手にするには、勝利の女神様に好かれないといけません。
しかし、その前に力がないと勝利の女神様に振り向いてすらもらえません。

私も先ずは、自分の実力を養おうと思います。


それにしても、甲子園で飲むビールは最高でした。

木曜担当…西端努斗夢




2013年8月20日(火)
「天風会、夏期修練会への参加」                         火曜担当…坂本欣也

8月10日~14日、天風会の夏期修練会に、初参加してきました。

会場は、奈良県桜井市多武峰。中大兄皇子と藤原鎌足が出逢い、大化の改新に向けて密談した場所と伝わる談山神社の目の前の多武峰観光ホテルです。多武峰会場は22回目だそうです。

私の家からは10分くらいの場所ですが、多くの参加者は遠方から来られており、北海道から沖縄まで、全国から約200名の参加者が集いました。うち、3分の1は初参加でした。

7:30から、戸外の朝礼で、誦句、呼吸操練と統一式体操、積極体操
その後、午前中は、安定打坐、「真理瞑想」の講義のセットが2回
昼食後は、身体を使った実験やワークショップ、戸外鍛錬(呼吸法、体操)
夕食後は、講義とディスカッション
という流れです。

印象的だったことは:
・天風哲学を長年愛し実践されている会員の方々と出会い、語り合ったこと
当初少しシャイな人が多いと感じましたが、話してみると皆さん朗らかで、個性的で味わい深く、普段の友人とはなかなか話せない哲学の話を忌憚なくできたことが、嬉しかったです。

?戸外で身体を動かすことで、自然のエネルギーを吸収した感じを味わえたこと
200人が整列して行う体操は圧巻で、掛け声が多武峰の山々にこだましていました。
多武峰の大自然と一体化して、そのエネルギーを吸収していると体で実感していました。

?書籍で読んだ内容を、実際の講義で教えてもらったこと
宇宙と私たちとの関係。心と体の関係。宇宙からの無限の力の意味とその受け取り方。受け取るために、日ごろから心がけ、実践すべきこと。などの深い解説をいただきました。
実在意識でなく潜在意識に入れるため、安定打坐の姿勢で目を閉じ、メモをとらない聴き方を実践しましたが、これが予想以上に難しかったです。

初日に、「修練会は一年の始まりの行(ぎょう)である。日々の垢を洗い落とし、新たな自分になる、あるいは本来の自分に戻る、甦るための行」である。と挨拶がありました。
4日間を終えて、その意味が良く分かりました。

講堂の正面檀上に掲げられていた写真の中の天風先生。学ぶ私たちを、やさしく見守り、叱咤激励していただいていました。今なお天風先生の強大なエネルギーが存在し、学ぶ私たちに降り注いでいるのを感じました。

皆さま、有意義な体験を、ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年8月19日(月)
願望                                           月曜担当…池田光

二十歳になる前に抱いた自分の願望をたまに思い出します。
それは、自分が納得いく、ゆるぎない思想を作りあげることでした。

なぜ、そんな願望を抱いたのかというと、この世に生まれてきて、ゆるぎない信念で生き、そして、この世におさらばするときも穏やかでありたかったからです。たぶん…

この願望は今も消えずに、心にくすぶっています。
それは現在、どうやら、二つに分化しています。

①信念を持ちたいという願望
僕の父は素朴な自然観を抱いていました。人は死んだら土に帰ると信じていました。そして、亡くなるまで土いじりをしていました。
それは幸せなことだったと思います。

しかし、疑い深い僕は素朴な信念を持ちえず、また他方で、なぜか孔子の信念が気になるのです。

孔子よ、あなたの信念は何だったのでしょうか。
やはり、
「天の未だ斯文を喪ぼさざるや、匡人其れ予を如何せん」
と語った、この言葉のうちにある、「斯文(先王の文化)」を継承するという信念だったのでしょうか。

そして、その文化とは、加地伸行が指摘するように「道徳的共同体」であり、これを維持する思想が『論語』なのでしょうか。
なのに、『論語』は孔子が敵対した「法的社会」のなかでも生き続け、普遍性を持ちました。そして、揺るぎない古典となりました。

つまり、ある文化を支持した思想が、別の文化でも生き続け、普遍性を持つ。これが古典の古典たるゆえんでしょうか。

②心から納得がいく一冊を書きたいという願望
書くことからでないと、なかなか考えというのはまとまらないものです。
これについては、ここくらいで…。

……ともかく、……願望というのは、形を変えても、生き続けるものです。
かつて発見した「願望の法則」を一つ書きます。

手近な願望を実現すればするほど、
昔の願望が呼び起こされ、
それは形を変えてでも実現されようとする。

この法則は、僕が45歳のときに発見したものです。

月曜担当…池田光




2013年8月17日(土)
父からの伝言                                   土曜担当…浜本美佐子

 先週金曜日の本欄で、小笹さんが原爆について書かれていた。広島では、被爆者が語り部として小中学校などで、原爆や戦争について話しているという。終戦から68年も経ち、語り部の方がかなりの高齢になったため、全く戦争を知らない人を後継者として育成していると聞いた。
 戦争は天災ではなく、人災である。二度と戦争を起こさないために、その恐ろしさ、悲惨さ、愚かさを語り継ぐという姿勢は大切だと思う。

 私は「戦争を知らない世代」だが、両親は戦前の生まれである。母は幼く、疎開していたので、戦争の記憶と言えば「食べるものがなく、ひもじい思いをした」ことだそうだ。
 昭和7年生まれの父は疎開せず、浜に防空壕をつくり、潜んでいたという。両親ともに神戸生まれの神戸育ちで、その防空壕の場所は、私の実家(神戸市東灘区)から100mほどしか離れていない。
 父は寡黙で、あまり多くを語らなかったが、私に強烈な印象を残す戦争体験を教えてくれた。

 ある日、父が防空壕から外へ出ようとした時、背後から「アホッ、そっちへ行ったらアカン!!」
 近所のおじさんの怒鳴り声が響いた。驚いて立ち止まった父の目の前に、焼夷弾がドドドドと落ちてきたという。父は「近所に新明和(現在の新明和工業・甲南工場)があって、飛行機をつくっとったから、狙われたんやろうなぁ」と淡々と語っていた。
「そのまま進んでいたら、父は?」 加えて、今の私は存在すらしていなかったはずだ。幼心にゾッとした。

 防空壕のあった砂浜は、今は埋め立てられてしまった。父も17年前に亡くなった。もっと戦時中の話を聞けば良かったと後悔している。
 モノだけが溢れ、心が通わなくなってしまった今だからこそ、我々二世世代が、語り継ぐべき時なのではないだろうか? 体験に勝る説得力はないが、自分にできることをやりたいと思い、周囲に伝えることにしている。

土曜担当…浜本美佐子




2013年8月16日(金)
学びのお裾分け。。。                                金曜担当…小笹正洋

業務の中で指示や確認の曖昧さから
ミスコミュニケーションが発生する事は
大事な局面であったり、度々起こったりすると
頭を抱えたくなります。

内部で済む話しならまだしも、
外部の関係先に影響を与えようものなら、
大変なことになります。


先日、営業研修のオブザーバーで
入っていた際に学んだ内容を
ちょっとだけお裾分けしたいと思います。

                                                                                                                                         
すごく簡単な言葉なので、
是非覚えておいて欲しいです、



①中身は何だよ何のため
(概論・目的)

②いつからいつまでどうやって
(開始・納期・方法)

③出来栄えナンボで何人で
(品質・コスト・業務ボリューム)


この語呂合わせを、メトロノームの
テンポ116(1分間で116カウントするテンポ)の
速さで声を出して唱えます。
人差し指を立てて左右に振りながら唱えると
より覚えやすくなります。

チーム内で発声練習を兼ねて
唱和してみるのも自然に入っていき
良いかもしれません。

金曜担当…小笹正洋




2013年8月15日(木)
日本病                                      木曜担当…西端努斗夢

国民の命や健康を損ない、経済的な損失をどれだけ出しても、「まず隠蔽し、次に先送りにし、そして、誰も責任を負わない」、そんな今の政治や社会の現状を『日本病』と呼ぶそうです。

いつから、どうして、日本はこんな病に侵されるようになったのでしょうか?
日本人として残念で仕方ありません。

しかし、人間に自然治癒力があるように日本にも治癒力があると思います。
たとえほんのわずかな力であっても、この治癒力の一部となれるよう、私は学び、行動し続けます。

終戦から68年。日本も世界も大きく変わりましたが、ただ単に「豊かになった、便利になった」と浮かれてばかりでは、戦争の犠牲となって亡くなられた方に申し訳が立ちません。

木曜担当…西端努斗夢




2013年8月13日(火)
「最高の味方」                                   火曜担当…坂本欣也

「世界中の人々が敵になったとしても、最後まで自分自身の味方は自分自身なのである。ゆえに、そんな自分自身を決して自らが責めて苦しめてはいけない」という考え方です。

最近学んだ天風哲学の考え方の一つです。
この言葉を味わうと、こんなイメージがわいてきました。

自分には、世界最高の味方がいる。
どこでも、どんな状況でも、常に傍らで応援してくれる力強いサポーターである。
と同時に、彼は客観的に自分を観て支えてくれている有能なコーチでもある。
そして彼は、一生変わらず継続的に自分に付き添ってくれる、最も安心信頼できる親友でもある。

これまでの自分自身を振り返ると、特に消極的になると、どこか自分自身を責めたり、孤独を感じたりすることがあることを思いだしました。

この考え方を受け取り、私はなんだか安心感に包まれたような気になりました。
そして、言い知れぬ勇気が湧いてきました。

最高の味方とは、何があろうと絶対に見捨てない味方であるということです。
そして、その味方が一生懸命頑張って応援してくれるからこそ、神さまも、そして周囲も応援してくれるようになるのでしょう。これぞ無敵の状態です。

こんな積極的な気持ちさせていただき、本当に感謝です。
天風先生の優しく、大きな心が更に伝わってきました。

ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年8月12日(月)
『寸言論語』                                      月曜担当…池田光

ここ数か月ほど、『寸言論語』に取り組んでいます。

『論語』はもともと、孔子の短い言行を500条ほど集めたものですが、
私が取り組んでいる『寸言論語』とは、
『論語』から、20字以内で寸言を一つ取り出すというものです。

たとえば、「温故而知新」とかです。
これは、5字です。
このような寸言を250点ほど取り出し、
書き下し文と、現代語訳を付与しました。

この作業をやるために『論語』を通読いたしました。
2年間、ある京大教授に『論語』を読んでいただきましたが、
その復習になったと同時に、
改めて『論語』の現代語訳は、解釈、訳し方がさまざまに違うと驚きました。

ベースにしたのは、金谷治訳、吉田賢抗訳、平岡武夫訳、加地伸行訳です。
これに加えて、2年間の『論語』を学習したそのテキストを参考にいたしました。
また、たびたび、吉川幸次郎、木村英一郎訳をはじめとする諸訳を参考にいたしました。

この作業で、小説家であり社会教育家である下村湖人(1884-1955)の『現代訳 論語』が
とても言葉としてこなれていることを見出しました。
現在は、PHPから発行されています。
参考にするたびに、うまいなあ、と感嘆いたしました。
注釈書をきっちりと踏まえたうえで、みごとな現代語訳をされているのです。

さて、『寸言論語』の「寸言」への思いが醸成されたのは、私の40歳のころにさかのぼります。
安岡正篤『活眼 活学』の次の言葉に啓発されたのです。

■えらくできた人の言葉は単純です。
だらだらと、お前は一体何を言おうとするんだというような、つべこべ言う人間は、できておらん。

■元来世間の人々は、長編論文なんていうものによって人生を渡るものではない。大抵は片言隻句、即ちごく短い、しかし無限の味わいのある真理・教えによって、生きる力を得るのである。

私は、安岡の言葉に触発されて、偉人たちの言葉集を何冊か編集し、出版してきました。
そして、『論語』でもやってみたいと思っていたのでした。

阪大の湯浅邦弘教授も、次のように書いています。

■短くて覚えやすいもの。どんなにすばらしい内容でも、くどくどとした論文調の文章では、なかなか座右の銘とはならない。端的で、すっと心の中に入ってくることばこそ名言である。
また、覚えきれないような長文も格言とはなりにくい。抵抗なく耳に残り、ふと口を突いて出るような言葉、それをまず選んだ。(湯浅邦弘『中国古典に探す座右の銘』)

こうして、このたび、『寸言論語』をまとめ、今年の秋に発行する「湧くわく本心塾照隅ライブラリー」の第二弾である『論語 人間を磨く言葉』に、第二部として掲載したいと考えています。

今秋には、みなさまのもとへは『寸言論語』の初版をお届けできますが、いずれ、見直してどこかの出版社から出したいとも考えております。

月曜担当…池田光




2013年8月10日(土)
シネバイイノニ                                  土曜担当…浜本美佐子

 強烈なタイトルで驚いた方もいらっしゃるだろう。3年ほど前に新聞広告で『死ねばいいのに』という文字を見た際は、校正ミスかと何度も見直したほどだ。

 実は、京極夏彦氏の作品タイトルである。京極氏といえば、やたら分厚い漢字だらけの本を書くイメージがあり、手を出せていなかったが、『死ねばいいのに』は、タイトルの強烈さに驚く反面、どんな内容か気になっていた。
 月日が経ち、存在を忘れかけた今年3月、病院の図書コーナーという最も相応しくない場所で、私はこの作品に遭遇した。

 すぐに借りて読み始めた。いわゆる「チャラ男」キャラの主人公と、ある人物の会話形式で成り立っているのだが、二人の会話が噛み合わない。おもしろいほどに噛み合っておらず、とにかく笑える!
 主人公は、何かにつけ「オレ馬鹿だから」「そんな難しいこと言われても、よくわかんね」みたいな感じで話し、最初は「推理小説じゃないの?」とも思った。確か、主人公は6人とやり取りをしたと思うのだが、3人目登場には、消灯後の病院のベッドの上ということも忘れ、「ヒイーッ」と声を上げて笑いそうになったほどだ。

 最後は「やられた~」の一言。京極氏の展開のうまさに感服した。笑い転げながらも、考えさせられる作品だった。人それぞれ感性が異なり、読後感は違うかもしれないが、オススメの本である。

土曜担当…浜本美佐子




2013年8月9日(金)
68年間を経て・・・                                 金曜担当…小笹正洋

1945年8月9日。

広島に続き、二度目の原子力爆弾が長崎へ投下されました。


優秀な人たちが開発・製造し、偉い人たちによって戦争に関係の無い
罪の無い人たちの頭上に投下するように導かれていった愚かな結果。


目的のためには手段選ばず。という考えの成れの果てが、
二度と繰り返してはいけない過ちを起こさせた。



アメリカ海兵隊員の撮影した非公式の戦場記録資料が昨年に
公表されていました。


軍律・規則をくぐり抜けて生き残ってきた資料。

                                                                                                      
タブーの裏に真理あり。



戦時下の非常事態の中であっても、人の心を忘れなかった人はいた。



この映像を通して、間違って欲しくない事は、
戦争や大量殺戮兵器を使用する行為を憎む心は持っても、
他民族や考えの違う人々を憎む心を抱いてはいけない。




米軍カメラマンが見た長崎(48分50秒)

http://www.youtube.com/watch?v=wFvjKL-ObZQ


金曜担当…小笹正洋




2013年8月8日(木)
高校野球開幕                                   木曜担当…西端努斗夢

第95回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で開幕しました。この季節になると血が騒ぎます。
今年も、初出場の学校から伝統校、強豪校と言われる学校まで、地方大会を勝ち抜いた49校で優勝を争いますが、勝利の女神さまがどこに微笑むのか楽しみです。


私がまだ高校野球の取材に携わっていた頃のことです。その年、甲子園常連校のA高校は春の県大会でB高校に大差で敗れ、甲子園出場をかけた夏の県大会でもA高校の連覇は厳しいと言われていました。

そんなA高校の主将を取材すると、「B高校は確かに強いと思いますが、僕たちは甲子園に行くためにA高校に来たんです。B高校の選手たちとは意識が違うんです。夏は絶対に勝って甲子園に行きます」という言葉が返ってました。
そして、その言葉通り、大会前の予想を覆してA高校がB高校を決勝で破って甲子園出場を決めたのです。

後で考えると、A高校の選手とB高校の選手たちはどちらも甲子園を目指して高校に入学し、練習を続けてきたのですが、1つ違いがあったのです。A高校の選手たちは「甲子園に行く」と決めてA高校を選び、練習を続けてきました。それに対してB高校の選手たちは、「甲子園に行けたらいいな」と思って練習していたのです。

強豪校、名門校と言われる高校がなぜ大一番に強いのか? 理由の一つはそこにあるのかも知れません。


別の年、ある高校の監督が、選抜チームを率いて遠征することになり、それに向けての合同練習が行われた時のことです。
監督はまず、「最後に勝つのは、剛速球を投げる投手やホームランを何本も打つ強打者のいるチームではなく、ランナーを進めなければいけない時はきっちりと進め、アウトが取れる時は確実にアウトが取れる、当たり前のことを当たり前にできるチームだよ」と、選手たちを集めて話しました。
甲子園で優勝も経験している監督の言葉だけに説得力があり、今でも忘れることができません。

「当たり前のことを当たり前に」は、野球に限ったことではなく人生すべてにおいて大切なことですが、これを実践するのはなかなかたいへんです。

木曜担当…西端努斗夢




2013年8月6日(火)
「洗心とエネルギー補給」                             火曜担当…坂本欣也

仕事から疲れて帰ってきたとき、玄関まで子供が迎えに来てくれる。
彼らの顔を見ると、疲れが吹っ飛びます。

私は彼らからは色んなものを貰っていますが、その最大のものは、「生きるエネルギー」だと思います。

子供には、天風哲学で言う、純真無垢な魂(本然の自性、本心、真我、仏性)がまだ備わっているので、宇宙エネルギーを受け取りやすく、そのエネルギーに大人の私が触れることで、私が元気になるのでしょう。子供を介して、宇宙エネルギーを頂いているのです。

大人になればなるほど、魂の周りに垢・埃・泥がつきやすくなり、放っておくと、どこに魂があるのかもわからなくなってしまいます。だから、毎日「洗心」しなければなりません。

考えてみると、子供たちは、彼らのエネルギーで「洗心とエネルギー補給」をしてくれているのです。ありがたいです。

また、視野を広げると、自分に「洗心とエネルギー補給」をしてくれる存在は、自分の子供たちばかりではないと思います。近所の子供、教え子、活躍するスポーツ選手、尊敬する人物、可愛がっているペット、美しい芸術作品、心身を癒してくれる自然など無数にあります。

共通性は、姿かたちでなく、内にその「純真無垢な魂」があるかどうかだと思います。

そんな存在を周囲にたくさんもっている人は、常に元気で安定している人なのでしょう。

私も周囲に対して、「洗心とエネルギー供給」ができる存在になりたいと思います。

そして、子供たちが、社会の厳しさを体験し成長しながらも、その純真無垢な魂も維持できるよう見守っていきたいと思います。

有難うございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年8月5日(月)
友の死 追記                                     月曜担当…池田光

親友のYB君が昨年末に亡くなっていたことを、7月22日のブログで書かせていただきました。

2週間後の8月2日に、僕は、三宮サンパルの古本屋さんを訪ねました。
さいわい、店主と奥様がいらっしゃいました。
立ち話で15分ほど話しました。
・心臓周辺の動脈瘤が破裂したらしい。
・パソコンをつけたまま、布団のうえに倒れているのを、12月30日に発見された。
・葬儀は悲惨なものであったらしい。
・自宅も床が破損しているところがあるなど、暮らしは大変であったらしい。

彼は、造船業の下請企業の経営者の長男として生まれ、阪神間のお坊ちゃん学校として知られる私立校に通いました。
裕福な家庭に育った彼のその頃からは想像しがたい末路でした。

僕がすこし慰められたのは、その古本屋さんが、平成25年3月の「古書目録」を彼の追悼号にあてていたことです。
表紙には、韓国で撮影された彼の写真を絵画風にアレンジしたものが飾られていました。
仕事がひと段落し、これから繁華街へ一杯やりにいくようにも見えます。
あるいは、この世とあの世の境目に、彼が「さよなら」を告げているように見える、妙に物悲しい表紙です。
巻末には、彼への追悼文が掲載されておりました。

月曜担当…池田光




2013年8月3日(土)
無理っぽい?                                  土曜担当…浜本美佐子

 前回『続弾 問題な日本語』(北原保雄編著)について、
「多分、第一弾もあったのだろうが、図書館で目に留まり、手にしたのが続弾だった」と前置きしてから紹介したのだが、ナントわが家にその第一弾・『問題な日本語』があった!!!!!

 私は、神戸市東灘区で生まれ育っており、阪神大震災に遭遇した際、いろいろなものの下敷きになった。机の横に寝ていたこともあり、本も散乱していた。買い物好きで、つい何でも買ってしまうから、自戒も込め、無駄な物は極力買わないよう気をつけ、本はなるべく図書館で借りることにしていた。特に小説は、気に入って何度も読みたいと思った作品のみ買うことにしている。
 ところが、仕事上で必要だからと、書店に立ち寄ったり、インターネットで本を検索したりしていると、気になる本のタイトルが目に飛び込んでくる。所謂、「目が合う」という状態で、購入してしまっていた。
 スペースが足りなくなって新たに本棚を買うハメになった上、購入した本は「いつでも読める」と考えてしまい、先に借りた本を読む。気付けば、「この本、わが家にあった」という体たらくだ。

これは、本だけに限らず、洋服などにも共通している。衣替えの度に「あっ、こんな服があった!」と思うことしばしば……。「マジありえなーい」と嘆きたくなった。「無駄な物は買わない」よう努めることは、私には「無理っぽい」のだろうか?

土曜担当…浜本美佐子




2013年8月2日(金)
モチベーション                                  金曜担当…小笹正洋

先日、配属された新入社員を前に講義をした内容の一部ですが、



モチベーションを上げるには。


自分の役割を目一杯演じること。
企業人なら、目の前の仕事に没入すること。
好きな仕事に就くか、就いた仕事を好きになるかの
どちらかしかない。


そして、


感謝する気持ちを忘れないこと。
「おれ様」ではなく「おかげ様」の気持ちで生きること。


願わない出来事がおきた時でも、肯定的気持ちで受け入れること。
たとえば、人とぶつかったり足を踏まれた時でも、
「こんちくしょう」ではなく、「ケガしなくて良かった」と
有り難く受け入れる。

そうすると、

人は言葉に出した出来事がもう一度起こるようになっているもの。

次に有り難いことが起こるようになってる。
                                                                           

日常のどんな小さな事にもありがたみを感じられる感性を持って欲しい。



どうしても感謝できることが見つからなかった時は?



今、生きていることが奇跡です。

そこに気付いてほしい。


計算上では10代先祖を遡ると、1,024人の方々の存在が
必要となり(累計数は2,046人)、誰1人欠けていても
自分の存在は無い事になる。


だから、

今自分がいる。それだけで感謝すべき事なんだよ。と。。。

金曜担当…小笹正洋




2013年8月1日(木)
学習                                        木曜担当…西端努斗夢

今年春からパソコン教室に通い始めました。
パソコンはそれなりに使えるのですが、それでも教室に通い始めたのは、パソコン初心者の方にパソコンの使い方を教えて欲しいと頼まれたからです。
自分でパソコンは使えても、全くパソコンの知識のない人に使い方を教えるとなると、なかなか難しいです。
教室では、初心者の方にどう説明すればわかってもらえるのかを学ばせていただいています。

知っているのとそれを教えるのとはどうやら別のようです。学習は、ただ単に知識をに身につけるだけでなく、身につけてなおかつそれを他人にわかりやすく説明できる域まで極めることが大切だと思います。

木曜担当…西端努斗夢




2013年7月30日(火)
「誰と仕事をするのか」                               火曜担当…坂本欣也

今夜、私のクライアント企業の一つの方々と懇親会がありました。

とにかく、その方々はその会社のトップを敬愛されているのです。
叱られても、迷うことがあっても、とにかくそのトップを尊敬し愛されているのです。

やはり人は、「何を仕事とするのか?」も大切ですが、それ以上に「誰と仕事をするのか?」が大切であると改めて思いました。

そして、その飲み会の後、感じたことがあります。
私の心が、よりスッキリ、軽くなっているのです。

せっかくの楽しい飲み会の後、心が重たく感じる時があります。
一方、心が軽く伸びやかに感じる時があります。

トップを敬愛し、辛いことがあっても、会社と共に成長していこうとする人たちと接することで、私の心も洗われました。美しく磨かれた心を持つ人と接すると、こちらも洗心されます。

今夜も良い勉強をさせてもらいました。
ありがとうございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年7月29日(月)
こだわりについて                                   月曜担当…池田光

僕が18年前から関心を持っている人に、
江戸後期に淘宮術を創始した、横山丸三(1780~1854)がいます。

彼は、
「源気よく 滞らぬが 仏にて よきも悪しきも 凝りは鬼なり」
という道歌をつくりました。
この歌は、僕が愛唱しているものでもあります。

その意味は、こうです。
「元気良くて、いろんな思いが心に滞らない状態が仏の御心にかなっている。思いの善悪にかかわらず、ずっと何らかの思いが心に滞っていては迷いが生じる」
と。
さらに、「源気よく」とは、「元気良く」という意味のほかに、「みなもとが清く」というようにも読めます。

さて、何かが心に滞っていることを「こだわり」と言います。
これは、「凝り」です。

7/27のブログで、浜本さんが、
本来「こだわる」は、物がつかえる・なんくせをつける、という意味で使われていた
と指摘されていましたが、
まさに、こだわりとは、物がつかえている状態です。
世は周流しているにもかかわらず、こだわると、その場に淀みをつくることにつながります。

こだわりは、丸三の道歌にあるように「思いの善悪にかかわらず」、迷いなのです。
別の言葉を探すと、近い言葉に、「執着」というのがあります。
執着から離れることが、仏の御心にかなっているのでしょう。

月曜担当…池田光




2013年7月27日(土)
マジ、ヤバ~イ                                 土曜担当…浜本美佐子

「問題な日本語」と聞いて、違和感を覚える人はいるだろう。
「問題のある日本語」という意味なら、問題(名詞)が名詞を修飾する時は「の」をつけるのが普通なので、本来は「問題の日本語」と表記すべきである。
 あえて、タイトルにつけたのが、『続弾 問題な日本語』(北原保雄編著)。多分、第一弾もあったのだろうが、図書館で目に留まり、手にしたのが「続弾」だった。今回は、この本のご紹介を!

 言葉は、時代と共に、いろいろ進化や変化をするものだが、中には「これは……」という誤った表現もある。ただし、多くの人が使い「市民権」を得た表現もある。同書は、そんな、「問題のある表現」について解説している。

 例えば、「味にこだわる」。
 本来「こだわる」は、物がつかえる・なんくせをつける、という意味で使われていた。小さなこと、「人から見れば大事でないことにとらわれる」という意味で、「それに執着しすぎるとマイナス評価が伴う」もの。
 あるCMに使われたこともあり、1980年代頃から、「他人はそれほど気にしないが、自分にはきわめて大切。自負・意気込みを持って徹底的に追求する気持を表す」ようになったようだ。本来の意味からすると、違和感を覚える人もいるだろう。マイナス評価からプラス評価という、「意味の上昇」の一例で珍しいという。
 因みに、意味の下落例では、「お前」(貴人を指す→対等以下の相手を呼ぶ)、や「坊主」(寺の主の僧→僧を広く指す、さらに坊主頭の子や男子を指す)などがあるそうだ。

 その他、若い人が良く使う「ありえない」や「ヤバイ」、「○○っぽい」なども、国語的に述べてある。アホな私が、この本を最後まで読めたのは、漫画による解説もあったからだ。
 その中にもあったのだが、次の問題に答えられる人はいるだろうか?

 問い 以下の「ある料理を食べての感想1~7」を、美味しい順に並べ替えると?
 1. ビミョー
 2. チョービミョー
 3. マジありえなーい
 4. コレヤバイ
 5. チョーヤバイ
 6. おいしいっぽい
 7. フツーにおいしい 


                                       答え 無理っぽい

土曜担当…浜本美佐子




2013年7月26日(金)
立腰                                         金曜担当…小笹正洋

7/20の潜学講座に北九州市からご参加頂きました中様と池田塾長とで
懇親会の席にて「立腰(りつよう)」(腰骨を立てる)についての話を
交わしました。

立腰は「 国民教育の師父」森信三先生(1896-1992)の中核となる教えで、
主体性の自覚とその確立を主眼とするものです。
(森先生の著書は、「修身教授録」、「人生二度なし」等多数あります)



なぜ、「立腰」なのか?

1.「腰骨を立てる」---これは性根のある人間になる極秘伝
2.「立腰」は二本足で立ち行動する人間の最基本姿勢
3.人間は、心身相即的存在(心と身体が表裏一体)。
  心を確かなものにしようとすれば身体から押さえてかからねばならない。



「腰骨を立てる」には                                                      

1.お尻を思い切り後ろに引き
2.次に腰骨の中心を前へ突き出す
3.最後に下腹に力を入れて持続する(肩のキバリがスッととれる)



最後に、立腰の功徳を以下にご紹介したいと思います。


内臓の働きがよくなり、健康的になります。
それにともない精神や身体のバランス感覚が鋭くなります。
人の話を姿勢を正してじっと聞けるようになり、集中力がついてきます。
安定した姿勢を維持できるようになり、持続力がついてきます。
精神的にも強くなり、何事にもやる気がおこります。
また、姿勢が良くなることから、身のこなしや振る舞いも美しくなります。




金曜担当…小笹正洋




2013年7月25日(木)
“ありがとう”の力                                木曜担当…西端努斗夢

“ありがとう”という言葉の持つ力が何年か前に話題になりましたが、78歳になった今も関西でラジオパーソナリティーとして活躍されている浜村淳さんは、すでに30年以上前、そのことについて話していました。
「ありがとう浜村淳です」という、当時としては珍しい番組名について浜村さんが、「法然上人が“南無阿弥陀仏”と唱えたら極楽浄土に行けると説きましたが、“ありがとう”という言葉もそれに匹敵するくらいの力を持った言葉なんです。だから私は、世の中を“ありがとう”の言葉でいっぱいにしたいと思っています」と言っていたのです。この言葉だけが、なぜか私の記憶の中に今も強烈に残っています。

毎日放送ラジオの「ありがとう浜村淳です」は1974年4月8日に放送を開始して以来39年、今も人気で、浜村さんご自身もお元気なのは、もしかしたら“ありがとう”の言葉の力によるものかもしれません。

木曜担当…西端努斗夢




2013年7月24日(水)
サラ・ベルナール邸をさがす                           水曜担当…沢井淳弘

 サラ・ベルナールが住んでいた、ペレール通りというのは、パリの西端に、南北に10キロほど伸びる、長い並木道です。
 青い屋根にマンサードのある、豪華なマンションが立ち並び、街路樹がつづき、路の真中を、さまざまな花のさく庭園がつらぬいています。(白と紫のペチュニア、黄色いガザニア、白いバーベナ、ピンクのコスモスなど)
 私は、ムダと知りながらも、会う人ごとに
 「ひょっとして、サラ・べルナールの邸宅のあったところを知りませんか」
 と尋ねました。答えはきまって
 「知りませんね」というものでした。

 ある花屋さんで聞くと、意外なことに、その年配の女主人が
 「その先にあると聞いたことがあります」
 と、その方向を指さしました。私は希望の光をみました。ふたたび疲れた足をひきずって妻と、そのあたりを歩きまわりましたが、どこか分かりませんでした。

 もう夕暮れでした。私たちはもう完全に諦めて、ホテルにもどるべく歩いていたときです。1台のタクシーが、目の前でとまり、中から中年の夫婦と、その娘さんらしき人が出てきました。私は「これが最後!」と心に決めて、そのお父さんとおぼしき紳士に、フランス語でたずねました。
 「エクスクゼ・ムア・ドゥヴゥ・デランジェ・ムッシュウ・・・ジェ・アン・プロブレム」

 これは「魔法の呪文」とよばれているものです。パリで道に迷った時、この呪文を使うと、どんな人でも、かならず親切に答えてくれます。この呪文を知らないと、パリでは、いきなり道をたずねようものなら、答えは「ノン」で終わりです。(つづきは、来週の水曜日)

水曜担当…沢井淳弘




2013年7月23日(火)
「サラリーマンとビジネスマンの違い」                      火曜担当…坂本欣也

昨夜も楽しい夜でした。
20年来、お世話になっているある方と食事をいたしました。

その席で、「サラリーマンとビジネスマンの違いは何だろう?」という話になりました。
いつも考えている問いではないのですが、いつも研修内でお話ししていることを思い出しこう応えました。

「『経営理念、ビジョン』を持っているか、持っていないか、ではないでしょうか?」と。

研修の中でお話ししているのはこんな感じです。

「経営者たるもの、会社を経営する上で『経営理念、ビジョン』を持たないといけないというのは、誰しもわかっていますね。そして、先ほど皆さんは、『うちの会社、上司は私たちに明確なビジョンがないと』と、嘆いていましたね。

しかしながら、違う見方をしてみると、私たち一人ひとりも皆、経営者なのです。
では、何を経営しているのでしょうか?

『自分の人生』です。

自分の人生という時間、エネルギー、才能、人脈などの経営資源を駆使し、自分の人生の経営を行っている。それで家族を養っている。自己実現しようとしている。社会に貢献しようとしている。今勤めている会社は、自分の事業を進める上の大お得意さんであり、その会社で一緒に働いている上司、同僚、部下などは、皆お客さんなのです。

であるならば、経営者である皆さんは、経営哲学やビジョンをもっていなければなりませんね。
では、ここで出して見せてください。」 すると、殆どの方が、エッ!?という顔をされる。

そのことを思い出しながら、

サラリーマンは、人生の目的、ビジョンを持たず、サラリーのために仕事をしている人。
ビジネスマンは、人生の目的、ビジョンを持ち、世のため人のため、何かを成し遂げるために仕事をしている人。

という違いが観えてきました。

また大きな気づきをいただきました。
20年来の恩人には、いつも学びのプレゼントをいただきます。

ありがとうございます。

備考:サラリーマンとは、英語にはない、日本独特の造語です。また、男性のみを対象にした昭和時代の造語です。本来はビジネスパーソンと同じように、サラリーパーソンとすべきです。しかし、ここではあえて、サラリーマンと対比するために、ビジネスマンを使いました。

火曜担当…坂本欣也




2013年7月22日(月)
友の死                                          月曜担当…池田光

親友のYB君が、昨年末に亡くなっていたことを知りました。
突然のことだったようです。

7月19日のこと、僕はこの日、漢文読解の講義を受けたあとで、三宮のサンパルにある古本屋に寄りました。
閉店するということで、半額セールだったのです。
10冊ばかり買って、本を袋に入れるとき、そのお店の古書目録(閉店号)を渡されました。
目録には店主の挨拶があり、閉店する理由が掲載されていました。

閉店の理由の番外編として、
「他に、昨年末急死したB古書店の協力を得られなくなったこと」
という一文があり、それが親友YB君のお店だったのです……。
僕はこの一文を読んでも、にわかに信じられず、現実的な感覚がないままに、目録の古本屋に電話しました。
そして、YB君が亡くなった顛末を知ったのです。

……YB君との出会いは、高校時代にさかのぼります。
彼は哲学者になることを夢見ていました。
そして、西田幾多郎の伝統をひく、憧れの京都大学の哲学科で学ぶことだけを考えていました。
彼は合格の自信があったようですが、結果は不合格でした。
早稲田大学には合格したのですが、彼はあくまで京大の哲学科にこだわっていて、浪人の道を選びました。

ある日、彼の母は、県下の有名予備校から「最近、授業をさぼっておられます」という電話によって、彼が予備校に通っていないことを知りました。ちなみに、彼は優秀だったので、予備校では授業料を免除されていました。

では、彼は、予備校をさぼって何をしていたのかというと、僕と遊んでいたのでした。
たとえば二人で、兵庫県出身の哲学者である三木清の記念碑とか、和辻哲郎などの故郷を旅したりしていました。
京都の法然院では、九鬼周造の墓に参りました。
しかし旅をしながらも、彼は、受験勉強だと言って、原書で哲学書を読んでいました。すでに彼は、高校時代から洋書をすらすら読んでいるような秀才でした。

とはいえ、僕と毎日のように遊んでいたのですから、翌年もまた、京大の受験に失敗しました。
そのときも、滑り止めに受けた一流大学には合格したのですが、やはり京大哲学科への夢は捨て切れませんでした。
そして、二浪の道を歩んだのです。

ところが、そんな折、彼の父が亡くなり、彼はここで大学受験を断念することにしました。
彼の父の葬儀には、僕も参列したのですが、その夜、彼は電話をくれ、
「僕の喪服姿、どうだった。似合ってた?」
と訊きました。

やがて彼は、新刊本屋で店長までやり、古本屋で何年間か修行したあと、哲学書を専門にした古本屋を開店し、和書と洋書を取り扱いました。
品揃えの軸になったのは、彼が高校時代から読み続けてきた、数千冊におよぶ哲学関係の蔵書です。これを店に投入して、筋の良い本を並べていました。
ある日、我が家にやってきた彼は、ビールで少し酔うと、
「僕の本をみんなが買って行ってしまう……」
と子どものように言いました。

彼が高校時代にもっとも影響を受けたのは、京大文学部倫理学科教授であった森口美都男の著作でした。そんな愛読書である『森口美都男哲学論集1~3』の3冊セットまで、彼は店に並べていました。
「この本を売ってくれ」
と頼んだことがあるのですが、彼は唯一、この本だけは売ってくれませんでした。
どうやら、この三冊セットをどんなお客が買うのか、彼は静かに見届けるつもりでいたようです。
何年もその本は売れず棚にありました。
あるとき、彼から電話があり、
「『森口美都男哲学論集』が売れてしまった……」
とポツンと言い、二三話して電話を切りました。

彼は珍しいものを入手すると、僕に連絡してくれ、格安で譲ってくれました。
三木清『人生論』のサイン入り初版本。珍品です。
カール・ヤスパースの万年筆によるサイン本『Descartes und die Philosophie』。翻訳書である『デカルトと哲学』を付けて譲ってくれました。
西田幾多郎の軸2点と扁額1点。
九鬼周造の手紙。珍品です。
ほかにも、数えきれないくらいあります。

また、彼は、僕のために年に一度、東京の市に行き、そこで僕が指定したものをよく落札してくれました。たとえば、鈴木大拙の自筆原稿や、安岡正篤の墨筆による署名本7冊セットなど。
古本屋仲間からは、バックにどんな上客がいるんや、みたいな話があったようです。

最近は、彼は韓国語を覚えて、韓国の思想書などを仕入れていました。もちろん、韓国まで買付けに行くのです。

ところで、古本屋の仲間には、僕のことを固定客の一人として紹介していた程度でした。
僕もそのほうが動きやすく、高校時代からの親友であることは、彼の母以外にはあまり知られていませんでした。
その母上も彼より半年前に亡くなり、そして舞子の家に一人残された、未婚であった彼が亡くなった今、誰も彼の異変を知らせてくれる人がいなかったのです。

50歳を越えてからは、年に二三回しか会わなくなっていましたけれども、そろそろ家にでも呼ぼうかと思っていたところでした。
が、それも叶わなくなりました。
無言のままだったのが彼らしいとも思うのですが、こういう形で僕らの関係は終わることになっていたのかと、分かったような分からないような感じがしております。

月曜担当…池田光




2013年7月20日(土)
「息子」とコミュニケーション                         土曜担当…浜本美佐子

 今日は、愛しき「息子」・海澄(かいと)の8回目の誕生日(人間にすると45~6歳)だ。一緒に暮らして約8年経つと、コミュニケーションが成り立つのがわかる!?

 ところで、コミュニケーションとは? 『広辞苑』では、「社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする」、『コミュニケーション力』(齋藤孝著・岩波新書)では、「意味や感情をやりとりする行為」と表している。
 単なる情報の伝達ではなく、感情も入ってくる。意味だけのやり取りではコミュニケーションにならない。さらに、相手に何を伝えたか、その結果、相手がどう受け留めるかが重要である。
 つまり、自分の言いたいことや思いが相手に伝わってなければ、コミュニケーションとは言えない。独りよがりでは、コミュニケーションは成り立たないのだ。

 相手が愛しい猫だと、言葉が通じないので、表情や仕草などから何を言わんとしているのかを必死に読み取ろうと努力する。愛猫も、そんな私に応えようとしてくれる。結果、コミュニケーションは成り立つと思っている。
 猫は「寝子」と言われるほど、よく眠っている。惰眠を貪っていても、何かの拍子に目が合って、「か~いと」と愛情タップリに呼ぶと、「ニャウワ~ン」と返事をし、尻尾をおったて、こちらに擦り寄って来てくれる。人間の仕草になおすと、微笑みながら「どうしたん?」と側に来てくれるような感じだ。
 尤も、「コミュニケーションが成り立っている」と思っているのは私だけで、海澄は「オマエはアホか!」と言っているのかもしれないが……。

土曜担当…浜本美佐子




2013年7月19日(金)
暇つぶし                                      金曜担当…小笹正洋

人生の目的は暇つぶし、
退屈せずに遊戯三昧に生きよう。



無能唱元さんの著書の中から見つけた言葉ですが、
この言葉を口ずさむと、日中の慌しさの中から
心が一歩外に出られる気持ちになります。



仕事も、遊びも、学びも、休息も、、、


全て暇つぶし。



あとは、そこに身を置いている時間を
どのように感じ、味わっていくのか。
                                                                                 


与えられた時間は皆平等。


でもその感じ方は平等じゃないんですね。



だから、

いつも心穏やかに、顔朗らかに。


楽(らく)な生き方よりも、
どんな環境も楽しめる生き方を
求めていきたいですね♪

金曜担当…小笹正洋




2013年7月18日(木)
当たり前の奇跡                                 木曜担当…西端努斗夢

今朝もいつも通りに目覚め、いつも通りの生活をスタートさせました。
昨日も一昨日も、当たり前のように目覚め、当たり前のように生活しています。

でも、これって、当たり前のことなのでしょうか?
毎日無事に過ごせることは、もしかしたら、奇跡なのかも知れません。

毎朝目が覚める。今日も生きている。目が見える。音が聴こえる。手足が動く。
当たり前と思えることに今朝は感謝しました。

木曜担当…西端努斗夢




2013年7月17日(水)
サラ・べルナールのパリ邸                             水曜担当…沢井淳弘

 サラ・べルナールが住んでいた、伝説的なパリの豪邸がどこにあるのか? これは、日本人には長い間ナゾでした。サラ・べルナール邸は、かって天風が、1909年に滞在した場所といわれています。
 サラ・べルナール邸は、伝記によると、ペレール通り120番地となっていますが、そこへ行っても、どの建物が、サラ・べルナールの邸宅だったのか、特定することが難しいのです。

 そのまえに、そもそもサラ・べルナールの邸宅が残っているのか、が一般的に不明なのです。

 私は数年前、2006年の9月、パリに滞在したことがあります。
 そのとき、幸運にもサラ・べルナールの邸宅をつきとめることができました。
 そのころちょうど、2人の友人がパリにおりましたので、助けを求めました。友人の一人は、パリのアパルトマンに30年も住んでいて、フランス人に日本語を教えている人です。流暢なフランス語をしゃべり、パリのことにくわしい人です。

 ところが・・・私がパリに到着したその日に、
「サラ・べルナールの邸宅については、いろいろ手を尽くして調べましたが・・・そのようなものは今ではないということです」
と、断言されました。

 でも、私は諦めきれずに、とにかくサラ・べルナールが住んでいたという、ペレール通りを、端から端まで歩くことにしました。妻といっしょでしたが、約10数キロ歩いて、足が棒のようになりました。細かい雨のそぼ降る、初秋のパリの住宅街でした。

水曜担当…沢井淳弘




2013年7月16日(火)
「北京での再会」                                  火曜担当…坂本欣也

7月2日のブログに、北京の家族に会いに行くと書きました。
そして、先週行ってきました。

変わらぬ笑顔。
会った瞬間、2年の月日が一瞬にして無くなりました。

言葉が上手く通じない分、本心で交流する。
だから、気持ちが余計に伝わりやすくなる。
なまじ、言葉で通じると、言葉に頼ろうとする。
言葉に頼りすぎると、本心が伝わりづらくなる。
しかし、言葉も大切。

言葉の使い方、言葉なき言葉の使い方、そのバランスが大切。
と、そんなことを考えました。

ある朝、家で楽しく会話をしていたら、
後ろにあったテレビのニュースで、「日本が防衛力を増強している。中国周辺の国々と提携をして、中国包囲網をつくっている」と報道していました。画面には、安倍首相の顔が恐ろしい顔に描かれていました。

それを見て、私たちは互いの顔を見合い、にっこり微笑みました。

両国のこんな報道が、両国の多くの人々の心を汚染している。
会ったこともない人たちへの、悪いイメージ、妄想を増幅させられている。
報道を裏で操る人々に、私たちが操られている。
そんな報道から、「心を離す術」、「真実を観る術」を持たないといけないとも思いました。
昨年8月の西端さんの講義、「本心に聴く」を思い出しました。

最後の晩餐は、圧巻でした。
美味しい食事に、美味しいお酒。
カラオケに、ダンス。
みんな、魂が踊っていました。

本心、魂レベルでは、国境も、年齢も、言葉も、なにも関係ないと思いました。

今回は、その家族の他にも、北京に住む日本人駐在員、中国企業の中国人経営者、中国の若者たちとも会い、いろんなことについて話し合い、情報をもらいました。
様々なことを想う機会、そして元気をもらえた旅でした。

北京の皆さん、本当に有難うございました。
大家、謝謝!

火曜担当…坂本欣也




2013年7月15日(月)
待つこと                                         月曜担当…池田光

 僕は、子供のころからよく、短気な子だと言われていました。
 だから、待つことは、とくに苦手でした。
 とにかく待てないのです。

 30代のころは、人と待ち合わせをしていて、相手が15分くらい遅れると、僕は待たずにその場を立ち去っていたものです。
 それが、40代では一時間でも二時間でも普通に待てるようになりました。
 今では、次の用がないなら、半日くらい待って、それで相手が現われなくても別に何とも思わなくなりました。

 「待つ」ということに、心が耐えられるようになってきたのです。
 こうなると、持久戦という武器を入手したのと同じです。
 戦国の武将などで、待つことに耐えられなくなって、勇み足で戦いに討って出て滅んだというようなエピソードを読むと、待つということは、ひとつの勇気なのだと思います。
 待てないのは、怯えがあるからです。

 僕の基本は、やはり押すことです。押して押して押しまくり、可能性を開くこと。同時に、戦術として、僕は持久戦に持ち込むことができるようになりました。
 昨年、ひとつの問題が発生しました。解決を急いでは失敗すると思った僕は、持久戦に持ち込むことにしました。10か月ほどの持久戦のうちに、最近、問題のほうが音を上げて動き出しました。こうなると、こちらの有利なように運べるのですね。
 持久戦というのは、かなり強力な武器だと思うのです。

 戦いという側面だけで申し上げますが、人は、自分のスキルで戦っているのとは別の次元で、心理戦でも戦っているのだと思います。そう考えると、「待つ」ことの意味は大きいと思うのです。

月曜担当…池田光




2013年7月13日(土)
あのペンギンは?                                土曜担当…浜本美佐子

 先日、須磨海浜水族園に行った。一時ハマり、年に2~3回くらいのペースで行ったこともあったが、今回は7~8年ぶりだ。

 私のお気に入りであり、毎回必ず見るのが、メインアトラクションの「イルカショー」。空中高くのジャンプや空中回転に感心し、客席前列への「水しぶきのプレゼント」に笑いを誘われる。久しぶりに訪れると内容も一新されており、イルカと一緒に泳いだトレーナーのお姉さんを、イルカが口先で押し上げてジャンプさせるという高度なものまで見せてくれた。
体操選手のような見事な技を見せてくれても、「高度」と思うよりも「癒された」と感じるのは、イルカの愛くるしい姿かたちのせいなのかもしれない。

 ところで、かつて訪れた時に、この「イルカショー」にペンギンが登場したことがあった。ショーの中盤に、10羽くらいのペンギンがイルカプールの入口付近に現れたのだ。友人と「ペンギンは、どんなことをやってくれるのか?」とワクワクしていた。イルカはもちろん、ペンギンも気になる。プールと入口を交互に見ている間に「イルカショー」は終わってしまい、ペンギンは紹介されることもなかった。
 ペンギンもイルカショーを見たかっただけ? 何故あの場にペンギンがいたのか、未だに謎である。

土曜担当…浜本美佐子




2013年7月12日(金)
タイトル:愛と怖れ・・・                                金曜担当…小笹正洋

私たちの思考が「原因」であり、私たちのみるものが「結果」である。
人を非難するとき、最初に傷つけられるのは自分自身である。
私たちは、この一瞬一瞬を生まれ変わって生きている。
幸福は自分の外側からはやってこない。
私たちの感情には「愛」と「怖れ」のふたつしか存在しない。


愛とは怖れがまったくない状態のことをいう。
愛は怖れを手放すことから始まる。
「やっぱり怖れていたことが現実になった」といってホッとする矛盾。
人は無意識に愛を怖れ、みずから遠ざけている。
五官を通して知覚されたものだけが「現実」ではない。


私たちの意識に境界線はなく、実はひとつにつながっている。
心のやすらぎを人生唯一の目的とすると、人生はがぜん力強くなる。
「許す」ことの力は、とてつもなく大きい。
私たちがやすらぎを感じるために他の人が変わる必要はない。
行動を起こすとき重要なのは、具体的な手段ではなく「決意」である。
これから出会う現実は、すべて自分で決められる。


人間は「思い込み」の生き物である。
思い込みは過去の体験から生まれる。
攻撃や非難は常に、怖れと罪悪感から始まる。
攻撃は常に防御を意味する。
過去は現在とはなんの関係もない。
なにげなく使っている「言葉遣い」が、実は現実を創っている。


・「愛と怖れ」/G.ジャンポルスキー(著)




以前に購入し、積読だった本の表紙に書かれた下りを見て、
そのまま読み耽ってました。




愛は人と人(または、モノ)をつなげるもの。

愛、合い、会い、逢い、相・・・

すべて「あい」です。




怖れは人と人(または、モノ)を引き離すもの。

悪阻(おそ)と書き、「つわり」とも読みます。




以前に受講した講演で、ペア実習のセッションがあり、
立っている相手を「ばかやろう」と言いながら手で押し、
相手はそれに負けないように踏ん張る。
次に、同様に「ありがとう」と言いながら手で押し、
相手はそれに負けないように踏ん張る。

「ばかやろう」と言いながら押して動かなかっても、
「ありがとう」と言いながら押したら動いたグループが
大半でした。

言葉に込められた思いと発現するパワー。
きっとどこかに秘められているのでしょう。




愛は人と人(または、モノ)をつなげるもの。


愛、合い、会い、逢い、相・・・

すべて「あい」という名のもとに一つになっていきます。




怖れは人と人(または、モノ)を引き離すもの。


悪阻(おそ)と書き、「つわり」とも読みます。

自分のなかにあるものを排除しようとします。



また、怖れは怒りや悲しみや様々なマイナス感情も
生み出していきます。                                                       



どんな時にも、和みの表情と愛ある言葉を心がけていき、
マイナス感情を駆逐していきたいですね。

金曜担当…小笹正洋




2013年7月11日(木)
信頼関係                                      木曜担当…西端努斗夢

ある方に進められて何年か前から、糠床を作るようになりました。この時期ですとナスやキュウリを漬けると、乳酸菌などの微生物さんが一晩でとてもおいしい漬物にしてくれます。今朝もナスの浅漬けをいただきました。

糠床は、放っておくと腐敗やカビの増殖などによる劣化が進むため、毎日かき混ぜて手入れをしなければいけませんが、その際、微生物さんに話しかけるようにしています。
すると、不思議なことに漬物が日を追ってどんどんおいしくなっていく気がするのです。微生物とはいえ命ある生き物、親しみを込めて接するとそれに応えてくれるのではないでしょうか?
EM菌を使った農業で効果を発揮することもあれば、それほど効果を発揮しないことがあるのも、使う人の心の持ち方による影響が大きい気がしてなりません。

お互いの信頼関係が大切なのは、何も人と人だけでなく、人と微生物、人と動物、人と植物はもちろん、人と道具などすべてのものに当てはまると思っています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年7月10日(水)
鏡の自己暗示法                                   水曜担当…沢井淳弘

 先週に、このブログで、お話しした「鏡の自己暗示法」は、いろいろ応用ができます。
 たとえば、数学の苦手な学生は、
鏡のなかの自分の眉間を見つめて、
「おまえは(もしくは、あなたは)数学が好きになる!」
と、暗示の言葉をかけます。そして、翌朝の自己暗示の言葉は
「よし!おれは(あるいは、わたしは)数学が好きになった!」
です。
「おれは数学が得意だ!」
ではありません。
 好きになってはじめて、勉強する気になるから、結果その科目が得意になるからです。

 健康になりたいという念願をもつ人は、
「おまえは(あるいは、あなたは)病を気にしなくなる!」
という言葉が効果的です。朝起きた時は
「おれは(あるいは、わたしは)病を気にしなくなった!」
です。
「健康になりますように」
などというお祈りのような言葉は、効果がありません。なぜなら、その言葉の裏に、
「健康になればいいんだけど・・・健康になれるかな?・・・やっぱりダメだろうな・・・」という、皮肉な心理がはいりこむからです。
 人の心というものは、実にデリケートなものです。

 天風自身が、この鏡の自己暗示法で、肺結核を克服したのです。しかも、天風は、この鏡の自己暗示法を、いろいろ応用し実行したようです。
 たとえば、講演の演壇に立つ前には、小さな鏡をふところから取り出して、
「よし!おまえの信念は強いぞ!」
と暗示をかけ、ついでに、鏡に向かってにっこりと笑い、その印象を心にやきつけて、颯爽として演壇に向かった、と天風自身が言っております。
 じっさい、天風という人は、演壇にたつとかならず、聴衆に向かってニッコリ微笑したものです。

水曜担当…沢井淳弘




2013年7月9日(火)
「一日一生」                                     火曜担当…坂本欣也

5時起床。呼吸操練法、セルフマッサージ、天風式体操、水垢離、瞑想、誦句音読。
この一連を実行することが、いつしか私の毎朝の日課になりました。
気が練られて、身体の隅々に充満し、一日がスタートします。

しかし、一日生きるといろんな垢や埃が積もってきます。
目の前の現象に感情的になったり、怠惰な時間を過ごしたり。
自分の未熟さが嫌になります。

なので、夜にまた瞑想し洗心してから、眠りにつくようにします。
「鏡の自己暗示法」も、やるように心がけています。
ただ、まだこれは習慣化されておらず、3日に一回行う程度です。

そして、目が覚めると朝の日課を行います。
しかし、一日間でまた垢や埃がたまります。
その日々の繰り返しです。

私は進化向上しているのでしょうか?
良くわからなくなります。嫌になってくることもあります。

しかし、これを続けようと思います。
何かを一所懸命、継続すること自体に、意味を見出したいと思います。

比叡山延暦寺の大阿闍梨、酒井雄哉師の説く「一日一生」を、感じたいと思います。
足元にも及ばないレベルですが。

そして、心身健康で修行できることを、ただただ感謝したいと思います。
ありがとうございます。                                                                 

火曜担当…坂本欣也




2013年7月8日(月)
「ビジネス名言集4部作」のオーディオブック                    月曜担当…池田光




この7月に、4作揃ってオーディオブックが発売されます。

一本1050円と安価で、まとめ買いをされる方が多いだろうということで、一挙に発売されることになりました。

この4作は、2006年から2011年にかけて、順次、発売された単行本で、今年の上半期にはすでに電子ブックとしてご好評をいただいています。

僕にとっては、どれも思い出のあるものばかりです。

■本多静六の本……生誕の地に行き、そこで静六の自筆の原稿や日記などを拝読させていただき、偉大な魂に向き合えました。

■安岡正篤の本……安岡正篤記念館を訪ね、ご子息の安岡正泰氏と一時間余りお話をさせていただき、出版のご許可をいただきました。

■船井幸雄の本……船井本社を訪ね、ご子息の船井勝仁氏と楽しくお話をしました。そして、この本は良くかけていますと太鼓判を押していただけました。

■渋沢栄一の本……この本を書いていたときに、東日本大震災がありました。僕は衝撃を受けて、この本を書きあげると、湧くわく本心塾の設立に乗り出しました。

音声で、自分の原稿を聞けることを楽しみにしています。
こんな楽しみを味わえる時代に生まれて良かったと思っています。

月曜担当…池田光




2013年7月6日(土)
理想の男性!?                                  土曜担当…浜本 美佐子

 私が一番好きな小説は、隆慶一郎氏が著した歴史小説『一夢庵風流記』だ。著名でピンとこなくても、傾奇者(かぶきもの)・前田慶次郎といえば、ご存知の方も多いだろう。傾くとは、広辞苑に「異様な身なりをする。人の目に付く衣装を身につける」とあり、戦国時代から江戸時代初期にかけての社会的風潮だったらしい。傾奇者とは、派手な格好をして、命懸けで常識を逸脱した行動に走る者を指すようだ。
 
 時は戦国時代。加賀藩主・前田利家の甥にあたるのが、主人公の前田慶次郎利益(利太・利大・利貞、諸説有)だ。当時の戦いに馬は欠かせず、場合によっては野生馬を飼いならすこともあった。役人たちが野生馬を追い詰めても、中に図抜けて賢い馬がおり、他の馬をうまく逃したり、人に挑んできたりして、いつも失敗し、「悪魔の馬」と恐れられていた。「悪魔の馬」退治を命じられた慶次郎は、「勿体無い。飼いならして手前の馬にします」と、単身出かける。何日もかけて、その馬に乗り、とうとう自分の馬にしてしまう。愛馬・松風との出遭いのシーンであり、私が最も好きなエピソードの一つだ。

 身長百九十センチ以上もある大男の慶次が巨大馬・松風にまたがり、朱槍を振りかざして戦場を一騎駆けするシーンは、読んでいてスカッとする。慶次郎は、奇抜な格好こそしているものの、ハンサムで、逞しくて、強くて、優しくて、和歌や漢文にも精通しており、文武両道の男だ。いたずら心と茶目っ気もあり、女性だけでなく、男性からも惚れ込まれる。

 そんな慶次郎に関白・秀吉が興味を持ち、「会ってみたい」と所望した。諸大名が見守る中、訪れた慶次郎は何と猿踊りをする。「猿面冠者」とも言われた秀吉の前で、命懸けで傾いて見せたのだ。凍りつく諸大名たちをよそに、傾奇者でもあった秀吉が「今後、どこででも傾いて良い」と、慶次郎に「傾奇御免状」を与える。実話を元にしたエピソードでもあるという。

 直江兼続・上杉景勝との出会い有り、格好だけの傾奇者をからかうシーン有り、朝鮮見物有り……。長編なのだが、事あるごとに読んでは元気をもらっており、友人たちに勧めまくった本だ。

 同書は漫画『花の慶次』の原作でもある。『北斗の拳』を描き、主人公・ケンシロウに惚れ込んだ漫画家・原哲夫氏は、その連載を終え、ケンシロウ以外誰も好きになれなかったという。その原氏が『一夢庵風流記』に出会い、慶次郎に魅了された。原氏が、隆氏が入院する病院に原作依頼に行った時、隆氏は「管だらけ」だったらしい。隆氏は原作を了承するも、漫画を見ることなく逝ってしまった。

土曜担当…浜本美佐子




2013年7月5日(金)
晴れてよし、曇りてもよし・・・                           金曜担当…小笹正洋

7月に入り、各地で「山開き」・「海開き」・「川開き」が行われています。
その少し前の2013年6月22日に、富士山が世界遺産に登録されました。
「日本の富士山」から「世界の富士山」となりました。
今では優雅にそびえている富士山ですが、平安時代までは頻繁に噴火を
繰り返してきたようです。
その火を鎮めるために建てられたのが浅間(せんげん)神社で、
守り神は木花咲耶姫(このはなさくやひめ)。
昔話に登場する海幸彦(うみさちひこ)、山幸彦(やまさちひこ)の
お母さんでもあります。
富士山の噴火を鎮める守り神となった木花咲耶姫は、富士山の頂上から
花の種を蒔いて日本全国に花を咲かせました。その花が桜だったとか。
江戸時代に富士講がブームとなったようですが、今後は世界規模での
ブームとなるのではないでしょうか。
まだ富士山には登頂したことのない私は、ブームが済んでから
賑わいを避けて登ってみようかと。。。

金曜担当…小笹正洋




2013年7月4日(木)
日本人                                     木曜担当…西端努斗夢

参議院選挙が公示されました。今回の選挙で有権者はどんな審判を下すのが、注目しています。
というのは、阪神大震災や東日本大震災の後、被災された方々の秩序正しい行動は、日本民族の持つ優れた自己抑制力によるものだと思っていたのですが、最近、私の中に疑問符が湧いてきたからです。
これだけ放射能による汚染が進んでいるにもかかわらず、真実を知ろうともせず、何の行動も起こさない多くの日本人。秩序正しい行動は、優れた自己抑制力によるものではなく、「お上」の言うことを鵜呑みにして妄信し、自分で考えて行動することができないよう洗脳されてきた私たち日本民族の悲しい性によるものだったのではないかとさえ思えてきます。

そうだとは思いたくないし、日本人を信じているのですが…

とりあえず私は、これからも志を持って学び、行動し、「お上」ではなく、自分の本心に耳を傾けて生きる人間になろうと決意を新たにしています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年7月3日(水)
鏡の自己暗示法                                  水曜担当…沢井淳弘

 天風は、サラ・べルナールから、「鏡の自己暗示法」を習ったのではないか、と私は考えています。なぜなら、天風がフランスの心理学者から「鏡の自己暗示法」を学んだとしていますが、そのリンドラー (Lindler) という心理学者を特定することができないからです。
 それに、サラ・べルナールのような舞台女優が、鏡をつかって自己暗示を行うことは、きわめて効果的で、ありそうなことだからです。

 ここで、「鏡の自己暗示法」について、説明しましょう。
 鏡に自分の顔をうつして、その眉間にむかって、自己暗示のことばを唱える、という簡単なものです。
 ただ、そのとき唱える自己暗示の言葉の表現には、細心の注意が必要です。

 たとえば、「私は信念が強くなる!」などという表現は、ぜんぜんダメです。
「私は健康になる!」なども、効果がありません。

 「おまえは(もしくは、あなたは)信念強くなる!」
 「おまえは(もしくは、あなたは)病を気にしなくなる!」
が効果のある表現です。自分に命令するわけです。
 夜眠るまえに、この「鏡の自己暗示法」をおこなうと、抜群の効果があります。そして、翌朝、目が覚めるとすぐに
「よし!おれの(もしく、わたしの)信念は強くなった!
 と、自分にいいきかせます。朝起きた時は、鏡は必要ありません。鏡に映った自分のねぼけた顔は、あまりいい暗示(印象)をあたえないからです。

水曜担当…沢井淳弘




2013年7月2日(火)
「我的家人在北京」                                火曜担当…坂本欣也

2011年夏、私は知人の紹介で、北京のあるご家庭に2週間ホームステイさせてもらいました。
中国語が全く話せない私には、本当に苦しく、かつ豪快に楽しい2週間でした。

その家族から、2年間、週一回はメールが届きました。
一貫して、「お前は私たちの家族だ。次はいつ来るのか?早くまた来い!」とのお誘いでした。
それで、来週また北京に行くことにしました。

話は、変わりますが。
私は企業研修の中で儒教の話をよくしますが、多くの人は儒教のことを余り知りません。
日本の歴史と儒教の話を終えると、「やはり、日本人のルーツは儒教だなあ」という納得感と同時に、「ところで、今の中国は儒教を実践していないですね?」という断定的な質問が来ることが多いのです。

つまり、日本は儒教国。しかし、儒教を生み出した中国は、今儒教国ではない。というのが、私の多くの受講生の感覚です。みなさんは、いかがでしょうか?

私は、今の中国人の心にも、日本人の心にも、儒教は根付いていると思います。
ただ、自分たちの考えや行動の背景に、儒教があるということを知らないだけ。普段は気にしていないだけ。

もっと言えば、どの国の、どの宗教思想哲学の中にも、共通する真理が存在していると思います。
真理は、それだけ崇高で普遍で公平であると思うからです。

実践の仕方は、国の文化によって違います。
日本は日本流の。中国は中国流の。韓国は韓国流の。
そして、経てきた歴史で、その形態は変わります。
それは、仕方ないと思います。それで、良いと思います。

中国の文化大革命の時代、共産思想以外の宗教や思想は、徹底的に弾圧されました。表面的には一旦破壊されました。しかし、2500年以上の歴史を持つ思想です。もちろん、人々の根底、潜在意識には根付いています。消すことは不可能です。

今はグローバル化の時代。
実践の仕方の違いを受け入れながら、「和」を創造したいものです。
なぜなら、元は同じですから。
そうしたことを味わえる洞察と深みのある人が、グローバル化の時代に求められていると思います。
私もなりたいものです。

話は戻りますが。
思想や主義、国籍に関係なく、私の北京の家族は、ただただ素晴らしい人たちです。
ただただ、人情に厚い、優しい人たちです。
ただただ、純粋で陽気な人たちです。
ただただ、再会するのが楽しみです。
ただただ、このご縁に感謝です。

火曜担当…坂本欣也




2013年7月1日(月)
湧くわく本心塾@名古屋〔第2回〕                           月曜担当…池田光

上半期が終わり、7月に入りました。
下半期のスタートとして、照隅ライブラリーの第二弾として出版する『論語 人間を磨く言葉』の本づくりから始めたいと思っています。

そのためもあって、6月26日~27日に、名古屋に行ってきました。
関西から名古屋に向かったのは、5名。
会場で名古屋のメンバーと合流し、「湧くわく本心塾@名古屋」を開催しました。

すでに西端さんが紹介してくれたように、テーマは、“川井信一さんと『論語』の旅に出よう”です。
このテーマは、『論語 人間を磨く言葉』の出版をみすえて設定したテーマであり、川井さんに『論語』からの好きな言葉を書いていただきました。
私が選んだのは、「発奮しては食を忘れ、楽しみをもって憂いを忘れる」(写真)です。

じつは、参加者の多くが、『論語』に親しみがなく、参加するのも少し抵抗感があった方が多かったみたいです。
ところが、事務局で用意した「論語名言集」をもとに、ご参加のみなさんに好きな言葉を選んでもらったところ、これが思いのほか楽しかったようでした。
それもそのはず、選んだ言葉を、川井さんが書にしてくれるのですから…。

参加された方から、こんな文面のお葉書をいただきました。
「漢文が苦手で避けてばかりいましたが、おかげさまで楽しく、親しみやすく論語入門をさせていただきました」
と。

今回の「湧くわく本心塾@名古屋」のおかけで、『論語 人間を磨く言葉』の編集方針が改めて明確になりました。
当初、この本を2部構成で考えていましたが、今回の件をふまえて3部構成とし、みなさまに『論語』に親しんでいただけるような資料を第3部に入れたいと思っています。

まことに収穫の多い旅となりました。

月曜担当…池田光




2013年6月29日(土)
『日本人なら知っておきたい日本文学』2                  土曜担当…浜本美佐子

 前回ご紹介した『日本人なら知っておきたい日本文学』(蛇蔵&海野凪子著。平安文学を中心に、その作者の人となりを描いた「コミック新書」)より、簡単にご紹介する。

『源氏物語』でおなじみの紫式部は、父から「息子でないのは不幸」と言われるほど、賢かったようだ。しかし、平安当時の女性は、かなが書ければ充分とされており、女が賢いのはよくないことと思った式部は、アホのふりをしたという。夫に先立たれ、抑えていた知識を投入して書いたのが『源氏物語』。口コミで大ヒットし、未完成原稿の流出にも悩んだという。今や日本だけでなく海外でも評価されており、英文では式部を「Murasaki」「Lady Murasaki」と表現していることが多いそうだ。

『枕草子』を書いた清少納言は、自分に正直で、その思いのたけを同著にぶちまけている。「見苦しきもの」として昼間からイチャつくブサイクカップル。「にくきもの」として働く女を評価しない男。子供が騒いで物を壊しているのに、ニコニコ笑って「あらダメよ」と笑って言うだけの親をどうにかしてほしいと言い、説教する坊さんはイケメンが良い。顔を見ている間は話を聞くけど、ブサイクだと思わずよそ見して、内容が頭に入らないと言ったりもしている。将来に望みもなくただ夫にすがって偽りの幸せに安住している女は鬱陶しいし、バカなんじゃない、と言いたい放題である。
 中宮・定子から寵愛を受け、才能を発揮して目立った故、悪口も言われたようだが、「悪口、仕方ないんじゃない? それより悪口を言うのを怒る人の方がワケわかんない。自分のことは棚に上げて、こんなじれったい物言いはない!」と、どこまでも清々しかったようだ。

 本書を読むまでは、知識をひけらかしているイメージがあり、清少納言をあまり好きではなかったが、その目の付け所と潔さに好感を持った。何より、その嘆きが現代も変わっていないことに驚いた。

土曜担当…浜本美佐子




2013年6月28日(金)
ちょっとの違いで大きな違い・・・                        金曜担当…小笹正洋

普段何気なく使っている言葉で、


がんばってるね。

がんばってね。


これは、「る」という一文字があるかどうか。


同様に、


やってるね。

やってね。


これも、「る」という一文字があるかどうか。



どちらの言葉をかけられた方がやる気が出るかというと、
「がんばってるね」や「やってるね」ではないでしょうか。


人は足らないものを求められるよりも、
今の自分を肯定的に受け入れて貰う方が気分がよく、
モチベーションもアップすることでしょう。

                                                  

自分に対しても、例えば、


「難しそうだから~」に続く言葉は、
否定的、マイナス言葉になってしまわないでしょうか。


しかし、


「難しそうだからこそ~」だと、
困難を打ち消し、乗り越えようとする
肯定的、プラス言葉になっていくでしょう。



普段使っている言葉に、ちょっとした言葉をはさみ込んで
意識して陽転的に発するようにして言葉の力を大いに
活用していきたいですね。                                                 

金曜担当…小笹正洋




2013年6月27日(木)
論語を楽しむ                                   木曜担当…西端努斗夢

昨日は、「湧くわく本心塾@名古屋」に参加させていただきました。
今回のテーマは、“川井信一さんと『論語』の旅に出よう”で、論語の中から、自分の好きな言葉を選んで、それを川井さんに書いていただくというものです。

論語といえば、堅苦しいイメージがあったのですが、自分の気に入った言葉を探すのが面白く、生まれて初めて論語を読むのが楽しいと感じました。
「吾道一以貫之(吾が道は一をもって之を貫く)」や「好之者、不如楽之者(之を好むものは、これを楽しむ者にしかず)」など、2000年の時を経ても輝きを失わない素晴らしい言葉で溢れかえっていることには驚きです。
その中で、私の選んだ言葉は写真にあるもの。なぜ、これを選んだかは、もうすぐ出版予定の湧くわく本心塾 照隅ライブラリー『論語 人間を磨く言葉』に書こうと思っているので、よろしければそちらをお読みください。

「学生時代、こんな授業があれば、もっと論語を好きになっていたのに…」と思うほど、昨日は楽しい会でした。
ありがとうございました。

木曜担当…西端努斗夢




2013年6月26日(水)
今年の夏                                      水曜担当…沢井淳弘

私は、7月と8月は毎年信州の山荘に移住します。
それで、「湧くわく本心塾」には来れません。
今年の夏は、池田洋美さんがやっておられる「ヨーガ研究会」(正式の名称?)によばれて、話にいきます。
何回も天風哲学を、みんなで実習することになるでしょう。

私の本を(とくに『やさしい瞑想法』)愛読してくださる方々が、「ヨーガ研究会」にはお集まりのようで、楽しみにしております。
夏の信州は、よく晴れて冷涼なので、活発な行事がいろいろあります。京都にいるときより、忙しくなります。

池田洋美さんは、熱心な求道者で、瞑想の実践家です。
松本の近郊で豪農をしておられ、そこで特別に栽培しておられる「お米」は、超うまーい! です。

それに今年の夏は、プロの画家、野呂研次さんとあつかましくも絵の「二人展」を、信州の「鹿山村」で開きます。
私は風景画ばかりです。
去年はヨーロッパに旅したときにスケッチした風景画ばかりでしたが、今年は、すこし日本の国内を旅した時の風景もまぜようか、と迷っています。

牧広篤(まき・ひろあつ)氏の広壮な別邸で、「二人展」をやらせてもらいます。この別邸には、すばらしい図書館があります。
もはや入手不可能な全集ものもあり、高価な画集もたくさんあります。
映画のDVDや、クラッシックのCDのコレクションもすばらしい。

水曜担当…沢井淳弘




2013年6月25日(火)
「子供たちの気迫」                                 火曜担当…坂本欣也

この週末、子供のサッカー練習試合の応援に行ってきました。

一番印象に残ったのは、私の子供のチームが強豪チームと2回試合をし、一試合目はボロボロに負けたのに対し、二試合目に快勝したことです。

一試合目と二試合目では、明らかに気迫が違っていました。
試合開始前から、雰囲気が違っていました。
試合中は、一人ひとりの気迫が、全体の気迫となり、強豪チームに襲いかかっていたのです。

一人ひとりのプレーでは相手チームの個人技が優るものの、こちらのチームは、一人が突進しそれがダメなら次の選手が後を引き継ぐ。転んでも直ぐに立ち上がり、泥まみれになり、また突進し次から次へとつなげて行くその姿に、感動し目頭が熱くなりました。

試合後、私は子供たちに駆け寄り、「よう頑張ったな!凄かった!感動した!」と声をかけました。
みんな、一皮むけて自信がついた、素晴らしい輝いた顔をしていました。
明らかに、個人として、チームとして成長していました。試練から学んだのです。

そして、「なんで一試合目と二試合目があんなに違ったん?一試合目の後で、皆で何を話し合ったん?」と質問しました。すると、「とにかく強気で行こう!と皆で決めてん」という返事でした。

二試合目、子供たちは「絶対積極」を実践していたのです。
心が絶対積極となり、それがプレーに表れていました。声や顔の表情にも出ていました。
誰一人、怖がるプレーをしていませんでした。
また、怒りのように感情を高ぶらせるのではなく、冷静でもありました。
彼らは「無念無想」「無心」「無我」だったと思います。

そして、チームで一つの「絶対積極の塊」になっていたのです。
そのチーム全体の絶対積極心から出る凄まじい波動が、強豪チームの選手をタジタジにさせ、応援している私たちを感動させたのだと思いました。

またもや、子供たちに教わりました。
みんな、ありがとう!

火曜担当…坂本欣也




2013年6月24日(月)
マインドフルネス瞑想法                               月曜担当…池田光

アメリカで流行している瞑想法に、マインドフル瞑想法というのがあります。創始者は、カバット・ジンさんで、何冊か翻訳されています。
 
先月から、この瞑想をしている方と出会い、二人で期間限定的な勉強会を始めることにしました。
マインドアルネスとは、一言で言えば「気づき」です。
あるがままの物事に、
① 意図的に、
② 現在の瞬間に、
③ 非価値判断的に、
注意を払うことによって現われてくる気づきです。

それを感じるワークとして、「1粒のレーズンを食べる」というワークをしました。次の手順で、一粒のレーズンを食べます。
①持つ ~掌か指でつまむ
②見る ~目で表面を調べる
③触る ~指の間で回転
④匂いを嗅ぐ ~鼻の下にもっていく
⑤置く ~口の中に置く、転がす
⑥味わう ~噛む準備、一噛み、二噛み
⑦飲み込む ~飲み込む意図の感知
⑧追跡する ~胃に落ちていくのを感じる

このようにすることで、生きるモードが変わるのです。
ふだんは、我々は作業しているような「Doing mode」にいます。これを「Being modo」に切り替えるのです。この切り換える手段が瞑想なのです。

私は、マインドフル瞑想法は、ヴィパッサナー瞑想法(観の瞑想法)に相当すると思っています。

彼女からは宿題をたくさん出されて大変なのですが、月一回の勉強会を通して、僕なりに瞑想を体系化したいと考えています。

月曜担当…池田光




2013年6月22日(土)
『日本人なら知っておきたい日本文学』                   土曜担当…浜本美佐子

前回ご紹介した『日本人の知らない日本語(※)』(蛇蔵&海野凪子著)の続編らしき本を目にし、読んでみたら面白かったのでまたまたネタにさせてもらう。
(※)外国人留学生相手に日本語教師を務める海野凪子さんのこぼれ話―というよりも苦労話(!?)―に、イラストレーター蛇蔵さんが漫画を描いたコミックエッセイ。

海野先生は、日本語学校で文学史についても話すことがあるという。蛇蔵さんと古典文学の「あまり有名じゃないけど、ちょっとおもしろいこと」を話し合い、手軽に学ぶことを目的にした「コミック新書」にまとめたのが、今回ご紹介する『日本人なら知っておきたい日本文学』。
『枕草子』『大鏡』『紫式部日記』などの平安文学を中心に、その作者の人となりを描いている。

このほど世界記憶遺産に登録された『御堂関白記』は、平安時代に栄華を極めた藤原道長(966-1027 平安時代中期の延臣)の著書で、自筆本が現存する世界最古の日記といわれる。同書は、『御堂関白記』をベースに「男の夢コンプリート藤原道長」として以下のように紹介している。

紫式部の『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルという説(他に、源融・みなもとのとおる、という説も有)もある道長は、平安時代の男の夢―①公家のトップになる ②娘を天皇の后にする ③娘が男の子を産む ④その子をさっさと天皇にする ⑤後見人になる―を全て叶えた。
道長は、当時の権力者・藤原兼家の三男(異母兄弟を含めるともっといた)だったので、特に公家のトップになるのに苦労したという。継承の順番は、兼家の長男・道隆がトップ。「病気する姿も美しい」と歴史に残る色男だそうな(会ってみたい!!)。二番手は次男・道兼。特徴は髭が濃い(って、それだけかいっ)。三番手の道長について、父・兼家は「度胸は一番。日記書かせたら誤字脱字も多いが、細かなことを気にしない大らかさが魅力」と言ったとか。ちなみに、「崩給 ほうじたまふ」を「萌給」と間違ったらしい。海野先生もしっかり「萌えてどーすんだ」と突っ込んでいた。
さて、その出世レースだが、長男・道隆、次男・道兼が相次いで死ぬ。最後は、道隆の息子・伊周(これちか)と争い、一条天皇の判定へと持ち込まれた。天皇は、大好きな妻(『枕草子』でおなじみの中宮・定子)の兄・伊周と、母・詮子の弟・道長の間で迷い、「母が怖いので、道長に決めた」という。
波乱含みの出世レースを勝ち抜いた藤原道長の栄華は、孫を何人も天皇にして藤原家を磐石にした実績からも明らかである。世界遺産・平等院は、道長の別荘が元だそうだ。

ところで、道長の歌「この世をばわが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば(この世は自分のためにあり、満月も欠けることはない)」は有名である。実は、道長が酔っ払って作ったため記録に残さなかったのに、仲の悪かった部下・藤原実資(さねすけ)が、日記に書いたため広まったらしい。

120ページ程度の「コミック新書」なので、すぐに読め、ギャハハハと笑えたが、主な参考文献だけで70冊以上というから、著者は、さぞかし苦労して纏めたのだと思う。

土曜担当…浜本美佐子




2013年6月21日(金)
鬼の目にも・・・?                                  金曜担当…小笹正洋

心のやさしい赤鬼が、
村の人たちと仲良くしたいと思っていましたが、
なかなか上手くいきません。

何とかその願いを叶えてやろうと
青鬼は知恵を働かせて、
村の人たちに一芝居打つことになりました。

それが大当たりし、
赤鬼は村の人たちと仲良しになりましたが・・・


「ないたあかおに」(浜田廣介著)という絵本です。


美しくも切ないエンディングを迎えるのですが、
鬼たちの仲間のために尽力する熱い思いと、
それに感じ入る姿が、子供にでも分かるように
描かれています。


今のような世の中だからこそ、
余計に染み入るお話だなと思いました。

金曜担当…小笹正洋




2013年6月20日(木)
キザキザ                                     木曜担当…西端努斗夢

本心庵(http://www.honsinan.jp/index.html)から出版されている立花大敬さんの『しあわせ通信第一集 心はゴムひも』から『しあわせ通信第八集 法華経講義』までを読み返す機会があり、あらためて多くの気づきや感動がありました。
その中にある、「神様の壺」というお話しは、何度読んでも心が軽くなる、私のお気に入りの一つです。

神様が持っていた黄金の壺が地上に落ちて割れ、その破片が私たちで、人生を通して成長し、前よりも一回り大きく、より美しくなった黄金の壺に戻ろうとしているというお話です。(詳しいストーリーは、本をお読みください)
その中で、立花大敬さんは次のように言っています。


「私たちは、もと壷の一片、一片の破片なのですね。その一つ一つの破片が、地上での嬉しい事、腹立たしい事、哀しい事、楽しい事…、様々な体験を重ねつつ、次第に大きく成長してゆくのです。どんな形に成長すると思われますか。よく間違っている人がいるんですね。ギザギサを削って、円くなるのが成長だと思っている人がいます。それは間違いなんです。そのギザギザのまま、その形のまま大きくならなければなりません。そうしないと、破片と破片がピッタリはまって、ピシッとすき間のない壷が完成しないでしょう。『君には、コレコレの欠点がある』なんて、よく言いますが、欠点というのは実は個性であって、破片のギザギザなんですね。そのギザギザがあるから、他の破片とピッタリはまるんですから、それを無くそうなんて思ってはだめなんです」


ギザギザだらけの私は、この言葉に何度も救われています。

木曜担当…西端努斗夢




2013年6月19日(水)
大八木明先生                                    水曜担当…沢井淳弘

5月のある土曜日に、私は、京都で「天風式の瞑想」についての
講義・実習をしました。
大八木明先生の主宰する「健康を語る会」の招請をうけて、
嵐山のほうへでかけました。
参集されました皆さん、とても熱心に私の話を聞いてくださり、
私はとても嬉しかった。

大八木先生という方は、京都では有名なお医者さん(開業医)で、
天風哲学のすぐれた実践者であり、しかも「健康を語る会」で
天風哲学のお話を、何年もされているのです。

大八木先生は、医学の立場から天風哲学の実践を語られるので、
説得力があります。
大八木先生は、京都大学で医学博士の資格を取られました。
すぐれた研究者でもあり、2冊の著書は日本図書館協会の選定図書
にえらばれています。

大八木先生は、天風式の瞑想を、毎日熱心に朝夕実行しておられます。                                
ですから、いつも意識は明澄で、なにかとても楽天家のようです。

私はこれから京都で、大八木先生とごいっしょに、いろんな行事を
したいと、期待に胸を膨らませております。

水曜担当…沢井淳弘




2013年6月18日(火)
「6月潜学講座報告」                                火曜担当…坂本欣也

6月15日の潜学講座の報告をいたします。
今回のテーマは、「心身の健康」でした。

第一部は、沢井学監の「健康を確保するための自然の法則」と題したレクチャーで、天風哲学の心身統一法を体系的に分かりやすく整理していただき、全体が明るく俯瞰できた気持ちになりました。このような体系的整理をされたのは、沢井学監が初めてだそうです。

心身統一の心と体の整理
① 心の持ち方:積極的、プラス思考、明朗快活な心の状態
② 心の使い方:集中、精神統一、意識が明瞭であること
③ 体の持ち方:自然法則に合った合理的、科学的な食事や運動などで身体を保つ
④ 体の使い方:段階的訓練をしながら、身体を使う

各種心身統一法の効能の整理(上の番号が関連するポイントです)
・潜在意識の改善法・・・・・・①
・プラス思考の実践法・・・・・①
・クンバハカ密法・・・・・・・・・①③
・プラナーヤーマ密法・・・・・・①③
・呼吸操練法・・・・・・・・・・・・③
・天風式ヨーガ体操・・・・・・・①③④
・セルフマッサージ・・・・・・・・③
・瞑想・・・・・・・・・・・・・・・・・①②③
・言葉の暗示・・・・・・・・・・・・①

食事のとり方、病気に対する積極的な心の持ち方などについての、沢井学監の体験談に基づくお話が、また味わい深く、いつもながら楽しくレクチャーを聴かせていただきました。
私が一番印象に残っているものの一つは、「現代文明は分化に向かっているが、それを統合し得る方法が瞑想である」という言葉です。最近私は瞑想を日々実践していますが、最近感じていた感覚を言葉にしていただき、ハッといたしました。

第二部は、池田塾長による「『論語』郷党第十を読む」と題したレクチャーでした。
まず、論語の成り立ちや構成のされ方についてのお話しがあり、沢井学監のお話しのように全体像を俯瞰できスッキリした気持ちになれました。論語全約500章=20篇×平均25章。竹簡の束でまとめられたが、長い年月の間に、解けてバラバラになったものもあり、章の順番は無秩序であるとされている一方、朱子学では全て体系立っていると考えている。

本題は、郷党第十からの5つの章の抜粋で、祭祀の際の食事のとり方が中心で、当時の祭祀の様子や食事に対する考え方や詳細な食べ方を学ぶことができました。

個人的には、最後のまとめが印象的でした。内面(心)と外面(身)の相互作用で、礼や健康という概念も成り立っていて、行動変容を起こすには意識変容、意識変容を起こすには行動変容の両方が必要であるということが、理論的に理解できました。なかなか変化できない、習慣化されないという問題の原因でもあると考えました。

私は企業や大学で教えていますが、今回のお話しも大変参考になりました。仕事や勉強を効果的にするには、心身の健康がまず大切です。しかし、実際には不健康な職場や学校も多く存在するように思います。仕事や勉強の生産性だけでなく、人間関係、コミュニケーション、人生そのものの幸福感に直結しています。是非、今回の学びを取り入れ、私のビジョンのテーマの一つである「人と組織と社会の元気づくり」に向けて、一隅を照らす活動を更に実行していきたいと思いました。

先生方、塾生の皆様、今回も貴重な学びを有難うございました。

火曜担当…坂本欣也




2013年6月17日(月)
上半期が終わり、下半期に向かって                        月曜担当…池田光

2013年も上半期が終わろうとしています。
怒涛の半年でした。

私の場合は、誰に命じられることもなく、
自分の仕事を自分で作っているのですが、
この半年は詰め込めるだけ詰め込みました。
 
4月あたりがピークでしたが、
やがて5月末から上半期の仕事がどんどん片付いていき、
ようやく心に余裕のようなものができました。
反対に、頭の中は空っぽというか、
真っ白になっています。

どの仕事もそのプロセスにおいてはベストを尽くしたつもりですが、
出来栄えは決してベストではありません。
成果物を見ると、いくつも不満点があります。
この成果物がベストなものになったら、
私は自分を「プロ」と呼びたいと思いますが、
その日は来そうにありません。
つねに挑戦しているということでしょう。

7月からは、毎月一本ずつ、パングローリング社から、
私のビジネス名言シリーズがオーディオブックになって発売されます。
・本多静一 人生を豊かにする言葉
・安岡正篤 こころを磨く言葉
・船井幸雄 未来をつくる言葉
・渋沢栄一 逆境を生き抜く言葉
の4作品です。
これをBGMのようにしながら、
心に秘めている下半期の仕事をやりあげたいと思います。
まだ、手もつけていないのに、
できあがった成果物が頭に浮かんでいて、
これが半年後には実在のものになっているのかと思うと、
楽しみでしかたありません。

月曜担当…池田光




2013年6月15日(土)
『日本人の知らない日本語』2                         土曜担当…浜本美佐子

 今回は、『日本人の知らない日本語(※)』(蛇蔵&海野凪子著)より、「まちがいだらけのバイト敬語」を。私も常に気になっていたので、ウンウンと頷きながら読んだ。
(※)外国人留学生相手に日本語教師を努める海野凪子さんのこぼれ話―というよりも苦労話(!?)―に、イラストレーター蛇蔵さんが漫画を描いたコミックエッセイ。読んで面白いだけでなく、あまり知らないことには、きちんと解説がある。

 海野先生のもとに、歩み寄ってきた中国人留学生は、母国で日本語を学んでいたため、敬語を使えるが、常に丁寧さMAX。以下、2人のやりとり。
中国人留学生:「先生様、先生様、この度は私のレポートにお言葉をご記入くださり、ありがとうございます」
海野先生:「(私は王様か何かか)先生に、様はいらないから」 
中国人留学生:「かしこまりました」
海野先生:「(ここは店か)そこは、わかりました。状況に合わせた敬語の使い方が課題ですね。日本人の会話を聞いて学ぶといいですよ」
中国人留学生:「ハイ!!」

 ―と言ったものの (喫茶店での日本人アルバイト店員とのやりとりに場面が変わり、一抹の不安を覚える海野先生)
日本人店員:「ご注文の方、以上でよろしかったでしょうか」 
海野先生:(「ご注文は以上でよろしいですか」と言って欲しい……)
 解説 「~の方」は、①比較 「AよりBの方が好き」 ②ぼかし 「東京の方から来ました」の時に使うもので、<何にでもつければ丁寧になる>魔法の言葉ではありません。

日本人店員:「こちらパスタになります」 
海野先生:(これも学生に聞かせたら、「パスタに成るんですか!? じゃあ今は何」って突っ込まれるぞ)

日本人店員:「お会計 千円からお預かりします」 
海野先生:(絶対言うと思った)
 解説 この言い方だと、「千円から何かを預かる」という意味になります(店員が千円札から何かを預かっているイラスト付き)。“私”から千円を預かるんですよね

「ご注文の方、以上でよろしかったでしょうか」の件を読み、「消防署の方から来ました」と言って、消火器を高く売り付けるという詐欺が一時流行ったことを思い出した。この詐欺師は、②ぼかしの表現という、正しい日本語を使っていたのだと実感したのは、私だけだろうか?

土曜担当…浜本美佐子




2013年6月14日(金)
つながり・・・                                     金曜担当…小笹正洋

私の命は宇宙が始まったときから
ずっと進化しながら続いてきた
生命の一部だという事。

みんな同じ宇宙の進化の中で生まれた
かけがえの無い命だと考えたら、
誰の命が大事で誰のが大事じゃないとか、
そんな事は全く考えなくなります。

みんな一つにつながった
大きな宇宙の一部なんだと
私は思います。



映画「はやぶさ」のエンディングでの演説ですが、
すごくよい響きに感じたので、
このシーンを何度も繰り返し観ました。



この後にどんな言葉を続けるでしょうか?



これから先も、ずっと先も、
時間も場所も超越して、
つながりを保ち続けるでしょう。


こういうのも、よいかなって
感じました。

金曜担当…小笹正洋




2013年6月13日(木)
万年筆                                      木曜担当…西端努斗夢




10日のブログで池田塾長が愛用の万年筆を紹介されていましたので私も・・・


左端が「ペリカン1935」で、ドイツのペリカン社から1935年に「ペリカン101」という名前で売り出された万年筆の復刻モデル。
左より2番目が「モンブラン146」で、キャプに猫の蒔絵が施された世界に1つしかない万年筆。
3番目が「パーカー デュオフォールド」、右端が現代の名工・ペン先職人の長原宣義さんの作による竹製万年筆です。

それぞれに、手に持った感触や書き味が何とも言えず、その違いを楽しんでいます。
また、「ペリカン1935」にはブルー、「モンブラン146」には濃いグリーン、「パーカー デュオフォールド」にはパープル、長原宣義さん作の万年筆にはブラックのインクを使い、色の違いも楽しんでいます。

同じ筆記用具でも鉛筆やボールペンと万年筆や筆とでは大きな違いがあるようで、後者は、書いていると心地良くなってきて、どんどん筆が進むから不思議です。

このブログも万年筆で書いたら、もう少し長い文章が書けるかも?

木曜担当…西端努斗夢





2013年6月12日(水)
水村喜一郎さん                                 水曜日担当…沢井淳弘

水村喜一郎という絵描きさんがおられます。
水村さんは、私の兄弟弟子で、ともに天風の講話を
大阪や京都で聞きました。
当時、私は大学生で、水村さんは中学生でした。

水村さんは、腕白な小学生のころ、送電の高圧鉄塔にのぼって、
遊んでいて感電し、両腕を付け根から失った人です。
重度のハンディを背負って、人生をいきなければならなくなり、
子供の頃は、苦しい思いがあったことでしょう。

水村さんは、中学生のとき、直接天風に面会して話をされた。
そのときの感動を見事な文章で、書いておられます。
天風先生は、
「まるで紅顔の美少年が、そのまま齢をとったような人だった」
「元気溌剌として、眼の澄んだ人なので、ビックリ仰天した」
というようなことを書いておられます。
(今、手元に水村さんの本がないので、私は記憶をたどって書いている)
そして
天風は水村少年に
「おれに会ったんだから、もう心配するな」
と言われて、その人生を励まされたとか。

そして、水村喜一郎さんは、筆を口にくわえて、足で絵具のチューブから
絵具をしぼりだして、油絵をみごとに描きます。
しかも、水村さんは「障害をもつ画家」という暗いイメージとは
全く違う明朗快活な人です。
水村さんの作品は、画壇でも高く評価されています。

水曜担当…沢井淳弘





2013年6月11日(火)
「住めば都」                                     火曜担当…坂本欣也

私の自宅は飛鳥村の近くです。
飛鳥の石舞台の横から隣の桜井市まで、数年前に素晴らしい道が開通しました。
その峠を越えたところに、談山神社があります。
大化の改新の中大兄皇子と中臣鎌足が、蹴鞠で出会った場所でも有名です。

この週末は久しぶりの休みで、一人車を走らせて談山神社までドライブに行きました。
新緑が美しく、山並みがくっきりと青空に映え、山の空気を吸っているだけで、心が洗われてくる思いでした。

気持ちよさそうな公園を見つけて、読書をしたり、瞑想をしたり。
そして、気が付けば気持ちよく眠っていました。

自宅からこんな近くに、歴史的にも、自然環境的にも、そして磁場的にも、こんなに素晴らしい場所がある。
この地に生まれたことを、つくづく幸運に思いました。
田舎ですが、住めば都です。
そういえば、飛鳥はかつて本当の都でしたが。

火曜担当…坂本欣也




2013年6月10日(月)
机のうえの小物⑤                                   月曜担当…池田光




写真が悪くて見にくく、どれも同じように見えると思いますが、今回は、僕が気に入っている万年筆を少し。


■モンブラン カール大帝(上の写真)
モンブランでは、毎年、作家シリーズとパトロンシリーズを一本ずつ発表しています。
カール大帝は、2000年に発表されたパトロンシリーズの万年筆で、僕はこのねじれたようなボディーのフォルムに魅せられて、一時期、よく使っていました。でも、ちょっと重いんですよね。

■モンブラン149  螺鈿の細工入り(中の写真)
モンブランの代表格が、149ですが、僕はこの万年筆に、蒔絵の作家さんに螺鈿の細工を施していただきました。また、極太にするためにペン先を2枚重ねるという細工をしています。極太にしたのは、サインをするためですが、そんな機会はあまりなく、万年筆もいつの間にか眠ったままになっています。

■万年筆博士の万年筆(下の写真)
理想の万年筆を求める旅をして、最後にたどりついたのが、何の変哲もない鳥取の万年筆博士の万年筆です。平凡です。
あるとき、一流好きの社長さんが本にサインをされるという場面があり、筆記具がなかったので、僕はこの万年筆を差し出したことがあります。
すると、
「これは、あかん」
と、その社長は、その万年筆を見ておっしゃられました。
おもちゃのような万年筆に見えたのだろうと思います。
「万年筆はやはりモンブランでなければ…」
という社長の心の声が聞こえたように思いました。
それほど、平凡な万年筆です。
ところで、僕はいつもこの万年筆を持ち、この万年筆を使っています。

月曜担当…池田光